SSH

浦和一女のSSH

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進します。また創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施します。 (国立研究開発法人 科学技術振興機構のホームページより)

一女のSSH

 一女は、平成16年度より3年間、県内公立高校としては最初にSSHに指定されました。その後2度の継続指定(各5年間)を経て、平成29年度から4期目として、新たに5年間の指定を受けています。

 

第Ⅳ期 平成29~令和3年度 研究開発テーマ
The Next Century Adventure for Scientifically-minded Leaders
~次の 100 年を切り拓くリーダーの育成~

PDF版はこちら(SSH事業概念図.pdf)

入学許可候補者配布資料(R2.3)(浦和一女のSSH.pdf)

 

SSH日誌

SSH お茶の水女子大学 夏の研修会

8月17日(火)、18日(水)にオンラインにてお茶の水女子大学の特別講義を受けました。講座以下の通りです。

講座1「長座ゼロの無限」講座2「コンピュータ・グラフィックス」講座3「接続る(つながる)・発展る(ひろがる)」講座4「常識にとらわれない新しい分子を創る」講座5「身近な材料で体験する、酵素の働きを検出する方法」講座6「ヒトゲノムがわかって何がわかるの?」講座7「マウスの脳画像から情報の流れを見える化し、規則性を発見しよう」講座8「パスタで橋を架ける」

コロナ禍の昨今、様々な工夫の下、生徒たちは科学的教養と検証方法を身につけ、研究する素養を養っています。

 

7月のSSHフィールドワーク(1,2年生)

7月下旬、緊急事態宣言が発令される前に、本来2泊3日の予定を1泊2日に変更し、新潟県糸魚川市でSSHフィールドワークを実施してきました。生徒たちは「一人一人が学ぶ環境を作り」「謙虚な気持ちで自然と向き合い」、新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら、フィールドワークに取り組みました。大まかな行程は以下の通りです。

 【1日目】フォッサマグナミュージアム:学芸員さんによる講義、館内見学 → フォッサマグナパーク見学:フォッサマグナパークは、糸魚川-静岡構造線を人工的に露出させた断層見学公園です。枕状溶岩(枕が積み重なったような模様がある溶岩)を観察し、その後、断層破砕帯をはさんで、東側の約1600万年前の岩石(右手)と、西側の約2億7000万年前の岩石(左手)が接している大地の境界を見学しました。夕食後は 碓井先生の星空の楽しみ方研修を受けた後、雲間からの観察ではありましたが、星空散策を実施しました。

【2日目】フォッサマグナミュージアムの学芸員さんにご案内いただきながら、フィールドワークを実施しました。弁天岩ジオサイト:弁天岩(航海安全の神である市杵嶋姫命が祭られている。頂上に灯台がある島。)に渡り、溶岩の破片と火山灰からできた火山噴出物を見学しました。→ 親不知ジオサイト:親不知コミュニティロードを歩きながら海岸地形や凝灰岩露頭の観察を行い、その後、当時(大正元年)最先端の土木技術を駆使して造られた旧北陸本線の親不知レンガトンネルを通り抜けました。→ 親不知ピアパーク:海岸での岩石採集を行い、石の標本作成等を試みました。スコールに見舞われることもありましたが、生徒たちは様々な石を拾うことができ、貴重な体験の場となりました。主体的で深い学びが体感できました。

 

【SSH】英語を使った科学プレゼンテーション

6月19日(土)13時30分より、視聴覚室にて、「英語による科学プレゼンテーション」の講義が行われました。日本人宇宙飛行士のプレゼンテーションインストラクターも務めた、Gary E.Vierheller 氏とVierheller 幸代氏を講師として招き、2年生SSH選択者と学校説明会に参加した中学生の皆さんに、英語による科学プレゼンテーションの技能の極意をご指導いただきました。生徒たちは、声の強弱、アクセントの位置、話す姿勢、ゼスチャー、アイコンタクト等が、スピーチにおいて大変重要であることを学びました。そして、「教育は参加すること」「間違っても良いこと」「間違いから多くを学ぶこと」「快適な空間から飛び出すこと・・・居心地のいい場所に居続けると人間は成長しないこと」等、多くの示唆に富む言葉もいただきました。

【SSH】特別講義(お茶の水女子大学)

 6月12日(土)10時~16時、本校2年SSH選択生徒14名が、お茶の水女子大学 生活科学部 人間・環境科学科 環境工学研究室にて「水の脱色法」の特別講義を受講してきました。前半は大瀧雅寛教授から、工学の目指すところの説明と、水環境の浄化技術について、レクチャーを受けました(目指すところ:化学・生物・物理・数学をツールとして使い、実社会に必要なものは何かを探り、提案すること。すなわち、総合サイエンスであること。)。後半はメカニズムの異なる3通りの脱色実験(活性炭吸着処理、光触媒処理、オゾン処理)を試み、着色水が脱色される様子を吸光スペクトルの変化によって調べました。生徒たちは体育祭の疲れも感じさせないほど、集中して実験に励んでいました。その中で「数値化して、予測して、先を見通すことの大切さ」を学びました。また、今回行った水処理を実際の浄化技術に実用化させる際、どのような工夫が必要であるかについても、考えを深めました。歴史的建造物であるお茶の水女子大学本館において、大変充実した時を過ごすことができました。

 

 

 

【SSH】特別講義「摂食嚥下リハビリテーション」

 6月9日(水)16時~18時、視聴覚室にて日本大学歯学部摂食機能療法学講座 植田 耕一郎 教授の特別講義「摂食嚥下リハビリテーション ~穏やかに、心豊かな一日の積み重ね~ 」が行われました。植田先生は、長年、摂食・唾液リハビリを研究するパイオニア的存在の方で、口腔ケアの重要性をご講義くださいました。また、最先端医療だけではなく「かかわりの医学」の大切さも話されました。そして、「自分が見た、聞いた、触れたものを基軸にして、判断することが、これからはより求められる」「未来の自分のために、ワクワクすることがあればチャレンジする」等、生徒に多くのエールを送ってくださいました。