SGH日誌
一女の探究学習
毎週火曜日に2年生が取り組むSS・SG探究講座のテーマ別の講座一覧です。
それぞれが自分の関心のある講座を選び、さらにテーマを共有する生徒同士でグループを編成し、ほぼ1年間をかけて探究活動をおこないます。1年生は「SS探究」(科学的なテーマ)と「SG探究」(社会に関するテーマ)をそれぞれ探究します。2年生のテーマはSSHとSGHを横断する内容になります。2月のSSH・SGH合同成果発表会は1年生の「SS 探究Ⅰ」、「SG探究Ⅰ」、2年生の「SS・SG探究Ⅱ」で作成したポスターやスライドを使って発表し、互いに評価し合う全校行事となります。
新学習指導要領では総合的な探究の時間が必須になります。
本校はすでにSSHやSGHの活動を通して探究活動を模索してきました。これらの活動を通して、様々な課題・問題を発見し、その原因を探り、解決策を提示することがこの活動の基本的な流れです。今までの知識を中心とした学習能力だけでなく「何が問題なのか?」「どうすれば解決できるか?」という「課題解決能力」や「プレゼン能力」を高められるように、この活動をさらに充実させていきたいと考えています。
【SGH】2年生「SG探究Ⅱ」講座始まりました
火曜日7時間目の総合探究の時間におこなう2年生の探究活動も始まりました。
2年生はすでに1年間取り組んだ探究活動をさらに深めた内容にしていきたいと考えています。
2年生は1年間を通してグループによる探究活動になります。
各教室でオンラインによる図書館ガイダンスをおこない情報の見つけ方、活用の仕方、利用のルールなどについての理解を深めました。
さらに、次週からの研究テーマ決めに向けての作業をおこないました。
(オンラインによる講義の様子)
(テーマをしぼります)
SGH全校講演会が開かれました
2月12日(金)、SGH全校講演会が開かれました。
今年の内容は映画『ソニータ』の視聴とフォトジャーナリストの安田菜津紀氏のトークセッションでした。
『ソニータ』は、アフガニスタン難民の少女がラッパーになるという夢を追う姿を捉えたドキュメンタリーで、望まない結婚を強いられる児童婚や難民などの問題について考えさせられる作品でした。
映画視聴の後で、安田菜津紀氏(NPO法人Dialogue for People)所属フォトジャーナリスト)のトークセッションを行いました。『ソニータ』の映画で描かれた児童婚や、取材で訪れたシリア難民特に子供たちのおかれた状況など、貧困とジェンダーを視点にお話しをしていただきました。東北大震災の被災者の話も交え、「自分の役割」について考えることの重要性を語られていました。世界中の弱者をカメラにおさめてきた安田氏の話に多くの生徒が感動していました。講演終了後も、直接話を聞きたい生徒が集まり活発な質問が出されました。SDGsの究極の目標である”No One Left Behind” ということを感じてくれたのではないかと思います。有意義な学びの場となりました。
【生徒の感想】
●ソニータを通して、家族の生活を守るために同じくらいの女の子が望まない結婚を強いられる現状と心境を知り、とても心が痛んだ。ソニータの歌に「産んでもらった恩にどう報いればいいの」という一文があった。この言葉が私の心に残った。安田さんのお話の中で、家族と引きはなされる女の子や右足を切断された女の子の話があったが、罪のない子供たちが人生を翻弄され生きている。自分はこんなにも恵まれた環境の中で自分の置かれた立場に安住してはいないだろうか。安田さんのお話にもあったように、お互いの役割を持ち寄って、少しでもソニータや傷づけられた女の子たちを救いたい。一人一人が他者のことを考え、自分にできることをやっていきたいと思った。
Cross Cultural Talk アフリカ版 が行われました
1月23日(土)の放課後、「Cross Cultural Talk アフリカ版」が行われました。
これは、あしなが育英会の援助で日本の大学に留学しているアフリカ、サブサハラ諸国の大学生と一女生が交流する企画です。今年はオンラインで行われました。参加した留学生の出身国はナイジェリア・コートジボワール・レソト・マダガスカル・ウガンダ・シエラレオネの6カ国でした。
留学生ひとりに対して生徒3~4名でグループを作り、ディスカッションおよび発表スライドの作成とプレゼンテーションを行いました。
【参加した生徒の感想】
・留学生の方から言われた、「日本ではチャンスがたくさんあるのだから、何にでもチャレンジすれば、何にでもなれる。それが女性進出の鍵だ」と言う言葉が心に響きました。
・参加したことで、ナイジェリアのことを身近に感じるようになった。新聞でナイジェアの記事があると必ず読むようになった。#endSARSに賛同するなど、日本にいてもナイジェリアとは簡単につながれる。また、日本人の行動がナイジェリアに影響しているということも知った。今までは無意識のうちにアフリカと距離を作っていたのだと気づいた。
・自分とは異なる文化を持つ人と語りあえたのはとても刺激的でした。イジキエルさんは自分の国の問題に向き合い、それを解決するために日本に来たと聞きました。私も自分の国や世界に少しでも貢献できるように学んでいきたいと思いました。また、普段学校に行って学習できることは幸せなことなのだと実感しました。
ベトナムの大学生とオンラインで対話しました
1月30日(土)、ベトナムの大学生とのオンライン対話が行われました。
本来はベトナムを訪問してフィールドワークを行う予定でしたが、コロナ禍で中止となってしまい、その代わりとして対話が実現しました。
一女からは、日本国内のベトナム人技能実習生の問題について探究しているグループが参加しました。まず発表を聞いてもらい、その後で意見交換が行われました。
これまでの探究の成果を直接現地の人に聞いてもらえる貴重な機会となりました。