SGH日誌

【ベトナムフィールドワーク】第4・5日目&まとめ

ベトナム・フィールドワークも現地最終日である第4日目(8/24)は、

ホーチミン市郊外にある「クチトンネル」に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベトナム戦争中に、南ベトナム解放民族戦線 によってゲリラ戦の根拠地として作られたもの。

全長250km以上にも及ぶといわれる地下トンネルで、地上からはそれとわからないように隠されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敵をはめる罠を再現したもの。落ちると串刺しになってしまいます。

 

そしてトンネルの中へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狭くて暗くて、怖かったです。

何より、暑くて汗だくになりました。(周囲はジャングルです)

 

昼食後、ホーチミン市内に戻り、戦争証跡博物館を見学しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中には、ベトナム戦争に関する数多くの写真が展示され、あの戦争がどんなものだったのかを考えさせられました。

「ベトちゃんドクちゃん」と同様に、枯れ葉剤の被害にあった人たちの写真もありました。

 

その後、ホテルにいったん戻り簡単な着替え、そして夕食をとり、空港に向かって出国手続きを済ませ、

0:10発の深夜便で成田に向かって飛び立ち、8/25金の朝8:00に成田に着陸。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入国審査等を経て、9時に無事解散になりました。

 

【まとめ  生徒のコメント】

 今回のベトナムフィールドワークでわたしが感じたことは主に2つあります。
 1つ目はベトナム戦争についてわたしが知らなかったことの多さです。わたしはこれまで戦争の記録が残っている施設に日本でもあまり行く機会がなく、今回のフィールドワークで初めてそのような写真を見ました。たくさんの写真を1度見た記憶はこれまで知っていたどんな知識よりもわたしの心に残りました。今からかなり昔のことだと思っていたのに写真は嫌なほどに鮮明で、下に書いてある文字の説明を見なくてもそこに映る人々の悲しみ、苦しみなどが理解できて、見ているだけなのに泣きそうになりました。これまでそのような写真に触れたことがなく、かなりショックをうけたけれどしっかり知らなければならないことだと強く感じました。ただつらそうと感じさせるだけではなく、忘れないでと私たちに伝えてくる写真だったと思います。
2つ目はこれまで自分が身につけてきたと思っていた英語力が全く通用しなかったということです。わたしは自分の英語力には割と自信をもっているつもりでした。しかしベトナムの大学生との交流の際、わたしの英語はほとんど伝わりませんでした。これはわたしにとってはかなり衝撃的であり、また、前期の期末考査が終わってからどこか気が緩んで、勉強に身が入っていなかったわたしに刺激を与えてくれました。
以上のようにベトナムフィールドワークはこれまでの私の狭い考え方を大きく広げる機会となったと感じています。

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 私が今回の研修に参加した契機は、終戦して50年も経っていないベトナム戦争の歴史であった。太平洋戦争より後に終結し、日本やアメリカとは真逆の正義を掲げて戦ったベトナム戦争の爪痕をこの目で確かめたかったのだ。その希望通り、この4日間で私たちは戦争に関わる複数の施設を巡ることができた。また、現地の日本企業見学や大学生との交流は私たちに新たな知見をもたらした。
 「ツーズー病院内平和村」では、ドクさんをはじめ枯葉剤の被害を受けた多くの子供たちを目にした。衝撃的な光景に目を奪われると同時に、何十年も前の米軍の愚行が何の罪もない子供たちの自由を奪っている事実に憤りを覚えた。「クチトンネル」では、狭いトンネルの中で様々な策を巡らして米軍に抗戦したベトナム人の愛国心と勇気に感銘を受けた。「戦争証跡博物館」では、米軍の武力に怯え逃げ惑う民間人、爆撃に倒れた血だらけの少年、枯葉剤の被害者達の写真が数多く展示されていた。ほとんどがベトナム語と英語による説明であったが、写真だけでもベトナム戦争の残酷さが十分伝わってきた。
 また、現在のベトナムと日本との関わりについても学ぶところが多かった。現地のコンビニやスーパーには日本製の食品が数多く並び、ヤクルトを筆頭に日本企業が盛んに海外へ進出していることが分かった。加えて、現地の大学生との交流により、ベトナムにおける日本のアニメや漫画等への関心が明らかになった。彼女らと話す前は国同士の見えない壁のようなものを感じていたが、会話が盛り上がるにつれて日本人もベトナム人も本質的には同じだと思うようになった。共通の話題で大爆笑していたあの時間は、一女での休み時間を彷彿とさせた。ベトナム人の大学生と話しているというより日本人の高校生と話している感覚に近かった。とはいえ、そのような時間を過ごすことが出来たのは3ヶ国語を巧みに扱うベトナム人大学生の努力の賜物だと思うと頭が上がらない。
 今回の研修を通して、自分の中で開いていた日本とベトナムとの距離が一気に縮まった。研修前にベトナムに対して抱いていたイメージは「社会主義」「発展途上国」など日本には程遠いものだった。しかし実際に見てみると、アメリカと交戦した歴史、勤勉な国民性や蒸し暑い気候が日本によく似ていると思った。現在経済成長が著しいベトナムはこれからも発展し続け、いずれは日本以上に栄えた国になるかもしれない。

【ベトナムフィールドワーク】第3日目

ベトナムフィールドワークの3日目は、ホーチミン市経済金融大学(UEF)を訪問し、日本語学科の学生と交流しました。

 

 

 

 

 

 

午前はお互いに自己紹介をし、自分が持っている興味関心についてベトナムの学生に質問をしました。

 

 

 

 

 

 

お互いの大学・高校についての紹介プレゼンテーションをした後、キャンパスツアーをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学食でランチをいただきました。

 

 

 

 

 

 

午後は、クイズなどのアクティビティやノンラー(ベトナムの円錐形の木の葉でできた帽子)の絵付け体験を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のこの経験を、今後の探究活動に活かしたいものです。

いよいよ明日は最終日です。

【ベトナムフィールドワーク】第2日目

ベトナムフィールドワークの2日目は、午前は日系企業訪問、午後はツーズー病院内平和村の訪問とB&Sプログラム(日本語を学ぶ学生との街歩き)というスケジュールでした。

 

日系企業訪問では、ベトナムヤクルトの工場見学を行いました。

グローバル企業の理念やビジネスモデル、異文化の人と一緒に働くうえで大切なことを学びました。

 

 

 

 

 

 

 

ツーズー病院の平和村では、グエン・ドクさんにお会いすることができました。

今も続いているベトナム戦争で使用された枯葉剤の影響を目の当たりにし、色々と考えさせられる経験でした。

 

B&Sプログラムでは、グループに分かれてホーチミンシティを散策し、ベトナムの学生との交流を深めました。

お互いに連絡先を交換する光景が見られ、これからもこのご縁が続くことを願います。

 

 

 

 

 

 

 

第3日目は大学を訪問し、大学生と交流する中で探究学習のテーマをさらに追究します。

 

 

【ベトナムフィールドワーク】第1日目

8月21日(月)から3泊5日の日程で、ベトナムフィールドワークを行っています。

初日は、成田空港からベトナムのホーチミンシティへ空路で移動し、ホーチミンシティ内を観光しました。

 

統一会堂

 

 

 

 

 

 

 

中央郵便局

 

 

 

 

 

 

 

 

夕食は、ベトナム料理をいただきました。

 

2日目からは、ベトナムでの探究学習が本格的にスタートします。

健康と安全に留意して、実りあるフィールドワークにしてまいります。

【探究学習】1学年SS探究特別講義

1年生の総合的な探究の時間では、

前半が個人によるモデル研究、後半がグループによるSS探究となっています。

モデル研究は9月に発表会を行います。

SS探究は「科学技術を使って持続可能な社会をつくる」ことをテーマにしており、

本格的には夏休み後に始まりますが、7月の期末考査後に、

本校の10名の教員による特別講義を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講義を受けた翌日、生徒は新しいグループを作り、

前日に受けた講義を報告します。

その中から、解決したい課題は何かを話し合います。

実りの多い研究ができることを祈っています。

 

【探究学習】ベトナム大使館による、ベトナム事前学習

7月12日(水)、

ヴー・テイ・リェン・フォンさん(駐日ベトナム大使館 二等書記官 教育部長)らをお迎えし、

フィールドワーク先であるベトナム社会主義共和国の歴史・文化などについてお話しいただきました。

講義の冒頭、民族衣装であるアオザイを紹介してくださり、早速、着用して一緒に記念写真を撮りました。

 

  

日本に留学している学生テンさんによるベトナム文化・料理紹介

 

大使館のフォンさんによる、ベトナムと日本の友好関係についてのお話

 

「一般社団法人 ベトナム情報センター」のfacebookにも記事を載せていただきました。

ぜひご覧ください。

https://www.facebook.com/VietnamInformationCenter/

【探究学習】ベトナムFW 事前学習

本校は、

平成28年から5年間「スーパーグローバルハイスクール事業(SGH)」の指定を受け、

令和4年からは「SGHネットワーク校」として、引き続き教育活動を進めています。

 

その一環としてのこの「ベトナム・フィールドワーク研修」は、

(コロナでの中断を挟み)今年で3回目の実施となります。

 

