SGH日誌

SGH全校講演会が開かれました

2月12日(金)、SGH全校講演会が開かれました。

今年の内容は映画『ソニータ』の視聴とフォトジャーナリストの安田菜津紀氏のトークセッションでした。

『ソニータ』は、アフガニスタン難民の少女がラッパーになるという夢を追う姿を捉えたドキュメンタリーで、望まない結婚を強いられる児童婚や難民などの問題について考えさせられる作品でした。

映画視聴の後で、安田菜津紀氏(NPO法人Dialogue for People)所属フォトジャーナリスト)のトークセッションを行いました。『ソニータ』の映画で描かれた児童婚や、取材で訪れたシリア難民特に子供たちのおかれた状況など、貧困とジェンダーを視点にお話しをしていただきました。東北大震災の被災者の話も交え、「自分の役割」について考えることの重要性を語られていました。世界中の弱者をカメラにおさめてきた安田氏の話に多くの生徒が感動していました。講演終了後も、直接話を聞きたい生徒が集まり活発な質問が出されました。SDGsの究極の目標である”No One Left Behind” ということを感じてくれたのではないかと思います。有意義な学びの場となりました。

【生徒の感想】

 ●ソニータを通して、家族の生活を守るために同じくらいの女の子が望まない結婚を強いられる現状と心境を知り、とても心が痛んだ。ソニータの歌に「産んでもらった恩にどう報いればいいの」という一文があった。この言葉が私の心に残った。安田さんのお話の中で、家族と引きはなされる女の子や右足を切断された女の子の話があったが、罪のない子供たちが人生を翻弄され生きている。自分はこんなにも恵まれた環境の中で自分の置かれた立場に安住してはいないだろうか。安田さんのお話にもあったように、お互いの役割を持ち寄って、少しでもソニータや傷づけられた女の子たちを救いたい。一人一人が他者のことを考え、自分にできることをやっていきたいと思った。

 

 

 

Cross Cultural Talk アフリカ版 が行われました

 

1月23日(土)の放課後、「Cross Cultural Talk アフリカ版」が行われました。

これは、あしなが育英会の援助で日本の大学に留学しているアフリカ、サブサハラ諸国の大学生と一女生が交流する企画です。今年はオンラインで行われました。参加した留学生の出身国はナイジェリア・コートジボワール・レソト・マダガスカル・ウガンダ・シエラレオネの6カ国でした。

留学生ひとりに対して生徒3~4名でグループを作り、ディスカッションおよび発表スライドの作成とプレゼンテーションを行いました。

【参加した生徒の感想】

・留学生の方から言われた、「日本ではチャンスがたくさんあるのだから、何にでもチャレンジすれば、何にでもなれる。それが女性進出の鍵だ」と言う言葉が心に響きました。

・参加したことで、ナイジェリアのことを身近に感じるようになった。新聞でナイジェアの記事があると必ず読むようになった。#endSARSに賛同するなど、日本にいてもナイジェリアとは簡単につながれる。また、日本人の行動がナイジェリアに影響しているということも知った。今までは無意識のうちにアフリカと距離を作っていたのだと気づいた。

・自分とは異なる文化を持つ人と語りあえたのはとても刺激的でした。イジキエルさんは自分の国の問題に向き合い、それを解決するために日本に来たと聞きました。私も自分の国や世界に少しでも貢献できるように学んでいきたいと思いました。また、普段学校に行って学習できることは幸せなことなのだと実感しました。

 

 

 

ベトナムの大学生とオンラインで対話しました

 1月30日(土)、ベトナムの大学生とのオンライン対話が行われました。

本来はベトナムを訪問してフィールドワークを行う予定でしたが、コロナ禍で中止となってしまい、その代わりとして対話が実現しました。

一女からは、日本国内のベトナム人技能実習生の問題について探究しているグループが参加しました。まず発表を聞いてもらい、その後で意見交換が行われました。

これまでの探究の成果を直接現地の人に聞いてもらえる貴重な機会となりました。

 

 

 

Cross Cultural Talk が行われました

11月21日(土)の午後、東京外国語大学の外国人留学生と英語で交流をする「Cross Cultural Talk」が行われました。例年は留学生に来校してもらって直接話すのですが、今年はコロナウイルス感染防止のため、オンラインで一女と留学生をつないで実施されました。外語大の留学生なので、当然日本国内にいると思っていたところ、南半球のエクアドルや、ロシアのサンクトペテルブルクから参加した留学生もいて、距離が関係ないというオンラインの利点を改めて感じました。

画面越しでかつ英語での対話なので、話が途切れないかどうか心配していたのですが、身近な話題からおしゃべりが始まって、さまざまな話題で盛り上がっていました。対話の後半では、それぞれの国が抱える問題など、より深くその国を理解するためのディスカッションが行われました。

