校長日誌

後期始業式

10月2日(月)、二期制の本校は今日が後期の始まりです。

校長講話では、男女共同参画についてお話しました。

最後は、目指す学校像をもう一度確認しました。

看板だけ掲げて内容が伴わないのでは「羊頭狗肉」となってしまいます。

本校は「言行一致」、「看板に偽りなし」の誇り高い学校です。

学校全体で後期も頑張っていきましょう。

男女共同参画については、今後も、考えを深めていきましょう。

華道部の活動

今日も美しいお花を校長室に飾っていただきました。

銀梅花とカーネーションです。

 

銀梅花(ギンバイカ)は初めて知ったのですが、webで調べてみるととても美しい花を咲かせる木です。今日の作品には花はないですが、結婚式などの飾りで使われる他、果実や葉も食用などに加工されることがあるようです。

いつも素敵な作品をありがとうございます。

第3回学校説明会、ご参加ありがとうございました

9月16日(土)に第3回学校説明会を開催いたしました。

ご参加いただきました中学生・保護者の皆様、残暑厳しい中、熱心に説明を聞いてくださり、誠にありがとうございました。

毎回ご好評いただいております本校卒業生・在校生・教職員によるパネルディスカッション(座談会)をはじめ、生徒会生徒による個別相談、授業公開、部活動見学など、今回も生徒たちのありのままの姿をご覧いただきました。

学校説明会も残すところあと2回、10月7日(土)と11月11日(土)に予定しております。今回ご都合のつかなかった方、ぜひお越しください。

エンジョイ・ベースボール

今年の夏、甲子園で優勝した慶應義塾高校野球部。「エンジョイ・ベースボール」という言葉が大変注目されました。

この言葉を慶應野球部に定着させた上田誠・前監督の著書『エンジョイ・ベースボール』(2006年)を読んでみたいと思って書店に行ってみましたが、今は手に入りません。そこで本校図書館の司書さんに相談したところ、なんと学校間のネットワークを活用して他校から取り寄せていただきました。さすが本校図書館のネットワークは強い!

思っていた通り、興味深いエピソードが盛りだくさんの内容です。いつか校長講話などでもお話したいと思いますが、今日ここで少しご紹介したいのは、「本を読んで、もっといい選手になる」という見出しのところです。

学校の勉強もして、部活動の練習も人一倍こなして、平日も土日も自由になる時間なんかない、と思うかもしれない。しかし、「そんな中でも本を読まないと、人間として痩せてしまうと思うのです。」と、上田さんはお書きになっています。「読書とは最初から最後まで読まなくても読書。読んだところが身になればOKです。」とのこと。

「日本一忙しい女子高生」と言われる我が一女生の皆さん、これから秋らしい気候になってくれば、読書もはかどりますよ。1年生は英語科の多読プログラムも始まりましたね。教科書や参考書とともに1冊のお気に入りの本を携帯しませんか。好きな本を見つけて、読書を楽しんで、「もっといい一女生に」なってほしいです。

 

華道部の活動

9月14日(木)に華道部の活動があり、校長室にも素敵な生け花を飾っていただきました。

ケイトウとグラジオラスですね!

グラジオラスの花が開くと、また印象が変わると思います。

とても楽しみです。

一女祭、追記

おおいに盛り上がった一女祭からしばらく経ちました。

近頃、校長室を訪れる教職員・生徒の皆さんが視線をくるりと素早く動かし、何かを見つけて納得された表情に戻ります。

それは

 

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

 

後夜祭のクイズ大会で「校長室に合格祈願のダルマは何個あるでしょう。」という難問がありました。

あてずっぽうでも当てたクラスは高得点を得たのではないでしょうか。

 

一女祭、公開終了まで1時間を切りました!

ご来場の皆様、どうかお見落としなく、最後まで楽しんでくださいませ。

 

↓ 意外と人気。皆さん計測していかれます。

↓ これの写真を撮っていかれる方を目撃しました。

↓ 安全対策万全です。

↓「セカンドおみくじ」パンフp8参照。私は小林製薬さんを引きましたよ。ご本人様、校長室に会いに来てくださいね。

一女祭、2日目も後半!

ご来場の皆様、楽しんでいただけているでしょうか。本校の文化祭は見どころ満載ですよ。

 

↓ 廊下を歩いていると、中からの悲鳴が絶えません。

↓ お化け屋敷の後はこちらで癒されてください。

↓ さらに、こちらで馥郁たる日本文化の美をお楽しみください。

一女祭、2日目公開開始!

2日目が始まりました。今日も好天に恵まれています。

これから気温も上昇します。ご来場の皆様、暑さ対策及び感染症対策にご協力ください。

ぜひ楽しいひと時をお過ごしください。

 

↓「アナウンス部」作品上映中。リクエストに応じてくれます。大変興味深いものばかりです。

↓「写真部」部員の作品を絵ハガキにしたものを販売中です。

↓「?!」この子に会いに来てください。

開祭中!1日目後半

ご来場の皆様、こちらには足を運んでいただけましたか?