夏休み現地研修(8/21~25 ホーチミン市)の実施に向けて、

6月26日(月)、7月10日(月)、

2回にわたって、JTBによるベトナム・フィールドワーク事前学習が行われました。

 

第1回目の6/26は、「異文化理解ワークショップ」と題して

海外で研修を実施する際に心得ておくことを中心に、

第2回目の7/10は、「SDGsワークショップ」と題して

国際的に解決しなければならないさまざまな課題について学び、

自分たちが今日からできることは何か、を考えました。

 

生徒たちは、現地でのフィールドワークを通して

SDGsに関わるグローバルイシューの発見と解決に向けた視点と、

将来グローバルリーダーとして活躍できるスキルを身につける研修を重ねています。

【探究学習】 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの皆様来校される

 6月20日(火)総合探究の時間。1年生はモデル研究、2年生は探究グループによる活動を進めました。7時間目には三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下MURC)の研究員5名、広報スタッフ1名が来校され探究学習のサポートをしてくださいました。7時間目は図書館で探究活動の進め方やテーマの絞り方について個別にご指導を受けました。最初はなかなか相談にいけなかったようですが、途中からは次々と相談をお願いするグループが出てきました。テーマ設定については「なぜ、そのテーマを選ぶのか」「本当に関心のあることをテーマにしているか」「そのテーマのどこに問題を感じているのか」など探究の基本についてご指摘をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 続いて放課後にはMURC主席研究員の矢島洋子先生による特別講義「探究学習の方法」を実施し、希望者が参加しました。講義では探究学習について「本当に自分の関心があることをテーマにする」「活動の目的を明確にする」「協働の良さを理解すること」「探究的な学びは一生続く」ということを説明していただきました。やらされるのではなく自分が楽しめることを探究し、探究を通して社会課題を解決することも大切なことですが、例えばパワポが使えるようになるとか英語のプレゼン力を磨くとか自分にとってプラスになることも目的化する。また、協働については他者とのコミュニケーションは自分では気づかないことを教えてくれるということです。

 最後に研究員の方はどうして今の職に就こうとしたのかの問いには、皆さん共通して高校生の時の探究活動、海外体験、大学生になってからの旅行を通して自分自身が疑問に思ったり、関心をもったことが今につながっているということでした。

 一女生も是非、探究活動を通して自分の興味関心の持てるものをみつけ、将来の生き方に良い影響が出ることを期待したいです。

 

【探究学習】探究活動始まりました!

本日、7時間目から2023年度の探究活動が本格的に始まりました。1年生はモデル研究、2年生はグループによる探究活動になります。1年生は9月の発表に向けて自分のロールモデルとなるような女性を選び、まとめていきます。2年生は興味関心により組まれたグループによる探究活動をおこないます。2年生はグループの中で、まずテーマをどうするかから相談していきます。グループ活動は個人の活動に比べると効率が悪い面もありますが、お互いに自分の考えだけでなく他の人の考えや情報から学ぶことも目的のひとつです。今年はどのような成果が得られるのか楽しみです。

まら、この時間は卒業生も来校してお手伝いしてくれています。また、来校できなくても資料提供や質問を受けてくれたり協力してくれています。

1年生

 

 

 

 

 

 

 

 

     2年生グループによる探究活動          1年生図書館でモデル研究調べ

 

 

 

 

 

 

 

      

          

 

 

 

コンポスト製肥料譲渡会

 探究的活動の一環として2年生の有志グループ「給食 救SHOCK」の西村美乃李さん、渡邉琴音さん、町田彩奈さん、松本栞里さんの四人が自家製コンポストによる肥料の製造に取り組んできました。定時制の給食製造過程で発生する野菜くずを有効活用して製造された肥料を本日放課後、校内で希望者に配布しました。本日は1年生、2年生の保護者会ということもあり、用意した約90袋分の肥料は、生徒だけでなく多くの保護者の方にあっという間に配布することができました。

 メンバーからのメッセージ

こんにちは。有志団体「給食救SHOCK」です。
私達は、去年の夏から給食から出た野菜の切れ端を使って、コンポスト(堆肥)を作ってきました。
本日は、コンポストを広めたいという気持ちをこめて、出来上がった堆肥と、作り方を載せたチラシを一女生や保護者の方々に配布しました。配布に向けて 、事前に広告を掲示したり、全校放送をしたり、本日も朝から配布する肥料を設置したりしましたが、興味を持ってくれる人が本当にいるのか不安でした。しかし、授業が終わって見に行ってみると、設置てあった肥料のほとんどがなくなっており、とても嬉しかったです。
保護者会と重なったこともあり、そんな不安も必要ないほど多くの人の手に渡る形となり、あっという間に全ての肥料(約90袋)がなくなりました。中には、実際にご家庭でコンポストを実践している方もいらっしゃって、様々な人と食品ロス削減について意見共有でき、私たちにとっても学びの多いものとなりました。今回を機に、実際に家で肥料を活用したり、コンポストを作ってくださる方が増えると嬉しいな、と思います。もらって下さった方々や、この活動を広めてくださった全ての皆様に感謝しています。今後の私達の活動にも協力していただけると幸いです。
そして一緒に食品ロスを減らしましょう。

 

 

 

 

1学年探究学習「起業について知ろう-モデル研究ガイダンス講演会」

令和5年5月30日(火)7限に、創業・ベンチャー支援センター埼玉より小松田誠一様をお招きして、1学年生徒を対象にした探究学習の講演会が行われました。各クラスの探究学習係は対面で、その他の生徒は各HRでMeet通じての講演会となりました。

企業とは何か、社会的起業の意義、女性起業家の実例などをわかりやすくお話しいただきました。生徒たちはメモを取りながら真剣に講演を聞き、今後の探究学習につながる有意義な時間となりました。(文責:菊地(1年探究学習部))

ベトナムフィールドワーク説明会 【探究学習部】

 探究学習の一環として実施されるベトナムフィールドワークの説明会が実施されました。2019年を最後にコロナ禍により実施が見送られていましたが、今年度はいよいよ再開の方向で準備が動き出しました。順調にいけば8月の後半に実施する予定です。対象となる2年生向けに説明会を実施したところ約70名の生徒が参加しました。新興国ベトナムで社会の変化の様子、日本企業の活動、ベトナム戦争の影響を受けた人々の生活などの見学、ベトナムの学生との交流などを予定しています。この後、各ご家庭でよく相談の上、参加の検討をすることを確認して終了しました。

 予想を超える数の生徒が説明会に参加してくれたので、参加人数希望多数の場合は調整が必要になるかもしれません。

 *この事業は教員の派遣費など「三菱みらい育成財団」の助成を受けて実施されます。

 

         旧大統領府にて(2019年)                大学生との交流(2019年)             

   

3月20日浦和高校 「総合的な探究の時間発表会」に参加しました

 浦和高校主催の総合探究の時間発表会に招待していただき、一女からは2年5組の谷口加菜さんと柳瀬はなさんの2人が参加しました。他の参加高校は浦和高校、一女、熊谷高校、不動岡高校、所沢高校、市立浦和高校の6校です。

 谷口さんと柳瀬さんは「Promoting Young People`s Participation in Agriculture」の発表をおこないました。日本の若者の農業に参加する機会を増やし、少しでも食料自給率を上げようという内容の発表でした。質疑応答では参加者から「なぜ英語で発表をするのか」という質問が出されました。社会課題の解決策を提案するには世界に向けて発信する必要もあるので、一女では英語でのプレゼンを推奨しています。もちろん、一番大切なことは内容がしっかりしていることです。また、「農業ボランティアなどの体験はあるのか」という質問もありました。谷口さんは「近所の農家の収穫のお手伝いをしたことがあります」答えました。自分の生活の身近なところに課題があり、自らも取り組める課題であるということです。どの学校の生徒の発表も力作、個性的なものばかりで刺激を受けた1日でした。埼玉県内の高校も探究活動への取り組みが進んでいます。他校との交流も進めて行きたいと思います。

 

参加生徒の感想

 柳瀬さん

 私たちは「promoting young people’s participation in agriculture」というテーマで探究活動を行いました。当日は、他校の方々の熱意のある発表を聞くことができ、様々な視点の考えを吸収できる貴重な機会でした。今後も農業との関わり方を模索し、行動に移していきたいです。これまで私たちの探究活動に関わってくださった全ての方々に、感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 谷口さん

 校内だけでなくこのような他校も交えた場で自分たちの発表をすることが出来てとても良い経験になりました。他校の発表からは課題の着眼点やプレゼンの仕方など学ぶことが多くあったので、今後に活かしていきたいです。

  

 

 

  

 

2月4日(土)令和4年度SSH・SGH合同研究成果発表会

 2月4日(土)に令和4年度SSH・SGH合同研究成果発表会が開催されました。新型コロナの影響が心配された発表会ですが、今回は予定通り開催することができました。この発表会は1年生、2年生が今年度取り組んできた総合探究活動の成果を全員で発表し、共有しようというものです。

 

 前半の個別発表会と後半の全体会の2部構成になっています。前半の部は1・2年生の全員が36会場に分かれ、全員が発表し討議する場になっています。1年生はクラス全員を4グループに分けて活動したSS探究の発表、さらに全員がそれぞれ選んだ女性チェンジメーカーについて探究したモデル研究の発表をしました。2年生は全員が117グループに分かれて1年間通しておこなった探究活動について発表しました。社会課題をみつけ、なぜそうなるのかの原因を探り、課題解決策を提示するという流れが基本です。その他にもSSHの発表やクロスカルチャルトーク(東京外国語大学留学生との交流会)の発表もおこないました。

 探究活動をしてみて、問題の発見、仮説の設定、検証、課題解決の提案などの取り組みはなかなか難しいということがわかったのではないでしょうか?