対話終了後、話し合った内容をスライドにまとめ、英語で発表を行いました。どのグループも、短時間で準備したとは思えないレベルの高い発表となっていました。

 

【探究学習部より】SDGs動画が掲載されました。

本校の「総合的な探究の時間」では、生徒自身が興味・関心のあるテーマを設定して、さまざまな探究活動が行われています。

本作品は、SDGs目標の1つである「ジェンダー平等を実現しよう」をテーマにして制作されたものになりますが、大和証券のホームページにて紹介されることになりました。

 

動画『私たちは何色にだってなれる』

(URL: https://www.daiwa-grp.jp/sdgs/stakeholder/culture_art.html)

 

<作品概要>
私たちは、男女に対する決まりきったイメージがジェンダー平等の妨げになっていると考えました。
たとえば、男性のイメージカラーは青で女性のイメージカラーは赤です。他にも街中でスカートを履く男性はあまり見かけません。また、ランドセルも男の子は黒、女の子は赤というイメージがあります。髪の毛の長さで女性らしさ、男性らしさが判断されがちです。
性の在り方が多様化してきた今、男女の性別によるこのような偏見を捨て、自由に、性の隔たりなく個人の個性を見てもらえる世の中を目指していきたいという思いを込めてこの動画を制作しました。
私たちの作った動画によって少しでも今の当たり前に疑問を持つ人が増えると嬉しいです。
(3年 朝賀史織、荒井琴美)

【SGH】第2回オンライン交流会が開かれました

7月26日(日)の午後、千葉県立佐倉高校との2回目の「オンライン交流会」が開かれました。

今回はテーマとして「地域活性化」と「環境問題」の二つが設定されました。

「地域活性化」のセッションでは、主に商店街の再生が話題となり、さまざまな方策が提案されました。「環境問題」のセッションでは気候変動と感染症の流行をアグリビジネスの活動から説明しようとする試みや、フードロスを減らすための身近な取り組みなどの研究成果が発表されました。

【参加者の感想】

地域活性化について議論して、 そもそもどうすれば活性化できたと言えるのか、 商店街は地域に必要か、 など自分があまり着目しなかった点についてたくさんの意見が聞けて良かったです。 活性化の定義は人それぞれ違うことを意識できるようになりました 。地域に人を増やすのは難しいけれど、沢山の人の意見が聞ければ解決策も沢山でてくるのではないかと感 じました。

同じ問題でも、様々な見方で解決策を考えることができました。物事を考えるときの視野が広がる取り組みだと感じました。

【SGH】「オンライン交流会」が行われました

6月20日(土)午後、千葉県立佐倉高校との「オンライン交流会」が開かれました。

一女から3人、佐倉高校から4人の生徒をWEB会議システムでつなぎ、「オンライン教育の課題と未来」をテーマにディスカッションが行われました。

参加者からは、「家庭によるオンライン環境の差や機材のトラブル」といった問題をはじめとして、「直接のやりとりの少なさが問題。質問しづらい」「自立して学ぶ態度が必要。個人の意識の差が大きく出る」などの点が指摘される一方で、「配信される動画は通常の授業よりも丁寧に作られている感じがする。途中で止めて考えられるのもいい」といった肯定的な意見もありました。

将来に向けた可能性としては、「登校とオンラインの両方に利点があり、教育方法が広がるのではないか」「コロナへの対応におわらず、オンライン教育は今後の選択肢になる」「台風や災害などの時に有効なのではないか」という指摘がありました。

発言者として参加した生徒からは、「知的な対話ができた有意義だった」また、オーディエンスとして参加した生徒からは「途中から、私も対話に参加したくてしょうがなかった」という声があがっていました。

【SGH】ベトナムフィールドワーク 報告

 2月8日(土)のSSH・SGH合同研究成果発表会では、昨年7月21日(日)~26日(金)に実施した、ベトナムフィールドワークでの学習成果等の発表も行われます。それに先立ち、ベトナムフィールドワークの6日間の概要を報告します。

◎7月21日(日)1日目

 7:30成田空港に集合。9:30成田発。13:30ホーチミン着。統一会堂(旧南ベトナム政府大統領府)を見学。

 <統一会堂前にて、世界史の舞台を見学>

◎7月22日(月)2日目 

 ホーチミン郊外のドンアン学園都市にて大学生との交流。4グループごとに分かれてそれぞれについて英語でディスカッションをおこなう。1日かけての長丁場、英語によるコミュニケーションの難しさと楽しさを実感。