どうぞお楽しみください。

開祭中!1日目

ご来場の皆様、隅から隅まで、どうぞお楽しみください。

8月全校集会

今年の夏休みは本当に暑い夏休みでした。生徒の皆さんはそれぞれどんな体験をしてきたのでしょうか。

また今日から皆で一緒に頑張っていきましょう。

 

今日の校長講話のテーマは「防災の日(9月1日)に考える」でした。

1923年(大正12年)9月1日午前11時58分に関東大震災が発生しました。今年はそれからちょうど100年の節目ということで、各地で様々な取組が行われております。

埼玉県でも「シェイクアウト埼玉」を実施することになっております。今日はそれを先取りして実施してみました。

「災害用伝言ダイヤル(171)」の体験利用(8月30日~9月5日)もおすすめします。

備えあれば憂いなし。

防災の日をきっかけに「自助」「共助」について考えてみましょう。

SSH指定女子高校等研究交流会 in お茶の水女子大学

 8月21日(月)、お茶の水女子大学にて令和5年度SSH指定女子高校等研究交流会が行われ、生徒14名・引率教員3名とともに参加してまいりました。

 生徒たちは8つのコンテンツ会場に分かれ、大学の先生から講義を受け、実習を体験しました。実習には大学院生がアシスタント・ティーチャー(AT)として付き添ってくれました。ATの中には一女の卒業生の姿もありました。午前中から昼食をはさんで午後までたっぷりと時間を取っての実習でしたので、納得いくまで何度もチャレンジしたり、大学の先生からヒントをいただきながら考察したり、他校の生徒と意見を交換したりと、大変有意義な時間を過ごしました。 

 「動物細胞の培養と細胞接着」のコンテンツでは、最初にBHK細胞(ハムスターの胎仔の腎臓の結合組織由来の細胞)を観察しました。学校の顕微鏡とは勝手が違い、初めは操作に時間がかかりましたが、だんだん慣れてきました。この後、細胞の形はどう変わるのか、どうして細胞は接着しているのか等、実習を行いながら考察していきました。

 

 他のコンテンツの様子です。大学のいろいろな機器を使わせていただきました。

   

 「ドーム構造(屋根構造)の原理を学ぶ」のコンテンツでは、最後に生徒全員で力を合わせ、新聞紙でドームを制作しました。終了予定時刻の15:00までに、参加生徒全員が中に入れるほどのドームが見事に完成しました。

 

 コンテンツ終了後は他校の生徒と課題研究交流会を行い、意見交換などを活発に行いました。

 閉会式ではお茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所の千葉和義先生から、科学的探究の方法として、アメリカの哲学者パースによる「アブダクション」についてのお話がありました。そして、各自が「驚き」と「勇気」を大切にしていってほしい、とのお言葉が印象的でした。

 生徒はもちろん、教員も「もう一度、大学に行って学びたい!」と思うような魅力的なコンテンツばかりの研究交流会でした。

 企画・運営に関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。

 

「第2回学校説明会 in 埼玉会館大ホール」ご来場ありがとうございました

 本日8月18日(金)午前中、埼玉会館大ホールにて第2回学校説明会を開催したところ、多数の中学生、保護者の皆様にご来場いただきました。暑い中、またお忙しい中、誠にありがとうございました。

 ご参加くださった皆様、卒業生と現役一女生によるパネルディスカッション企画はいかがでしたか?こちらは教員も知らない一女生の本音がいろいろ飛び出すのではないかと、校長の私も大変楽しみにしておりましたが、想像以上に胸が熱くなる内容でした。「一女の友は一生の友」という言葉からもわかる生徒同士の絆、教員と生徒との絆、そして卒業してもその先で一女の卒業生同士が出会って生まれる絆。一女に入学したことを機に、すべてが始まる奇跡を見たような気がします。

 さらにもっと一女のことを知りたい方、本日は14:00頃までを目安に部活動見学が可能です。校舎内に涼しい控室もご用意しております。もしよろしかったら足をお運びください。

中庭の風景

暑い日が続いています。引き続き、十分な暑さ対策をしていきましょう。

 

雨が降らないので、中庭の蓮池も干上がりそうです。今日は水を足してもらうことにしました。

睡蓮が一つだけ咲いています。

古代蓮は種を付けていました。

 

 

終着点は出発点

 無事、埼玉県に戻りました。鹿児島県も30度を超えていて暑かったけれども、埼玉県はもっと暑いと思います。おまけに本日は午前中から雷鳴がとどろき、激しい雨が降りました。窓閉めに協力してくれた生徒の皆さん、ありがとう。引き続き、十分に暑さ対策をしながら進学講習や部活動に取り組んでまいりましょう。

 さて、「2023かごしま総文」の記事の続きです。

 全国高等学校総合文化祭は、昭和52年から各都道府県が持ち回りで開催する、高校生による芸術文化活動の祭典です。この度の「2023かごしま総文」は、第47回大会で、全都道府県開催の一巡目を締めくくる記念すべき大会です。そこで、第47回全国高等学校総合文化祭日本音楽部門委員長として、開会式の挨拶の中で次のようなお話をさせていただきました。