 当日は三菱みらい育成財団、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、西村あさひ法律事務所の方々が参観され、各会場でアドバイスをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       各会場での個別発表 

 後半の部の全体発表会は視聴覚室から各教室にオンラインで中継し、SSHから3本、SGHから3本の発表がおこなわれました。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      全体会(校長)                          英語によるプレゼン  

 

東京海上日動火災保険株式会社ジュニアインターン

 

 12月26日(月)、27日(火)の2日間。東京海上日動火災保険株式会社との連携事業として一女生6人(1年生3人、2年生3人)が同社のジュニアインターンに参加させていただきました。26日は同社埼玉中央支店にて、午前中は会社の概要を講義していただき、午後は代理店訪問で実際の業務を体験し、さらに警察、教育委員会の方も交えて高校生の自転車乗車時のヘルメット着用についてディスカッションをおこないました。27日は東京駅のすぐ近くの高層オフィスビルにある東京の本社を訪問させていただきました。午前中は講義で保険についてさらに深く学び、企画担当の方から新しい保険の開発について紹介していただき、保険会社が保険を通して社会貢献しているということを楽しく知ることができました。午後のディスカッションでは1年生と2年生に分かれて、それぞれ担当の女性社員の方にサポートしていただきながら、新しい保険の企画案のプレゼンをして2日間の日程を終えました。

 2日間を通して社員の皆様に暖かく接していただき、楽しくかつ有意義な時間を過ごさせていただきました。普段の授業では体験できない学びがあり、今後に向けて様々な刺激をいただくことができました。


 参加生徒の感想(抜粋) 

 「普段の学校生活では学ぶことのできない、営業がどう言う仕事をしているのかということから、社員さん(社会人)の1日の流れまで知ることができました。埼玉県警や教育委員会の方とディスカッションして、大人がきちんと私たちの意見を若者の意見として聞いてくれることに感動したとともに改めてこの社会に生きているのでその義務として社会で起こっている問題を自分たちで考えることが大切だと気付かされました。また2日目の東京本社では保険についてゼロから作り上げるという開発業務を行い、自分たちが普段学んでいることはこういう時に役に立つのだと実感できました」

 

「私は参加する前まで保険の仕組みについてほとんど理解できていなかったので1日目の説明に加えて2日目の実例の説明を受けたことで、保険に対する理解が深まりました。特に、生命保険や事故の保険以外に洋上風力に対する保険は、現代の風潮にあっているし新しくできたものということで印象的でした。また、保険会社の中でも新たな保険を開発する人やそれを売る人がいたり、掛け金などの計算をする人がいたりして見えていないところで多くの人が携わっているのだなと感じました」

 

  

三菱UFJリサーチ&コンサルティング×浦和一女

三菱みらい育成財団のメールマガジン(1231号)に、本校における活動報告が掲載されました。2022年9月13日(火)及び10月15日(土)に実施された内容です。

「女性のライフプランニングを生徒・保護者とで考える」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の執行役員・主任研究委員の矢島洋子先生による講演等)→ メルマガ 浦和第一女子高等学校(1231号).pdf

 

12月20日 総合探究の時間「2年生中間発表会」 

 総合探究の時間もいよいよ大詰めになってきました。2月4日(土)の全校成果発表会に向けて中間発表をおこないました。今年度は2年生約120グループが探究活動をおこなってきました。スライドを作ってプレゼンの練習をおこないました。今回の中間発表は1年生が2年生の活動場所に移動して各グループのプレゼンを見学させてもらいました。1年生にとっては来年自分たちがおこなうテーマをこれから決めていくにあたり大変良い勉強になったと思います。2年生も本番前に普段とは違う顔ぶれの前で良い意味での緊張感が持てたのではないでしょうか?

 どのグループもよく調べ、スライド化していました。あと1ヶ月。調べ学習では終わらせずに、具体的な課題解決の方法は提案できているか詰めてみてください。

 

WWL・SGHネットワーク「2022年度全国高校生フォーラム」

 12月18日(日)文部科学省、筑波大学主催による「全国高校生フォーラム」がオンラインで開催され本校からも代表グループが参加しました。このフォーラムは文科省が実施しているWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業及びSGH(スーパーグローバルハイスクール)ネットワークに指定された国内の高校と海外の高校との探究活動を通しての交流会です。本校はSGHネットワーク指定校としての参加です。前半は今年取り組んできた社会課題の解決や提案を英語によるプレゼンテーションにより発信しました。

本校からは2年5組の谷口さんと柳瀬さんが

「Improving self-sufficiency rate of food in Japan」のテーマでプレゼンテーションをおこないました。日本の食料自給率を上げるためにも若者の農業に関する関心を高めて就業者を増やすための方法を提案しました。参加した大学の先生や他校の生徒からも大切な視点であり、興味深い提案だとコメントをいただきました。

 後半はグローバルな社会課題についての英語によるディスカッションを全国の高校生とおこないました。

参加した二人は「英語によるプレゼンやディスカッションは難しかったけど楽しかった。英語の勉強をもっとがんばろうという気持ちになった」と話していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【探究学習部】クロスカルチャルトーク (三菱みらい育成財団助成事業)  

11月12日(土)午後、本校で恒例のクロスカルチャルトークがおこなわれました。

東京外国語大学の留学生にオンラインで参加してもらいグループに分かれてディスカッションをおこないました。

留学生はブラジル、韓国、タイ、イタリア、ミャンマー、インドネシア、フィリピンからの12名が参加しました。英語によるディスカッションで最初は緊張していた参加者も次第に慣れてきて、積極的にコミュニケーションをとることができました。Session1では自己紹介とお互いの国の紹介をおこないました。食べ物など身近な話題で盛り上がりました。Session2ではそれぞれの国の社会的な問題についてテーマを設定して話し合いました。ジェンダーについての比較、海洋汚染への対応、人種問題と差別、国際理解などのテーマで話し合いがおこなわれました。Session3では話し合いについてスライドを作成してグループごとに英語によるプレゼンをおこない、情報の共有をおこないました。

英語によるコミュニケーションの難しさを実感するとともに、異文化に触れる面白さも実感できた半日でした。ますます、英語学習へのモチベーションが高まったことと思います。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【探究学習部】 保護者向け講演会「親子で考えるライフプランニング」

 10月15日(土)午後、探究学習部主催の保護者向け講演会が本校視聴覚室で開催されました。講師は三菱UFJリサーチ&コンサルティング執行役員・主任研究委員の矢島洋子先生です。休日にもかかわらず大勢の保護者の方が参加されました。

 

 テーマは「これからの女性のライフプランニング ~企業のダイバーシティ・女性活躍推進を踏まえて~ 」です。矢島先生には9月13日に生徒向けに同様のテーマで講演をしていただき、さらに保護者にも現代日本の企業と働き方について知ってもらいたいとのご提案をいただき今回の講演を開催することとなりました。

  講義では、企業の価値観が大きく変化してきており、働く環境、特に女性の働き方も大きく変化してきているということをデータを示して教えていただきました。結婚、出産により女性の働き方やライフプランが制約を受けてきた時代と比べて、少子化、コロナ禍を経験してリモートワーク、短時間正社員制度の普及など大きな変化が大企業を中心に起きているそうです。従来型の終身雇用、年功序列型の労働環境から、いかにキャリアを積んだかが女性も男性も問われるようになってきている。そして、長時間働けるかどうかを能力のように評価してきたこれまでの尺度はもう古いということでした。これから、社会に出る若い世代は仕事もライフプランニングに関しても、やりたいことを追求してキャリアを形成していくことこそが大切になってくるということでした。保護者世代もこれからの社会を理解し、子どもの進路を親子で考える良い機会になったのではないでしょうか?

