SGH日誌
【探究学習】総合的な探究の時間 2年中間発表
1年間かけてそれぞれの興味のあるテーマについてグループで探究してきましたが、
11月19日と26日に中間発表を行いました。
全ての班が3~5分で発表し、相互評価も行いました。
全部で5つある英語重視班では、英語での発表となりました。
26日には、1年生が見学に来て、積極的にメモを取りながら聞いていました。
この後、年度当初からご指導いただいている西村あさひ法律事務所・外国法共同事業様、
三菱UFJリサーチ&コンサルティング様からフィードバックをいただき、
生徒の相互評価も参考にしながら、
2月8日に行われる成果発表会に向けてブラッシュアップしていきます。
1年の締めくくりとなる発表になるといいなと思っています。
【SGH】Cross Cultural Talkを実施しました!
11/16(土)の午後、東京外国語大学の留学生を招いて英語での交流事業を実施しました。
今年度はブラジル、イタリア、中国、カタールなど6か国8名の留学生にお越しいただけることになり、9月末から事前準備を重ねて本番に臨みました。
最初は生徒たちも緊張した面持ちでしたが、英語で自己紹介をしていく中ですぐに打ち解け、笑顔でコミュニケーションを取っている様子が印象的でした。
後半は社会問題について各国と日本の状況を比較しながらディスカッションし、最後には英語でのプレゼン発表を行いました。
短い時間でしたが、密度の濃い時間を過ごせたようです。
このイベントをきっかけに、英語力のさらなる向上や社会課題への意識を高めていってほしいと思います。
〈参加生徒の感想〉
・「完璧に話さなくちゃ」という意識がなくなりました!「コミュニケーションツール」としての英語の楽しさに、真に気づけた気がします。
・英語を喋るのも理解するのも全然できないと思っていたけど、英語を使わなければならない状況になると自分のもっている知識を使って思ったよりも文にすることができたのでよかった。留学生の方がおっしゃったこともほとんど理解できて嬉しかった。
・自分の知っている単語・文法だけのありあわせの英語でも留学生の方とコミュニケーションが取れて嬉しかった。留学生の方とのコミュニケーションで普段の学びを活かせて自信につながるだけでなく、自分の課題も見つかって有意義な時間を過ごすことができた。
【探究学習】総合的な探究の時間特別講義
10月8日に、総合的な探究の時間の特別講義として、
三菱UFJリサーチ&コンサルティング国際アドバイザリー事業部副部長 保阪様をお招きし、
「世界の環境・人権問題と日本企業の関わり方」という演題でお話をいただきました。
1,2年の約20名の生徒が参加し、一生懸命聞いていました。
世界で今起きている気候変動は起こるべくして起きている、という興味深い話から、
エネルギー問題や人権問題など、幅広いトピックについてのお話でした。
今後の探究活動のためにこの経験をぜひ生かしてほしいと思います。
【探究学習】サイエンス・ダイアログ
9月17日の2年生の総合的な探究の時間に、
「サイエンス・ダイアログ」を行いました。
これは、独立行政法人日本学術振興会が外国人研究者を高校等に派遣し、
英語でご自分の研究や母国の文化などについて講義をしていただくものです。
今回はトピックが「スリランカにおける母親のライフスタイルと
心理社会的要因が出生体重に与える影響について」ということだったので、
総合的な探究の時間にSDGs3「健康・福祉・衛生」について研究している
生徒を対象に、お話しいただきました。
スリランカから来られたマルシャニ先生の分かりやすい英語で、
初めにスリランカの特徴や文化などについて教えていただき、
後半には研究テーマである低体重児と母親のライフスタイルについてご説明いただきました。
すべて英語だったので、生徒は苦労しながらも、一生懸命講義を聞いていました。
また、事前にお送りした質問にもご丁寧にお答えいただき、
メモを取りながら聞いている生徒もいました。
最後に生徒が感謝の言葉を述べて、会が終わりました。
この経験が今後も生かせるといいなと思います。
【探究学習】ベトナムフィールドワーク5日目
最終日は、ベトナムのBien Hoaにある
Hisamitsu Vietnam Pharmaceautical Co., Ltd(久光製薬)を訪れました。
到着すると、会社の玄関の前に飾ってあった、一女訪問のためのバナーにまず感激しました。
そして、社員の皆さんが手を振って出迎えてくださり、生徒も大喜びしていました。
工場見学時には、あの有名なサロンパスがどのように作られるのかを、
工程ごとに詳しくご説明いただきました。
また、見学の前と後に、会社についてだけでなく、ベトナムと日本の違いなど
色々教えていただき、ベトナムの新たな一面を知ることができました。
また、日本からあらかじめお送りした質問にも大変ご丁寧に回答いただき、
生徒たちの探究学習へのヒントをたくさんいただきました。
本当にありがとうございました!
代表生徒からのお礼のスピーチをして、久光製薬を後にしました。
昼食は、市の中心部にある素敵なレストランでいただきました。
午後は、大学交流でお世話になったUniversity of Economics and Finance
の学生さんが各班に1名ずつ来てくださり、街歩きです。
生徒は、近くのスーパーに行ってお土産を買ったり、カフェでベトナムコーヒーを飲んだりして、
3時間半を楽しく過ごしてホテルに戻ってきました。
集合後、夕食会場に移動しました。
ベトナムフィールドワークのメンバーと、ベトナムでいただく最後の食事です。
この研修に来られた幸運と、現地ガイドさん、添乗員さん、家族の方への感謝と、
研修での各自の頑張りを祝して、ジャスミン茶で乾杯しました。
そして、日本に帰国するために、空港へ向かいました。
この5日間の研修で多くのことを学んできました。
総合的な探究の時間の中だけでなく、日本とベトナムの架け橋になれるよう、
今回感じたこと、得たことを今後に生かしていきたいと思います。