「・・・日本音楽の部活動を通して、伝統文化の継承に努めている全国の高校生の皆さんの思いが、約半世紀にわたって綿々と受け継がれ、今日ここに一つの完結の時を迎えることとなりました。しかし、終着点は出発点でもあります。皆さんにとっても、今日明日の舞台は一つの終着点であり、新たな出発点でもあるということですね。皆さん、この新しい出発に向けて、私たちは何を目指してまいりましょうか。私はやはり、高校生が奏でる伝統的な日本音楽の魅力とすばらしさを、日本中に、そして世界中に、一人でも多くの皆様にお届けしてお伝えすること、そして、高校卒業後も生涯にわたって日本音楽に親しみ、そのすばらしさを発信し続けていくことを、皆さんに期待したいと思っております。そのためにも今日明日の舞台が、皆さんにとって最高の思い出となるようにお祈りしています。・・・」

 本校の生徒の皆さんも、学校生活の中で、それぞれが様々な形で終着点と出発点を乗り越えていることでしょう。一つの行事が終わった時、一つの学期が終わった時、一つの大会が終わった時。どうか、目標に向かって精一杯打ち込んで、最高の思い出をたくさん作ってくださいね。そして、次に向けて出発しましょう。

 

第47回全国高等学校総合文化祭「2023かごしま総文」

 夏季休業中もたくさんの部活動が学校ホームページに活動報告をしてくれています。うれしいですね。

 暑い盛りですから、健康管理には十分注意して活動してまいりましょう。

 

 さて、私は高文連全国日本音楽専門部部会長・第47回全国高等学校総合文化祭日本音楽部門委員長として、7月27日(木)から鹿児島県日置市に滞在しています。27・28日は本番さながらのリハーサル、そして29・30日は審査員の先生をお迎えしての本番です。リハーサルにも熱が入ります。

 この大会には鹿児島県の多くの高校生・先生方が関わって運営されています。26日の会場準備から30日まで、のべ1000人にも上る皆さんが、会場の伊集院文化会館で係のお仕事をしてくださるそうです。そのほとんどは、普段は別の部活動に一生懸命取り組んでいて、直接的には日本音楽にあまり関わりのない生徒の皆さんです。

 今日も朝早くから、猛暑の中を駐車場の整理誘導や会場周辺での案内、会場内での様々な業務に携わってくれています。まさに縁の下の力持ちです。また、皆お揃いのスタッフTシャツを着ているので初めは気が付かなかったのですが、10校以上の高校から来てくれている混成チームによるスタッフとのことでした。しかし、皆チームワーク良く、笑顔もさわやかに「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」と元気よく挨拶を交わし、きびきびと活動してくれています。大変感心いたしました。

 本校の生徒の皆さんも、大会等では選手や出場者として参加する場合と、運営スタッフやお手伝いで参加する場合がありますよね。

 どちらの立場であっても、高校生の仲間に「ありがとう」と互いに声をかけ合って、ぜひ、気持ちの良い大会運営に協力してまいりましょう。

SSH(1年生)新潟フィールドワーク 同行記 2日め

本日も快晴です。海に近いせいか、心地よい風が一日中吹いていて、あまり湿度を感じません。しかし、水分補給については、教員が頻繁に声をかけています。

2日めの行程です。

まずは弁天岩ジオサイトにバスで移動し、海岸地形の観察を行い、弁天岩の頂上まで登りました。次に白山神社にて、土地の歴史や大変珍しい動植物の生態について説明を受けました。能生(のう)ヒメハルゼミの大合唱が聞けるのは、7月下旬の今の時期だけということです。貴重な体験でした。糸魚川ジオパークの弁天岩エリアについてはこちら

白山神社

再びバスに乗り込み、親不知(おやしらず)ジオサイトに移動します。北アルプスが日本海に落ち込む断崖絶壁に道が切り開かれたのは、1883(明治16)年のことだそうです。こちらでも高いところから海岸地形や地層を観察しました。実は、約1億年前の陸上の火山からの噴出物でできている地層に、ある宝石が見つかるのです。小さな小さな結晶ですが、肉眼でも確認できます。糸魚川ジオパークの親不知エリアについてはこちら

トンネルを通ってバスに戻ったのですが、写真を撮り忘れました。ひんやりとして大変涼しかったです。

最後に海岸でヒスイ探しをしました。気象条件が良いと海の向こうに能登半島を望むことができるという能生(のう)海岸は、海水の透明度が高く波も大層穏やかで、波打ち際で水遊びを楽しむこともできました。

ヒスイを拾うことのできたラッキーガールはいたでしょうか。

私は最終的には自宅のメダカ鉢に入れたらきれいだろうなという小石をたくさん持ち帰りました。石の種類が大変多いこともこの海岸の特徴だそうです。生徒の皆さんはチャートを見たり学芸員さんに聞いたりしながら、一つ一つ石の種類を確認し、持参したケースに収納して持ち帰りました。

最後に本日の朝食の写真です。

昼食の現地特産のカニづくし定食の写真は撮り忘れました。とてもおいしかったことはお伝えしておきます。

 

今後生徒の皆さんからの研修成果報告を楽しみにしています。今回の研修旅行での体験が、生徒の皆さんにとっての大きな糧になることを祈ります。