 参加した保護者の感想から(抜粋)

「女性が活躍できる機会が増えてきていること、企業も変化してきていることを知ることができました。娘のライフプランについて家庭でも親子で話し合いたいと思います」

「(自分は退職して復帰したが)これからは退職せずに仕事を続けていけるのかと希望がもてるお話でした。もし、自分が仕事を続けられていたらどうなっていたかと考えさせられました」

「自分自身のライフプランを考えるきっかけをいただきました」

「女性だけでなく男性の働き方も考え直すべきという点はすごく納得しました」

「子どもには幸せであって欲しいと願いますが、乗り越えなければならないことがたくさんあるので、どのようにサポートしていけるか学んでいかなければと思いました」

  

「このような機会を是非今後も増やして欲しい」という感想も多かったので、また企画できればと考えております。

 

9月30日(金)SGH全校講演会 町井恵里先生「女性チェンジメーカーになるために必要なこと」

 9月30日(金)午後SGH全校講演会が開催されました。

 今回はNPO法人AfriMedico代表理事の町井恵理先生にオンラインでの講演をお願いしました。町井先生は製薬会社勤務後にJICAの青年海外協力隊員としてアフリカのニジェール共和国で医療ボランティアに従事されました。その経験から「思いだけでなく能力が必要だ」と再度、大学院で学び直しをされ、MBAを取得した後にNPOを立ち上げ、アフリカの医療環境改善のために日本古来の「置き薬方式」をアフリカに導入されました。その活動が評価されTOKYO STARTUP GATEWAY最優秀賞を受賞され、その他ForbesJAPAN「世界で闘う日本の女性55人」、日経ビジネス「世界を動かす日本人50」など多方面からの評価を受けている、まさに「行動する女性チェンジメーカー」です。

 

 生徒の感想から(抜粋) 

 「1番感じたのは行動することの大切さです。今回講演して下さった町井先生は、親の反対を押し切ってアフリカに行ったり活動したりしていたそうです。それは並大抵の行動力では出来ないことです。私は日々生きていて、行動しようかどうしようか迷ってしまうことが多くあるけど、やっぱり行動しないと何も始まらないなと思いました。そういう初めの1歩からチェンジメーカーへの道が開かれていくのだと思いました」

 

「町井先生の発想力に感心しました。ニジェールでのボランティア活動の後、医療の勉強をするのではなくあえてマネジメントの勉強をすることで多くの人で結束してアフリカの人々を助けようとしたり、置き薬という日本古来の文化をアフリカの人々に提案するという発想はアフリカの人々を救いたいという町井先生の熱い思いがあるからこそだと感じました」

 

「アフリカのことわざである、早く行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいなら仲間と行け。という言葉から、チェンジメーカーとは1人でなるものではなく、それを支える人がいてこその存在であるという新しい考え方を得ることができました」

 

「 アフリカでは病院が少ないだけでなく、病院に行っても薬がないということや、待ち時間が長くて待っている間に亡くなる人もいるということに驚きました。江戸時代からある置き薬という仕組みを使って、アプリも活用しながら現代に合わせた仕組みをアフリカで始めた町井さんは素晴らしい方だなと思いました」

          

 

 

 

 

 

 

9月20日(火)「西村あさひ法律事務所トークセッション」

 秋の探究学習プログラム第2弾とし「西村あさひ法律事務所トークセッション」を開催しました。登壇されたのは事務所所属の三村まり子弁護士犬塚有理沙弁護士で進行は本校OGで西村あさひ法律事務所秘書課ご勤務の布施絢子さんでした。内容は弁護士業務ガイダンスと法曹界における女性活躍の現状、法律と女性に関わる問題などについてです。多くの生徒、本校卒業生の大学生が参加しました。

 お二人が弁護士という職を選んだ理由については女性が働いていく上での「資格」を強く意識されていたようです。お二人とも企業弁護士として活躍されてきた経験をおもちで、法律を通して企業の利益を守るだけでなく、企業の活動の先にいる消費者、国民の利益に貢献することを意識されているという正義感あふれるお話は印象的でした。また、法曹界における女性の存在はまだまだ少なく、多くの女子高生、女子大学生にチャレンジして欲しいとのことでした。 

 女性と法律の関係についてのお話は大変興味深く、法律があっても守られていない事例、法律が女性の権利保護に役立っていない事例、女性の権利を守るための法律が制定されていない事例などが紹介されました。やはり日本は立法、司法、行政における女性の参加が遅れており、男性の視線で社会が設計され、運営されていることの弊害があるのだということです。家庭、学校など日常生活の中で見落としている多くの事の中に、差別的な要素を発見できるかが大切で、そのためにはより一層女性の視点が活かされていくことが重要なのだと考えさせられました。また、「法曹関係の仕事を目指すことに尻込みしないで欲しい。じっくりと継続する力と論理的な思考力があれば司法試験はきっと突破できる。」とのエールをいただきました。

  トークセッション終了後も個別の質問にも熱心に答えていただき、充実した時間を過ごすことができました。参加した生徒は「法学部に進む気持ちが強くなった。お話が聞けてよかったです。」と話していました。また、参加した卒業生は「今日、大学の法学部への振り分けが決まったところで、お話が聞けて法曹を目指そうという気持ちが強くなりました」と話してくれました。

 来週、9月30日(金)は「秋の探究プログラム第3弾」としてSGH全校講演会を開催します。講師は「富山の置き薬」のシステムをアフリカに用い、アフリカの人々に薬を供給するというビジネスモデルを展開するNPO法人AfriMedico代表の町井恵理先生です。

 

 

 

 

 

9月20日 総合探究の時間

 9月20日(火)2年生の総合探究の時間に探究学習のグループ別中間発表をおこないました。6月から取り組んできたテーマについて現在の進捗状況を各グループでプレゼンテーションをおこない、プレゼンを聞いた他のグループの人は質疑応答の後に、評価を入力し、すぐに結果が共有できるようにしました。西村あさひ法律事務所の弁護士さんやスタッフの方も15人参観していただき、質問やコメントをしていただきました。

 今後はさらに探究を進め、2月の全校探究学習成果発表会で2年生の全グループによる発表をおこないます。

 終了後に西村あさひ法律事務所のスタッフの方から「限られた時間の中でプレゼンをおこなうのは難しさがあったと思いますが、聞く側がいかに良い質問をできるかも大切だと思います。組織では良い質問ができる人が重要で、指導的立場になるケースが多いです。」というコメントをいただきました。

                          

秋の探究プログラム

 探究学習部では放課後の時間等を使い、様々な分野の専門家をお招きして講義、トークセッションを企画しています。一女生の探究学習、進路選択、人生設計に役立つようなプログラムを用意していきます。

 秋の探究プログラムと題して、いくつもの企画が目白押しです。

 その第1弾が9月13日(火)の放課後に実施されました。

 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの執行役員・主席研究員の矢島洋子先生による講義がおこなわれました。

「これからの女性のライフプランニング ~企業のダイバーシティ・女性活躍推進を踏まえて~ 」

 矢島先生自身の体験を通して、家庭環境の変化とご自身の働き方において直面したこと、自ら働く環境や社会に働きかけてきたこと、社会も変化してきていることなど興味深いお話を聞きました。結婚、転勤、出産、育児、退職と再就職など様々な転機を乗り越えててこられたお話は、高校生にとってまだまだ、先の話だと思っている人も多いかもしれません。しかし、今から備えておくべきだということがわかりました。ライフコースに関わる考え方も男女間、企業の中でも変化しつつあります。特に結婚、出産による退職は以前より大きく減少しているものの、企業や職種によっては差があるようです。終身雇用のプラス面とマイナス面、無意識下で存在するアンコンシャス・バイアスなどまだまだ働く環境には課題も多いようです。自分が置かれた環境をただ受け入れるのではなく、自らも選択し、場合によっては働く環境を変えていくことも必要なのだと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後の探究プログラム予定 

9月20日(火) 16:30~ 211教室 西村あさひ法律事務所 女性弁護士による講義・トークセッション

 「弁護士業務ガイダンス・女性活躍 ~座談会~ 」

  女性弁護士の仕事とは? 女性に関わる法律の問題

 

9月22日(木) LHR 2学年修学旅行平和学習講演会 (三菱みらい育成財団助成事業)

 庭田杏珠さん(東大教育学部3年)「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」(光文社新書著者)

 「記憶の解凍」 ~戦争体験者の「想い・記憶」を未来へ継承するために~

  *現在、校内で庭田さんの写真のパネル展示中

 

9月30日(金) 午後 SGH全校講演会(リモート) (三菱みらい育成財団助成事業)

 講師 町井恵理氏(NPO法人ArfiMedico代表理事) 

 「女性チェンジメーカーに必要なこと」

 JICAの青年協力隊の一員としてアフリカで活動したことがきっかけでアフリカの医療問題に取り組み、富山の配置薬事業を参考にアフリカで医薬品を普及させるビジネスモデルを構築。

 

10月15日(土) 午後 視聴覚室 保護者向け講演会

MURC執行役員・主席研究員 矢島洋子先生 講義

「親と娘で考えるライフプランニング」 

*近日中に保護者の皆さんにご案内します  

 

10月21日(金) 午後 図書室 

 図書館・探究学習部コラボ企画 (三菱みらい育成財団助成事業)

「同志少女よ敵を撃て」著者 逢坂冬馬さん講演会

 2022年本屋大賞・大賞、アガサ・クリスティー賞・大賞 受賞作

  戦争だけでなく、女性と戦争、ジェンダーを考えるきっかけになるはずです

 

 

 

 

 

9月13日 総合探究の時間

 1年生は6月から取り組んできたモデル研究の発表をおこないました。自らのロールモデルとなる女性チェンジメーカーについて調べ、ポスター化したものを発表しました。今回はすべてのポスターを電子データにして提出し、発表もスマホを使い共有し、評価も入力して送信する方法を取りました。探究の内容はまだまだこれからというものも多かったと思いますが、今後SS探究、グループによるSG探究へと深めていきたいと思います。

