SGH日誌
東京海上日動火災保険株式会社ジュニアインターン
12月26日(月)、27日(火)の2日間。東京海上日動火災保険株式会社との連携事業として一女生6人(1年生3人、2年生3人)が同社のジュニアインターンに参加させていただきました。26日は同社埼玉中央支店にて、午前中は会社の概要を講義していただき、午後は代理店訪問で実際の業務を体験し、さらに警察、教育委員会の方も交えて高校生の自転車乗車時のヘルメット着用についてディスカッションをおこないました。27日は東京駅のすぐ近くの高層オフィスビルにある東京の本社を訪問させていただきました。午前中は講義で保険についてさらに深く学び、企画担当の方から新しい保険の開発について紹介していただき、保険会社が保険を通して社会貢献しているということを楽しく知ることができました。午後のディスカッションでは1年生と2年生に分かれて、それぞれ担当の女性社員の方にサポートしていただきながら、新しい保険の企画案のプレゼンをして2日間の日程を終えました。
2日間を通して社員の皆様に暖かく接していただき、楽しくかつ有意義な時間を過ごさせていただきました。普段の授業では体験できない学びがあり、今後に向けて様々な刺激をいただくことができました。
参加生徒の感想(抜粋)
「普段の学校生活では学ぶことのできない、営業がどう言う仕事をしているのかということから、社員さん(社会人)の1日の流れまで知ることができました。埼玉県警や教育委員会の方とディスカッションして、大人がきちんと私たちの意見を若者の意見として聞いてくれることに感動したとともに改めてこの社会に生きているのでその義務として社会で起こっている問題を自分たちで考えることが大切だと気付かされました。また2日目の東京本社では保険についてゼロから作り上げるという開発業務を行い、自分たちが普段学んでいることはこういう時に役に立つのだと実感できました」
「私は参加する前まで保険の仕組みについてほとんど理解できていなかったので1日目の説明に加えて2日目の実例の説明を受けたことで、保険に対する理解が深まりました。特に、生命保険や事故の保険以外に洋上風力に対する保険は、現代の風潮にあっているし新しくできたものということで印象的でした。また、保険会社の中でも新たな保険を開発する人やそれを売る人がいたり、掛け金などの計算をする人がいたりして見えていないところで多くの人が携わっているのだなと感じました」
三菱UFJリサーチ&コンサルティング×浦和一女
三菱みらい育成財団のメールマガジン(1231号)に、本校における活動報告が掲載されました。2022年9月13日(火)及び10月15日(土)に実施された内容です。
「女性のライフプランニングを生徒・保護者とで考える」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の執行役員・主任研究委員の矢島洋子先生による講演等)→ メルマガ 浦和第一女子高等学校(1231号).pdf
12月20日 総合探究の時間「2年生中間発表会」
総合探究の時間もいよいよ大詰めになってきました。2月4日(土)の全校成果発表会に向けて中間発表をおこないました。今年度は2年生約120グループが探究活動をおこなってきました。スライドを作ってプレゼンの練習をおこないました。今回の中間発表は1年生が2年生の活動場所に移動して各グループのプレゼンを見学させてもらいました。1年生にとっては来年自分たちがおこなうテーマをこれから決めていくにあたり大変良い勉強になったと思います。2年生も本番前に普段とは違う顔ぶれの前で良い意味での緊張感が持てたのではないでしょうか?
どのグループもよく調べ、スライド化していました。あと1ヶ月。調べ学習では終わらせずに、具体的な課題解決の方法は提案できているか詰めてみてください。
WWL・SGHネットワーク「2022年度全国高校生フォーラム」
12月18日(日)文部科学省、筑波大学主催による「全国高校生フォーラム」がオンラインで開催され本校からも代表グループが参加しました。このフォーラムは文科省が実施しているWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業及びSGH(スーパーグローバルハイスクール)ネットワークに指定された国内の高校と海外の高校との探究活動を通しての交流会です。本校はSGHネットワーク指定校としての参加です。前半は今年取り組んできた社会課題の解決や提案を英語によるプレゼンテーションにより発信しました。
本校からは2年5組の谷口さんと柳瀬さんが
「Improving self-sufficiency rate of food in Japan」のテーマでプレゼンテーションをおこないました。日本の食料自給率を上げるためにも若者の農業に関する関心を高めて就業者を増やすための方法を提案しました。参加した大学の先生や他校の生徒からも大切な視点であり、興味深い提案だとコメントをいただきました。
後半はグローバルな社会課題についての英語によるディスカッションを全国の高校生とおこないました。
参加した二人は「英語によるプレゼンやディスカッションは難しかったけど楽しかった。英語の勉強をもっとがんばろうという気持ちになった」と話していました。
【探究学習部】クロスカルチャルトーク (三菱みらい育成財団助成事業)
11月12日(土)午後、本校で恒例のクロスカルチャルトークがおこなわれました。
東京外国語大学の留学生にオンラインで参加してもらいグループに分かれてディスカッションをおこないました。
留学生はブラジル、韓国、タイ、イタリア、ミャンマー、インドネシア、フィリピンからの12名が参加しました。英語によるディスカッションで最初は緊張していた参加者も次第に慣れてきて、積極的にコミュニケーションをとることができました。Session1では自己紹介とお互いの国の紹介をおこないました。食べ物など身近な話題で盛り上がりました。Session2ではそれぞれの国の社会的な問題についてテーマを設定して話し合いました。ジェンダーについての比較、海洋汚染への対応、人種問題と差別、国際理解などのテーマで話し合いがおこなわれました。Session3では話し合いについてスライドを作成してグループごとに英語によるプレゼンをおこない、情報の共有をおこないました。
英語によるコミュニケーションの難しさを実感するとともに、異文化に触れる面白さも実感できた半日でした。ますます、英語学習へのモチベーションが高まったことと思います。