SSH

浦和一女のSSH

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進します。また創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施します。 (国立研究開発法人 科学技術振興機構のホームページより)

一女のSSH

 一女は、平成16年度より3年間、県内公立高校としては最初にSSHに指定されました。その後3度の継続指定(各5年間)を経て、令和5年度から5期目として、新たに5年間の指定を受けています。

 

第Ⅴ期 令和5年度~令和9年度 研究開発テーマ
科学技術・イノベーションで世界を牽引する魅力あるリーダーの育成

概念図PDF版はこちら→(概念図)05_埼玉県立浦和第一女子高等学校.pdf

説明資料(R6) 入学許可候補者配布資料(一女のSSH).pdf

SSH日誌

【SSH】1年生 グループ課題研究発表会&関東近県合同発表会

SSH1年は昨年9月からグループ別の研究活動に取り組んでいました。

この活動は5~6名のグループに分かれて,本校理科教員の指導のもと様々な分野の研究活動に生徒主体で取り組むものです。

 

2/10には本校職員,および保護者を招き,発表会を行いました。

発表後には質疑応答が行われ,終始活発な議論がされていました。

 

また,3/24には工学院大学にて関東近県SSH指定校合同発表会に参加し,生徒はポスター発表を行いました。

他校との交流により生徒は様々な刺激を受けたことと思います。

 

これにて令和5年度のSSH1年の活動は終了しました。

勉強と部活動だけでも十二分に忙しい一女生活の中で,最後までやり遂げたこのSSHの経験が,将来に何らかの形で活かされることを望みます。

4月からはSSHを継続する12名の生徒が,個人研究をメインにこれからも活動を続けます。

今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

【SSH】1年生 埼玉大学特別講義「化学に関する実験実習」

SSH1年生は8/22(火)に埼玉大学にて特別講義「化学に関する実験実習」に参加しました。

この講義では化学に関わる次の3つのテーマに分かれ,それぞれ埼玉大学の先生から直接ご指導を頂きました。

  1. 物理化学分野「太陽電池をつくってみよう」(工学部電気電子物理工学科 石川先生)
  2. 有機化学分野「におい分子と素材のかおりおよび身近なものからのにおい成分の取り出し」(理学部基礎化学科 長谷川先生)
  3. 無機化学分野「コバルトイオンの色変化と化学平衡」(理学部基礎化学科 藤原先生)

今回の活動で生徒たちは初めて「研究活動」に触れました。秋以降からは物化生地のグループに分かれてグループ課題研究をすることになります。今回得た経験を活かしてくれることを期待しています。

【SSH】1年生 日本科学未来館見学

SSH1年生は5/27(土)に日本科学未来館へ見学に行きました。今年度のSSH参加者は58名で,今回が初めての課外活動でしたが,今後夏に1泊2日で行うフィールドワークに向けた良い活動となりました。

班別に館内を見学し,その後は現地にてレポートの作成に励みました。

今後も東京大学駒場キャンパスの研究室訪問やフィールドワークに向けた事前学習など盛りだくさんの活動となっています。
未来館前での集合写真

見学の様子まとめレポートの作成

【SSH】2年生ラボツアー

8月1日(月)~2日(火)、東北大学にて、SSラボツアー東北大学研修を行いました。
大学の施設・設備を使わせていただき、研究室見学や特別講義・実験を受講しました。

【1日目】
午前は理学研究科物理学専攻および化学専攻の研究室を見学しました。
物理学専攻ではレーザーを用いた超高速分光の研究室を訪問し、実際の装置を見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 


化学専攻ではソフトを用いて最適な分子構造を計算する操作を体験したり、放射化学研究室では霧箱を見せていただきました。粒子の飛跡を実際に目にして生徒からは歓声があがっていました。
 

 

 

 


午後には工学研究科量子エネルギー工学専攻でエネルギーに関する講義を受講しました。

 

 

 

 

 

 

 

 


次に、高速中性子実験室に移動し、加速器を見学した後、実際に加速器を稼働して中性子ビームを用いた実験体験を行いました。生徒は施設の大きさと精密さに驚き、そして緊張しながら実験に参加していました。
 

 

 

 

 

【2日目】
川内キャンパスの学生実験棟を利用させていただき、種々の実験を行いました。
午前中は東北大学1年生が実際に行っている、「波の回折による物体の構造の解析」という実験を体験しました。高校ではまだ未習の分野でしたが、先生の分かりやすいご指導のもと、レーザー光を用いて細長い物体の直径を測定する実験に取り組みました。
 

 

 

 

 

午後は放射線に関する実験を行いました。半減期に関する実験や、距離の逆二乗則についての実験を行い、結果のグラフ化や、数式に当てはめての考察などに積極的に取り組みました。
 

 

 

 

 

2日間の研修で、大学の施設・設備を見学、体験することにより、生徒は最先端の研究や科学的思考、大学での学びについて理解を深めることができました。
東北大学工学研究科量子エネルギー工学専攻の藤原充啓先生をはじめとした先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

【SSH】1年生フィールドワーク

7月27日(水)~28日(木)、新潟県糸魚川市にて、SSHフィールドワークを実施しました。
新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、一人一人が学ぶ環境を作り、問題意識をもちフィールドワークに臨みました。
以下日程と活動風景です。 

【1日目】 

①フォッサマグナミュージアム
 学芸員さんによる「糸魚川で人と大地のつながりを知る」講義を受け、館内の6つの展示室(魅惑のヒスイ・糸魚川大陸時代・誕生日本列島・変わりゆく大地・魅惑の化石・魅惑の鉱物)の見学を行いました。

 

②フォッサマグナパーク
 糸魚川-静岡構造線を人工的に露出させた断層見学公園です。枕状溶岩(枕が積み重なったような模様がある溶岩)を観察し、その後、断層破砕帯をはさんで、東側の約1600万年前の岩石(右手)と、西側の約2億7000万年前の岩石(左手)が接している大地の境界を見学しました。

 

③天体観測
 夕食後、碓井先生の星空の楽しみ方研修を受け、夏の星空観察を実施しました。

 

【2日目】

①親不知ジオサイト
 親不知コミュニティロードを歩きながら海岸地形や凝灰岩露頭の観察を行い、その後、当時(大正元年)最先端の土木技術を駆使して造られた旧北陸本線の親不知レンガトンネル(670m)を通り抜けました。

② 親不知ピアパーク
 海岸での岩石採集を行い、石の標本作成等を試みました。生徒たちはヒスイを含め、様々な石を拾うことができ、貴重な体験の場となりました。

③弁天岩ジオサイト
 弁天岩(航海安全の神である市杵嶋姫命が祭られている。頂上に灯台がある島。)に渡り、溶岩の破片と火山灰からできた火山噴出物を見学しました。帰り道では、遊歩道から海岸にあるトットコ岩(糸魚川の方言で「ニワトリ」の意味。)も眺望しました。

 2日間を通して、日本列島の誕生にかかわる貴重な地質資源や鉱物資源をはじめ、豊かな自然、美しい景色、受け継がれる文化や風習など、糸魚川でしかできない主体的で深い学びを行うことができました。