 また、「三菱みらい育成財団」、「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」のスタッフのみなさんが来校され、各教室を巡回してご指導いただきました。

スマホでポスターの確認

教室内での発表

6月21日 総合探究の時間

 「西村あさひ法律事務所」の方が来校される

 本日の総合探究の時間に日本最大の法律事務所である「西村あさひ法律事務所」の弁護士9名、スタッフ4名の計13名が来校され、7時間目は図書室や探究活動中の教室を巡回して質問を受けてくださいました。現在、2年生は探究活動のテーマ設定、社会課題の絞り込みの作業をしているところですが、苦戦しているグループも多いようです。先週来校されたMURCの矢島先生と同様に「自分たちが何を問題だと思っているのか」「何を解決したいと思っているのか」が基本であり、そこが明確になってくれば自然と先が見えてくるはずだというお話がありました。「何をすれば良い探究になるのか」「何を調べれば良い探究につながるか」ではなく、自分たちの問題意識を突き詰める作業がまだ必要なグループが多いようです。

 

 図書室で質問      

   

 

 

 

 

 

     

 

      図書室で質問                             教室を巡回

 放課後は211教室で法律家による「キャリアガイダンス」を開催しました。多くの生徒が参加しました。弁護士の細谷さん、加藤さんの2名と弁護士秘書の青山さん(一女OG)によるパネルディスカッション方式で進められました。ダイバーシティ推進室長の上羽さん(一女OG)に進行していただきました。

 事務所の概要、法律家への道などについての説明があり、それぞれの方の経験を踏まえたお話がありました。弁護士をはじめとした法律家になるために法学部に行く人は多いが、公務員、企業の法務部門で働く人も多いということです。弁護士のお二人も加藤さんは最初から法学を学んだということでしたが、細谷さんは最初は言語に興味があったそうですが途中から方向転換したということでした。秘書になられた青山さんも最初は言語に興味があったということでした。高校時代に自分の進路についてある程度明確にした方が良いのでしょうが、様々なことに触れ、考えるうちに自分にとってのより良い進路が見えてくることもあるということです。ただ、いずれも最終的に弁護士になるという動機は「社会に貢献すること」「社会を変えることができる」「正義の味方になれる」など高い意識があったということは共通していました。

 仕事の内容については加藤さんは訴訟に関わる仕事だけでなく、企業の新商品開発について法律の規制の確認などの相談を受け、最終的には商品のパッケージ作りまで関わることもあったそうで、裁判官や検察官と違いクライアントのために広く貢献する役割を担うということです。なぜ弁護士なのかについて細谷さんは司法修習のあとの企業訪問で最初に「西村あさひ法律事務所」を訪問したところ、とても雰囲気が良く正義の味方として働けそうだったので「ここで働く!」と即決したそうです。その判断は正しかったとのことです。

 

  

 

 ワークライフバランスについては上羽さんは産休・育休後に復帰した最初の女性管理職だったそうです。その後、育休後に復帰する女性社員が一気に増えたそうです。青山さんも3人の子どもさんを出産し、育てながら働いているそうで自分の人生で「母親以外の自分」をもてる貴重な場になっているということでした。社内でもどんどん女性が働きやすい環境に変える取り組みがおこなわれているそうです。多様な働き方「ダイバーシティ」に取り組む西村あさひ法律事務所の姿勢を見せていただきました。

 

 最後に「法律は人間が作った物であり、生活を支えるインフラと同じ。より良い社会を作るために人の目で見て不備があれば変えれば良いし、足りなければ作れば良い」という言葉が印象的でした。そういう意識を持ちたいものです。

 

 

6月14日 総合探究の時間

 6月14日(火) 1年生・2年生総合探究の時間  

 本日は三菱UFJリサーチ&コンサルティングの執行役員・首席研究員の矢島洋子先生と2名のスタッフの方、並びに三菱みらい育成財団の高橋様が来校されました。

 7時間目は図書室で主に2年生の探究学習のテーマ設定や探求の方法に関する質問にていねいに答えて下さいました。

     

 

 

 

 

 

 

 

 今年度の探究活動も始まったばかりなのでテーマ設定や情報の収集などに関する様々な質問が出されました。まだ、漠然としている問題意識に対して、「なぜあなたはその探究をしたいのか?」「なぜ、その問題を取り上げるのか?」それが重要だという指摘が印象的でした。何をやったら良いかではなく、何がしたいのか、何を変えようと思うのかをもう一度考えることが原点のようです。全員の質問に答える時間はなかったので、今後はメールで対応して下さるそうです。

 

 放課後は場所を変えて、希望者による矢島先生とのトークセッションをおこないました。矢島先生の専門領域である、女性の生き方、男女共同参画、ワークライフバランス、ダイバーシティなどに関連し、今まで先生が歩まれてきた経験を話していただき、参加生徒からの質問に答える形で進んでいきました。

 就職活動で男女格差が大きかったこと、今の会社に入り自分で研究職の道を切り開いたこと、出産や育児と仕事とのバランスのこと、そして現在の役職について行く過程など興味深いお話を聞かせていただきました。バブル期に就職活動された矢島先生は、当時まだ新しかった現在の三菱UFJリサーチ&コンサルティングに入社されたとのことです。当時は新しい会社だったので、いろいろ意見を出しあったり、交渉の末に会社のあり方や自身の働き方を改善してきたとのことでした。印象的だったのは「置かれた場所で咲く」だけではダメで、自分で環境は変えることもできるし、作ることもできるというお話でした。それぞれが考え、発言し、行動することの大切さが社会を変え、女性の働く環境を変えていくのだと感じました。他にも「女性ならではの視点というよりも、社会は多様な人々が集まった方がより良いものになる」というダイバーシティの発想こそ求められているのだというお話も説得力がありました。

 第2回は9月の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一女の探究学習では総合探究の時間の活動だけでなく、様々な企画を用意していきます。

 一女生のみなさんは是非、積極的に参加して下さい。

 

 

探究活動始まりました! 

6月7日。探究活動が始まりました!

これから毎週火曜日の7時間目は探究活動の時間です。

1年生「モデル研究」 人生のモデルになる女性チェンジメーカーをみつける

2年生グループによる「探究活動」

その成果は2月4日「探究活動成果発表会」で共有されます。

 02_R4分野別テーマ(会場).pdf

2年 グループ編成のための自己紹介

1年 図書室でモデル研究

 

 

 

 

 

 

 

 

          

 

 

 

 

 

探究活動が始まります

 

現在、考査期間中です。みなさん勉強に励んでいることと思います。

 

考査が終わると31日(火)7時間目のガイダンスから今年度の「探究活動」が始まります。

1年生は初めての探究活動です。

2年生は昨年の活動をベースにして各自のテーマによる1年間の探究活動です。

3年生は時間があまり取れませんが、7月の特編期間中に各自の探究活動のまとめをおこないます。

 

1年生は6月7日からモデル研究をおこないます。自分の人生の目標になるような女性(チェンジメーカー)をみつけて、彼女たちが何を問題にして、どのように壁を突破していったのかを探究してもらいます。

 

2年生は各自の関心のある分野の希望調整中です。7日からグループ編成、テーマ設定、探究活動へと進んでいきます。

 

今年は「三菱UFJリサーチ&コンサルティング(シンクタンク)」や日本最大の法律事務所といわれる「西村あさひ法律事務所」のスタッフが一女の探究活動に協力していただけることになりました。SDGsに関わる社会問題について色々質問に答えてくださるはずです。テーマ設定などについてもアドバイスがいただけるのでなんでも質問してみて下さい。

 

令和4年度 総合的な探究の時間.pdf

探究活動 ~卒業生からのメッセージ~

 

 いよいよ新年度のスタートが間近になりました。新年度の探究活動もさらにバージョンアップしていきたいと考えています。

 3月に卒業した先輩から3年間の探究活動に関するメッセージが寄せられていますので、いくつか紹介したいと思います。

 

「私は総合選抜型入試の願書を提出するときにSG探究学習で学んだジェンダーについての論文を提出することができました。他にもSSHでの研究についても提出できました。探究学習は自分の興味を深掘りでき、入試にも活用できてとても良い活動だと思います」

 

「私は1年生、2年生の時の探究活動で世界の格差について学びました。その多くが教育の平等を実現することが問題解決の糸口になると考えました。豊かな国にすること、良い指導者を選ぶためには知識が重要だと考えました。こういう点から「教育の平等」をまずは実現しなければいけないと考え、教育を学びたいと思いました。探究活動には終わりも、正解もなくレポートをまとめたりすることは大変です。でも、考えるプロセス自体がとても大切で、考える癖、調べる癖がつきました。そのことによって得た知識は勉強とは少し違うと思いますが、必ずどこかで役に立つと思います。みなさんもがんばって下さい」

 

「探究学習で得たSDGsの知識やそれに対する取り組み例などが、自分のやりたいことを確立するのに役立ちました。私は芸術方面に進学しますが、アートを通して社会に還元できる方法を求めていきます。社会問題に対する問題意識は探究活動を通して身につけることができると思います。家族や地域などまずは小さな集団を通して何ができるかを考えることが大切だと思います」

 