テーマ1 日系企業で働くベトナム人の雇用について

テーマ2 ベトナムの孤児院について

テーマ3 今のベトナムにおけるベトナム戦争の位置づけについて

テーマ4 日本人学校で学ぶ学生について

ベトナムの大学生の英語力に圧倒されながらも、様々な情報を提供してもらった。

<大学生とのグループディスカッション。ベトナムの大学生は真面目で優秀>

◎7月23日(火)3日目

 午前中、ベトナム戦争の戦跡クチトンネル見学。

<戦跡「クチトンネル」ジャングルでのゲリラ戦の跡を汗だくで巡る>

 午後、ホテルにて日本語を学ぶベトナムの高校生4人と交流。日本語学習の目的、困難な点、将来の目標などについて意見交換する。日本語を学ぶ高校生は将来はホーチミンの日本企業で働くことを希望している生徒が多いことがわかった。

◎7月24日(水)4日目

 ベトナムで活動する日本企業について学ぶ。

 午前中、日系企業のコンサルティングをしている「アイクラフト」西田さんにベトナムの経済状況や日系企業の活動状況を講義していただく。

 その後、日本のコンビニや高島屋などの日系店舗を見学する。日本との共通点、違う点を確認。昼食をはさみ午後はベトナム資本の百貨店を見学し、日系店舗との相違点を確認。

<日系のコンビニ店舗。日本と同じような、よく見ると違いも多い。(ホーチミン市内)>

◎7月25日(木)5日目

 午前中、孤児院の見学。

<民間の孤児院訪問。小学生から中学生の子供たちが生活する。社会主義国だが、格差が広がるベトナム社会の一面を実感>

 午後、ツーズー病院にて枯れ葉剤の後遺症で苦しむ人のリハビリ施設で交流。

<あの「ベトちゃんドクちゃん」のドクさんからお話を聞く。その後リハビリ施設(平和村)で重い障害をもった方達と交流。現実の重さに衝撃を受ける>

◎7月26日(金)6日目

 午前中、成田空港着。全員無事帰国。

 

帰国後、各グループの探究活動を継続中。テーマは「技能実習生の日本語能力の向上を目指して」、「忘れないで、今も残る戦争の被害」、「ベトナム発展のための最高の働き方」、「ベトナム社会における格差をなくすために」 (いずれも仮) 

12月22日(日)高校生フォーラム(東京国際フォーラム)

2月以降、東京学芸大学附属高校課題成果発表会、千葉大学国際研究発表会、SGH甲子園などに参加発表の予定。 

※12月17日、SGH甲子園予選通過決定。2グループが3月の全国大会に出場します!!

 

【SGH】ポスター発表 東京学芸大学SGH・SSH・WWL課題研究成果発表会

 2月1日(土)、SGHベトナムフィールドワークの4グループが参加しました。1年間にわたって研究してきた研究成果を、大学の先生や他校の生徒たちの前でプレゼンし、質疑応答や意見交換が活発に行われました。

 他校の生徒の研究成果や英語によるプレゼンにも刺激を受け、大変有意義な一日になりました。この後、2月8日のSGH・SSH校内成果発表会、千葉大国際研究発表会、SGH甲子園と続きます。

 

各グループの発表タイトルは次のとおりです。

「ベトナム戦争と障がい者の今からコミュニティで広がる和」

「ベトナムの都市部と農村部における教育格差をなくすために」

「ベトナム経済システムの確立の前に検討したい労働生産性の向上」

「ベトナム人技能労働者の明るい未来を目指して」

 

 

Cross Cultural Talk 〔アフリカ版〕を行いました。

 1月25日(土)、アフリカ諸国からの留学生を招いて「Cross Cultural Talk」のアフリカ版を行いました。

 留学生は、ウガンダ・エチオピア・ニジェール・ブルンジ・ルワンダの5か国出身で、あしなが育英会の支援によって日本の大学で学んでいる学生です。留学生一人に一女生6~7人でグループを作り、英語でディスカッションを行いました。テーマは留学生の出身国の「誇れること」と「社会問題とその解決」の二つで、留学生を中心に、一女生が膝詰めで集まって熱心に話し合っている様子が印象的でした。

 約2時間のディスカッションのあと、パワーポイントのスライドを作成し、最後はグループごとにプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションは、スライド、英語の説明とも、わずか1時間の作業時間とは思えないほどのできばえでした。

〔生徒の感想〕

・アフリカは先進国に比べて発展途上であるというイメージがあったけれど、現状はそうでない面も多く、世界の今を自分で見ることが必要だと思いました。

・アフリカという普段関わらない地域の方と英語を通してディスカッションする機会はそうないので、非常に実になる時間となりました。また、直接他国の方とお話しすることで初めてわかることもたくさんあったので、参加して良かったです。今回の活動で知ったことを、自分の中で終わらせるのではなくて、いろいろな人に伝えられたらいいなと思いました。