「探究活動はテーマ選びに悩むこともあるかもしれませんが、自分の興味に基づいて選択するのが一番だと思います。(グループで他者と協働して取り組む経験についても)知り合いばかりのグループでなくても、課題に真剣に向き合うメンバーであればコミュニケーションもうまくいき、良いものができます。また、英語でのプレゼンテーションにも積極的に挑戦してみることをおすすめします。英語が完璧でなくても、先生にアドバイスをいただきながら完成度を上げていくことができます」

 

「私は探究活動に対するモチベーションが高かったのですが、頑張りかたがわからずにいました。1年生、2年生のうちから先生方に質問や相談をして取り組んでいたら高校での学びをもっと充実できたと思います。探究学習で興味があることについて問題意識を持ち、あれこれ考えたことは、大学入試の提出論文を書く際の土台となりました。テーマ設定によっては大学入試にも直結すると思います」

  探究学習は自ら学ぶ活動です。

 卒業生からは探究活動を通して自分が進むべき道が見えたという声がありました。また、大学入試でも自信をもって論文が作成できたり、面接に臨めたという声も多かったです。取り組み方によってものすごく充実した活動になるはずです。わからないことは、どんどん先生方に質問して下さい。

 

 新3年生はこの時期に自らの活動を振り返り、自分の興味関心はどこにあるのか?それを、もっと追求するにはどのような進路選択をすれば良いのかについて考えてみると良いと思います。

 新2年生は1年生でおこなったモデル研究、テーマ学習の取り組みを振り返り、これから1年間をかけておこなう「SS・SG探究Ⅱ」で何を探究するか春休みから考えておくと良いと思います。

 

浦和高校 総合探究の時間 4校合同発表会

3月17日(木)浦和高校でおこなわれた総合探究の時間4校合同成果発表会に参加してきました。

浦和高校、熊谷高校、不動岡、浦和一女の生徒が参加し、8グループがそれぞれの探究活動の成果を発表しました。コロナ禍でなかなか校外での発表に参加できない状況が続いてきましたが、貴重な経験ができました。他校では同じ高校生がどのような活動をしているのか知ることができ、良い刺激を受けました。

また、新学習指導要領の実施に伴い、多くの高校で探究活動を開始する傾向にあります。本校ではSSH、SGHの経験の蓄積があり、1・2年生全員が年間を通して探究活動をおこなうという県内でも先進的な取りを実施しています。

発表内容

1 誕生日と学力の関係 浦和高校

2 Providing Better Medical Care for  Muslims  不動岡高校

3 印欧祖語についての考察 熊谷高校

4 技能実習生のリアル 浦和一女 金子海夕 浪江彩花 立野穂果 (2年生)

5 政治的「大衆の反逆」を超克するために 浦和高校

6 梨農家救出プロジェクトNOTHING 梨農家ロス 不動岡高校

7 Car Making in  Arduino 熊谷高校

8 Potentiar of Hydrogen Energy 浦和一女 

探究プログラム ~第3回~ 

三菱みらい育成財団の助成による「探究学習プログラム」の第3回が3月13日(日)に開催されました。

今回は留学生を招き、世界の課題について英語によるディスカッションを中心におこないました。

まずはシリア、エチオピア、カンボジア、ノルウェーからの留学生とそれぞれのグループに分かれ、途中からローテーションにより情報共有をしました。

内戦、児童労働、貧困、格差、難民問題などそれぞれの国が抱えている社会問題をテーマについてディスカッションしていきました。参加した1年生は英語によるコミュニケーションに苦労もしましたが、上級生のサポートも受けながら進め、本格的な英語での会話が初めてだった生徒には良い経験になり、これからの学習意欲が増したようです。

そしてただ、受け身で話を聞くだけでは会話が進まず、気まずい時間になることも体験しました。留学生の話に、問いたて議論を深めていくことの大切さも実感したことでしょう。例えば、「ノルウェーでは難民の受け入れに消極的である」という話題について「社会保障が充実していることが有名で、豊かである国なのになぜ難民の受け入れに消極的なのか」という疑問をもち、なぜそうなるのか?同じ難民の受け入れに消極的な国である日本との比較を考えられたか?ということです。こういうことの積み重ねが探究学習なのです。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

参加生徒の感想

・英語でのコミュニケーションは難しかったが楽しかった。机上で勉強しているのとはまったく違うことがわかった。自分の課題がみつかった。(1年生)

・第1回で自分が本当にやりたいことをするには覚悟と勇気が必要なことがわかった。第2回で海外支援活動をするNPOの話を聞いて、将来の選択肢に海外進学や働くイメージはなかったが、新しい可能性を感じた。第3回では海外の留学生が自分の国の課題を解決するために日本に留学していることを知った。自分も、日本のことをもっと知らないと課題もみつけられないと思った。(1年生)

・SDGsについて何度も学習してきて知っているつもりだったが、問題に直面している国の人の話を直接聞くことでより問題意識が高まった。また、英語でのコミュニケーションは難しかったが英語を学ぶことの意義を強く感じることができた。(2年生)

・探究活動は答えのない問いに対して考え、深掘りする力を鍛えるためのものでこれからの社会に大切なものだと思った。第2回の時に「5回のWhy?」を繰り返すことによって何かが明らかになってくるということを習ったが、その必要性を今回留学生とディスカッションをして実感した。(3年生)

 

 

 

 

 

総合探究の時間  ~1年間のまとめ~ 

2月19日(土)SSH・SGH合同成果発表会がおこなわれ、今年度の探究学習の活動が終了しました。

 

当初、2月5日(土)に予定されていたものですが新型コロナの感染状況が悪化したことにより19日に延期し、校内だけの発表となりました。当日は前半(9時~10時30分)は36教室に分散し、教室ごとに1年生と2年生が集まり、SS探究発表、SG探究発表、SSH個人研究、クロスカルチャルトークの発表をおこないました。2年生はグループで119テーマの発表をおこないました。発表はiPhoneやchromebookにより教室のプロジェクターを利用しポスター、スライドを投影しておこないました。

 

 

 

 

 

 

 

 

後半(11時~12時)は全体会を視聴覚室と各教室をミートでつないでおこないました。

SGHからは「Food Imbalance〜Our Activities are a NEW STYLE〜」(英語)、「SOGIとステレオタイプ」(英語)、「Health Care in Cambodia」(英語)の3本。SSHからは「足の骨の強度におけるティラノサウルスの歩行速度の推定」、「交通信号反応におけるインジゴカルミンの退色」、「乳酸菌に最も適した栄養条件を探る」の3本の発表をおこないました。教室と視聴覚室間で活発な質疑応答もおこなわれました。

一女では毎年、生徒全員が探究活動をおこなっています。この活動を通して「社会について考えること」「課題をみつけること」「課題の解決策を考える」ことを学びます。なぜ?という「問い」を立てることの大切さと難しさを感じたことでしょう。

これから求められるのは、知識を身につけるだけでなく、知識をどのように活かすかです。

是非、この体験を次の学びに活かしてください。

 

来年度はさらにバージョンアップした探究学習の時間にしていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

探究プログラム ~2日目~ 「これからの生き方を学ぶ」 

 2月13日(日)探究プログラムの2日目が実施されました。

 アジアフィールドワークが新型コロナの影響で今年度も実施できなかった代替プログラムとして、三菱みらい育成財団からの助成により1月~3月に1回ずつ、社会的課題に取り組む上で必要になる資質を育成するプログラムを実施しています。先日その第2回が実施されました。

 内容は、関西学院大学教授・前日本テレビ「news zero」キャスター村尾信尚氏、ジャパン・プラットフォーム村松直美氏、Japan Hear近藤ふゆき氏による講演を聞き、質疑応答を行うというものでした。 

 村尾さんからはご自身が「社会を変えなければ」という思いで官僚を辞めて、選挙に出て落選した経験から「やらずに後悔するよりも、やって後悔した方が良い」というお話をいただきました。探究学習では社会を変えることが大きなテーマになります。一歩踏み出す勇気の大切さが伝わったのではないでしょうか。また、参加した生徒から「今の学校での勉強は社会に出てから役に立たないのではないか」という質問に対して「ビジネスに必要な知識は社会に出れば嫌でも学ぶことになる。若く、時間がある今こそ無駄に思えるような学びに触れることが大切だと思う」というアドバイスをいただきました。一女生も卒業して数十年経ってから高校での学びの大切さに気がつくときが来るのだと思います。

 村尾さんが立ち上げに関わった政府、企業、NGOが関わる国際支援組織のジャパンプラットフォームの村松直美さんから人道支援、災害支援の現場から「食べ物を配るだけでなく、自立を促す支援が大切」というお話や「多くの人に感謝されても一部の人たちには認められないこともある」という支援活動の難しさを教えていただきました。

 医療活動を中心に国際支援活動を行っているJapan Heartの近藤ふゆきさんからは「同じ予算で数万人にワクチンを配布して病気を防ぐことも大切だが、同額で高度医療を必要とした命の危機に瀕する1人の命を救うことも大切なこと」「現在、カンボジアに病院を建設し、この病院を現地のスタッフで運営していけるように人材を育成している」ことなどのお話を聞かせていただきました。国際支援の形や理念も多様であることを学びました。

 最後にオブザーバーとして参加してくださったLVMH(ルイ・ヴィトン・ジャパン)の山内彩さんから「みなさんは、ルイ・ヴィトンと聞くと、セレブを相手にした高級ブランドの企業というイメージを持っているかもしれませんが、私たちの会社は職人さんを大切にしてきた会社であることも是非知っていただきたいです。また、多くの女性スタッフが働いています。私たちはこの職人さんや女性スタッフの雇用を守り、働きやすい職場を作ることを目指し、日々邁進しています。」というお話をいただきました。今、各企業がSDGsに強い関心を持っていることは報道などで耳にしますが、それを実感できるお話でした。

  探究学習は社会課題を発見してそれを具体的に解決していこうという取り組みです。深く柔軟な思考と壁を乗り越える勇気や行動力が求められていることを実感した1日でした。

 探究プログラム3日目は3月13日(日)に予定しています。次回は日本で学んでいる留学生との交流を通して学ぶ1日にしたいと思います。

 

 

「わたしとれきし」展 展示延長!ぜひ見に来てください !!

1月27日から視聴覚室前にて「わたしとれきし展~ホロコーストの記憶と今を生きる私たち」が開催されています。SSH・SGH合同研究成果発表会が2月19日(土)に延長となったため、展示も延長しています。過去の史実だけの展示ではなく、現代に生きる「わたし」たちの考えや気持ちも展示されています。感想を寄せ書きする場所もあるので、見るだけでなく、是非、この企画につながってもらえたらうれしいです。

 

「探究的な学び」をこれからも推進します!

本校は昨年度SGH認定校として、今年度はSGHネットワーク認定校、三菱みらい育成財団「心のエンジンを駆動させるプログラム」採択校として、未来のための「女性学」の探究を軸に、女性リーダーの育成を推進しております。年度当初、本校の取組について文部科学省から高評価もいただきました。これからも、探究活動を通して、国際的視野を持ち、地球的課題を発見し、問題解決を図ることのできるグローバルリーダーの育成に取り組んでまいります。

令和2年度スーパーグローバルハイスクール事業成果検証の報告について→【事例12】浦和第一女子.pdf

「わたしとれきし」展 ~卒業生による発表の展示~

 

 1月27日~2月5日まで、視聴覚室前にて「わたしとれきし展~ホロコーストの記憶と今を生きる私たち」が開催されています。

 これはヨーローパでユダヤ人らが虐殺された「ホロコースト」の時代に私たちが生きていたらと問いかける大学生による企画展です。

「あの時代にも、一人一人の「わたし」の人生がありました。」

「れきし」の中にはどんな「わたし」が存在していたのでしょうか。」

「わたしたちは過去から何を学べるのでしょうか」   

(「わたしとれきし展」HPより)

 現在大学2年生になる本校の卒業生と8人の大学生が、コロナ禍にオンラインで学び、問いをたて、考え、発信した探究です。

熱心に展示を見、感想を書く一女生の姿がありました。

明日、5日までなのでまだ見ていない人はお早めに!

 

今後も卒業生の発表を紹介する場を提供していきたいと思います。

卒業生で是非一女生に見せたい発表がある人は、一女探究学習部内桶まで

お問い合わせください。

          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合的探究の時間 ~発表会~

 1月11日(火)、18日(火)の総合的探究の時間に1年生は後期のSG探究のクラス内ポスタープレゼン、2年生はクラスを超えた探究グループごとにスライドを用いてのプレゼンをおこないました。

  

 1年生は班ごとにポスターを見せながらの発表と質疑応答を実施しました。SDGsの社会的課題に関して、現状を知り、「自ら問いをたて」、「調査研究」をし、「解決策を提案」、そして「発信する」という探究活動のしめくくりです。興味深い内容で、質疑応答も活発に行われました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 2年生は、各グループの探究活動についてスライドによる発表をおこないました。

  ① 社会的な課題を設定する(SDGsに関わるテーマから)

 ② なぜそのようになるのか仮説をたてる

 ③ 仮説をデータによって検証・事実を確認する 

 ④ 課題解決のための方法を提案する

 ⑤ 英語を含めたプレゼンテーション

  以上のような流れを基本に年間の探究活動をおこなってきました。簡単ではありませんが「新しい視点」、「柔軟な発想」、「何かを変えようとする熱量」が問われます。

          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高校の3年間だけでなく、大学、社会人として求められる力の基礎を養うための活動です。

 1年生、2年生の探究活動の成果は2月5日(土)のSSH・SGH全校合同研究成果発表会で発表されます。(今年度もコロナ禍のため残念ながら昨年度と同様に非公開での実施となります。)  

 

探究プログラム始まりました!

「探究学習プログラム」① 探究学習に必要なこと ~社会を変える~ 

 

 「三菱みらい育成財団」助成により企画した「探究学習プログラム」が1月8日(土)から始まりました。このプログラムは本来なら過去2回ベトナムで実施したアジアフィールドワークが新型コロナ禍により実施できなくなったためにその代替事業として実施するものです。

 探究学習のスキルアップを目指して全3回希望者に対しておこなうものです。第1回の今回は社会的起業家として川崎認定保育園の「みらい保育園」を開設した小野田一樹さんとSDGs公認ファシリテーターの及川秀昭さんの講義を受けました。

 前半は小野田さんに探究学習の進め方について実際に]取り組んできた経験をもとに「問題と課題の違い」「テーマ設定」「アイデア創出」の重要性とヒントを教えていただきました。後半は及川さんにカードゲームも交えてSDGsの再確認と経済的発展、環境の保全、社会のあり方をバランス良く進めていくことの重要性と難しさを体験させていただきました。

 浦和一女では知識だけでなく、その知識を活かして「社会を変える」力を備えた人材の育成に力を入れています。探究学習部も今までにない取り組みにチャレンジしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「探究プログラム」 今後の日程

 第2回 2月13日(日) 

  マスコミ関係、政府関連団体、NPO関係の方を招き世界を変える取り組みについて講義していただく予定です。

 第3回 3月13日(日) 

  留学生との交流、英語によるディスカッション、プレゼンの練習 を予定しています。 

全国高校生フォーラムに参加

 

 12月19日(日)、WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業及びスーパーグーローバルハイスクール(SGH)ネットワーク参加校(約120校、埼玉県立高校では一女のみ)が参加する「2021年度全国高校生フォーラム」(文部科学省、国立大学法人筑波大学主催)がオンラインで開催されました。

 

 本校からはSGHネットワーク参加校として2年生2名が参加しました。テーマは「カンボジアの医療従事者を増やすには」です。国内外の高校生10校のグループ内でプレゼンをした後、質疑応答、さらに大学の先生からの講評がありました。探究活動は課題の発見、解決策の提示、そしてプレゼン力が大切なことを改めて実感できました。

 

 第2部では若い研究者との意見交換ということで、日本に来ている筑波大学の留学生の話を聞き、英語で質問をしました。第3部では、SDGsのGoal 4「質の高い教育をみんなに」というテーマで10校の生徒たちと英語で討論をしました。「解決のための当事者としてどう取り組むか」「将来、どのように世界に貢献したいか」「いま、高校生としてできることは何か」という質問に対して、英語で自分の意見を堂々と述べ、国内外の高校生と意見交換をしたことは貴重な経験になったと思います。

 

参加生徒の感想

同じ世代がした研究を聞いたり、積極的に英語で発言しているのを見て、自分ももっと頑張ろうと刺激を受けることができ、大学の教授や留学生と話すことで、自分たちの研究をより深めることもできた。英語で話すのは大変だったが、とても有意義な時間を過ごせたので、良い経験になったと思う。

              

  

本校生徒の研究要旨です。

   More Doctors in Cambodia

  In addition to the effect of the Pol Pot regime, what is the cause for the lack of doctors in Cambodia?  We found three causes; medical education inaccessible to poor people, overseas outflow of health workers, and heavy dependence on foreign aids. As a solution, we present “Continuable Education System” using step-ladder system, which provides children in poverty with basic knowledge about healthcare, gives the opportunity to go on to higher education in medicine step by step, and trains doctors. They come back to their local community and teach future generation. It can establish a self-help system in Cambodia.

日本語要約

カンボジアの最も深刻な問題は、医療従事者が少ないことだ。 その原因は貧困層が医療教育を受けられないこと、医療従事者の海外流出、医療行政が外国に依存していることがあげられる。 この問題を解決するために、私達は循環型教育を提案する。このシステムにより貧困層からも医療従事者の育成がはかれることや貧困層に基礎的保健衛生の知識を普及することができる。自助システムを確立しよりよい医療社会になると考える。 

全国高校生フォーラム参加

 12月19日(日)にオンラインで開催される全国高校生フォーラムに本校2年生の原さんと石原さんの探究活動「More Doctors in Cambodia」が出展されます。

   本校では2年生全員が各自の関心に応じて世界の課題解決に向けて1年間かけて探究活動をしています。課題をみつける。原因を考える。事実を確認する。解決策を追求する。そしてプレゼンを実施して世に広める。これらの探究活動は単なる調べ学習ではなく、自ら解決に向けて考えることが要求されます。

 これまで重視されてきた知識重視の学習だけではなく、課題解決型の思考を育てることを目的にしています。卒業後、大学や社会で要求されるスキルです。

 2月5日(土)にはSSH、SGHネットワークの活動の成果を全校で共有する「第3回校内成果発表会」がおこなわれます。

        ポスター_1115.pdf 

          

全国高校生フォーラム(SGHネットワーク事業)に参加します。

 2021年度WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業およびSGH(スーパーグローバルハイスクール)ネットワーク参加校による全国高校生フォーラム(文部科学省・筑波大学主催)が12月19日(日)13:00~17:30  オンラインで開催されます。

 

SGHネットワーク参加校である本校からも英語によるポスタープレゼンテーション部門で1グループ参加します。テーマは「More Doctors in Cambodia」です。

 

興味のある方は当日、開会式、授賞式の様子がオンラインで視聴できます。

 

詳細は https://sgh.b-wwl.jp/2021forum/ で確認してください。

 

 

「クロスカルチュアルトーク(CCT)」開催されました

  11月13日(土)の午後、恒例のCCTが開催されました。今年も東京外国語大学の留学生に参加してもらいました。留学生はシリア、ブルンジ、ブラジル、ロシア、カザフスタン、タイ、インドネシア、インド、スリランカ、ミャンマー、メキシコ、エジプトからの12カ国13人でした。残念ながらオンラインでの開催となりましたが、7グループに分かれて「セッション1」は自己紹介、国の紹介。「セッション2」は日本とそれぞれの国が抱える社会的な問題について。「セッション3」は全体会でディスカッションを通して得られた課題や解決策を英語でスライド化して各グループによるプレゼンテーションをおこないました。4時間ほどの時間でしたが、実際に英語で海外の方とコミュニケーションをとる良い経験になったようです。もっともっと英語の勉強をしたいという気持ちが強くなった生徒も多いようです。次回は3月にアフリカ版クロスカルチュアルトークを予定しています。

   

 オンラインによる交流の様子。一女ではIT機器を使い、授業、行事など様々なプログラムを実践しています。今回も生徒は機器を駆使して短時間で英語によるプレゼン資料を作成しました。

 

SGH 2年探究学習

8月18日(水)にSGHの2年探究学習を行いました。

本来ならば東京にある「地球ひろば」に行く予定でしたが、zoomに切り替えて実施しました。

実際に現地で活動されていた方からのお話は、とても興味深く、ためになるお話でした。

中間発表に向けて頑張ります!

一女の探究学習  

 毎週火曜日に2年生が取り組むSS・SG探究講座のテーマ別の講座一覧です。

   SG探究グループ一覧.pdf 

 

   それぞれが自分の関心のある講座を選び、さらにテーマを共有する生徒同士でグループを編成し、ほぼ1年間をかけて探究活動をおこないます。1年生は「SS探究」(科学的なテーマ)と「SG探究」(社会に関するテーマ)をそれぞれ探究します。2年生のテーマはSSHとSGHを横断する内容になります。2月のSSH・SGH合同成果発表会は1年生の「SS 探究Ⅰ」、「SG探究Ⅰ」、2年生の「SS・SG探究Ⅱ」で作成したポスターやスライドを使って発表し、互いに評価し合う全校行事となります。

  新学習指導要領では総合的な探究の時間が必須になります。

 本校はすでにSSHやSGHの活動を通して探究活動を模索してきました。これらの活動を通して、様々な課題・問題を発見し、その原因を探り、解決策を提示することがこの活動の基本的な流れです。今までの知識を中心とした学習能力だけでなく「何が問題なのか?」「どうすれば解決できるか?」という「課題解決能力」や「プレゼン能力」を高められるように、この活動をさらに充実させていきたいと考えています。

 

【SGH】2年生「SG探究Ⅱ」講座始まりました

火曜日7時間目の総合探究の時間におこなう2年生の探究活動も始まりました。
2年生はすでに1年間取り組んだ探究活動をさらに深めた内容にしていきたいと考えています。

2年生は1年間を通してグループによる探究活動になります。
各教室でオンラインによる図書館ガイダンスをおこない情報の見つけ方、活用の仕方、利用のルールなどについての理解を深めました。
さらに、次週からの研究テーマ決めに向けての作業をおこないました。

オンラインによる講義の様子
(オンラインによる講義の様子)

テーマをしぼります
(テーマをしぼります)


SGH全校講演会が開かれました

2月12日(金)、SGH全校講演会が開かれました。

今年の内容は映画『ソニータ』の視聴とフォトジャーナリストの安田菜津紀氏のトークセッションでした。

『ソニータ』は、アフガニスタン難民の少女がラッパーになるという夢を追う姿を捉えたドキュメンタリーで、望まない結婚を強いられる児童婚や難民などの問題について考えさせられる作品でした。

映画視聴の後で、安田菜津紀氏(NPO法人Dialogue for People)所属フォトジャーナリスト)のトークセッションを行いました。『ソニータ』の映画で描かれた児童婚や、取材で訪れたシリア難民特に子供たちのおかれた状況など、貧困とジェンダーを視点にお話しをしていただきました。東北大震災の被災者の話も交え、「自分の役割」について考えることの重要性を語られていました。世界中の弱者をカメラにおさめてきた安田氏の話に多くの生徒が感動していました。講演終了後も、直接話を聞きたい生徒が集まり活発な質問が出されました。SDGsの究極の目標である”No One Left Behind” ということを感じてくれたのではないかと思います。有意義な学びの場となりました。

【生徒の感想】

 ●ソニータを通して、家族の生活を守るために同じくらいの女の子が望まない結婚を強いられる現状と心境を知り、とても心が痛んだ。ソニータの歌に「産んでもらった恩にどう報いればいいの」という一文があった。この言葉が私の心に残った。安田さんのお話の中で、家族と引きはなされる女の子や右足を切断された女の子の話があったが、罪のない子供たちが人生を翻弄され生きている。自分はこんなにも恵まれた環境の中で自分の置かれた立場に安住してはいないだろうか。安田さんのお話にもあったように、お互いの役割を持ち寄って、少しでもソニータや傷づけられた女の子たちを救いたい。一人一人が他者のことを考え、自分にできることをやっていきたいと思った。

 

 

 

Cross Cultural Talk アフリカ版 が行われました

 

1月23日(土)の放課後、「Cross Cultural Talk アフリカ版」が行われました。

これは、あしなが育英会の援助で日本の大学に留学しているアフリカ、サブサハラ諸国の大学生と一女生が交流する企画です。今年はオンラインで行われました。参加した留学生の出身国はナイジェリア・コートジボワール・レソト・マダガスカル・ウガンダ・シエラレオネの6カ国でした。

留学生ひとりに対して生徒3~4名でグループを作り、ディスカッションおよび発表スライドの作成とプレゼンテーションを行いました。

【参加した生徒の感想】

・留学生の方から言われた、「日本ではチャンスがたくさんあるのだから、何にでもチャレンジすれば、何にでもなれる。それが女性進出の鍵だ」と言う言葉が心に響きました。

・参加したことで、ナイジェリアのことを身近に感じるようになった。新聞でナイジェアの記事があると必ず読むようになった。#endSARSに賛同するなど、日本にいてもナイジェリアとは簡単につながれる。また、日本人の行動がナイジェリアに影響しているということも知った。今までは無意識のうちにアフリカと距離を作っていたのだと気づいた。

・自分とは異なる文化を持つ人と語りあえたのはとても刺激的でした。イジキエルさんは自分の国の問題に向き合い、それを解決するために日本に来たと聞きました。私も自分の国や世界に少しでも貢献できるように学んでいきたいと思いました。また、普段学校に行って学習できることは幸せなことなのだと実感しました。

 

 

 

ベトナムの大学生とオンラインで対話しました

 1月30日(土)、ベトナムの大学生とのオンライン対話が行われました。

本来はベトナムを訪問してフィールドワークを行う予定でしたが、コロナ禍で中止となってしまい、その代わりとして対話が実現しました。

一女からは、日本国内のベトナム人技能実習生の問題について探究しているグループが参加しました。まず発表を聞いてもらい、その後で意見交換が行われました。

これまでの探究の成果を直接現地の人に聞いてもらえる貴重な機会となりました。

 

 

 

Cross Cultural Talk が行われました

11月21日(土)の午後、東京外国語大学の外国人留学生と英語で交流をする「Cross Cultural Talk」が行われました。例年は留学生に来校してもらって直接話すのですが、今年はコロナウイルス感染防止のため、オンラインで一女と留学生をつないで実施されました。外語大の留学生なので、当然日本国内にいると思っていたところ、南半球のエクアドルや、ロシアのサンクトペテルブルクから参加した留学生もいて、距離が関係ないというオンラインの利点を改めて感じました。

画面越しでかつ英語での対話なので、話が途切れないかどうか心配していたのですが、身近な話題からおしゃべりが始まって、さまざまな話題で盛り上がっていました。対話の後半では、それぞれの国が抱える問題など、より深くその国を理解するためのディスカッションが行われました。

対話終了後、話し合った内容をスライドにまとめ、英語で発表を行いました。どのグループも、短時間で準備したとは思えないレベルの高い発表となっていました。