校長日誌
華道部の活動
先週は体育祭、今週は生徒総会・討論会など学校行事が続きました。今週は雨も多くなりましたので、先週のうちに体育祭ができて本当によかったと思います。
さて、今回の作品は、オレンジ色の花がケイトウ、緑の濃い葉がソケイ、長い茎や葉のものがヒメガマとのことです。
ヒメガマの長さを利用した大胆な生け方だと思います。
また、ケイトウは毎年この時期に届けてくれる花です。2年前に「私は子供の頃、ケイトウをケイト(毛糸)と思い込んでいました。花のふわふわしている様子から勝手に毛糸を結び付けていたためです。」と記させていただきましたが、今回、花を届けてもらった時にも同様の話になり、懐かしく思い出しました。
ちなみに、ケイト(毛糸)ではなく、ケイトウ(鶏頭=ニワトリのとさか)と知った時に、私は多少ショックを受けましたが、届けてくれた華道部の生徒はどう感じたのだろうと思いました。
華道部の活動
昨年度は、4月と5月が臨時休業で6月に入ってようやく分散登校を行いました。今年も新型コロナウイルスの影響を強く受けてはいますが、感染防止対策を徹底しながら教育活動が展開できていることを嬉しく思います。
さて、今回の作品は、ピンク色の花がシャクヤク(芍薬)、葉ものがニューサイランとのことです。
シャクヤクは花の美しさが讃えられるばかりではなく、その根が漢方薬の材料としても用いられるなど、様々な魅力を兼ね備えた花だと言えます。
大きく開花した花の他に6つの蕾があり、この状況を鑑賞するのだと思いますが、もし、すべての蕾が開花したらどのような状況になるのだろうと、ふと想像してしまいました。
ちなみに、ニューサイランも様々に活用できるようで、その根を焼いてすりつぶすとシップ材になるそうです。
御来校いただきありがとうございました
先週の土曜日は、4限に保護者対象の公開授業、午後は3学年保護者会・クラス懇談会、PTA各部会、PTA・後援会合同理事会と保護者の皆様には大変お世話になりました。
3学年保護者会や合同理事会は体育館で開催しましたが、5月とは思えない暑さで御負担をおかけし申し訳ございませんでした。
3学年の保護者会では進路に関する説明を中心に全体会を開催しましたが、卒業生による座談会も行いましたので、お子様がどのようなことを考えているかということについて参考にしていただけたのではないかと思います。
また、PTA関係につきましては、6月5日の総会に向けて御準備いただきました。
総会当日は、1・2年生の保護者会も予定していますので、無事に開催できればと願っています。
華道部の活動
今回の作品は、ピンク色の花がカンパニュラ、黄色の花がソケイ、葉ものがギボウシとのことです。
今回から2年生が届けてくれることになりました。3年生の皆さんには校長室を明るくしてくれて感謝しています。花の名前もたくさん教えてもらいました。2年生の皆さんもよろしくお願いします。
さて、今回も初めて聞く名前ばかりでした。
カンパニュラはラテン語で釣り鐘を意味するとのことですが、確かに花の形が釣り鐘にそっくりです。ソケイは中国名で、素馨と書くとのことです。いわゆるジャスミンということで小さな花ですが香りがあります。
華道部の活動
今回届けていただいた作品は、赤色の花がスプレーカーネーション、青色の花がデルフィニウム、葉ものがレザーファンとのことです。
スプレーカーネーションのスプレーとは、1本の茎に数輪の花がついていることを意味するそうです。5月の第2日曜日が母の日ということで、この時期には通常とは異なって、フラワーアレンジメントの作品をつくって持ち帰っているそうです。カーネーションと言えば今回の作品のように赤色が定番と思っていましたが、アメリカで母の日が始まった時には白いカーネーションだったとのことです。
また、デルフィニウムという名前はイルカに由来するそうです。
華道部の活動
今回の作品は、ガーベラ、スターチス、ヤマブキとのことです。
久しぶりにお花を届けていただきました。
写真ではわかりにくいのですが、ガーベラの花がそれぞれ異なる方向を向いているところが素敵だと思いました。
昨日、たまたま通りかかった花屋さんに「4月18日はガーベラの日」と書いてありました。
店先のガーベラは色とりどりでとてもきれいでした。
また、ヤマブキと言えば山吹色を思い浮かべますが、今回のヤマブキの花はきれいな白色でした。これもまた少し気になったところです。
終業式を迎えて
今年度は新型コロナウイルスの影響により様々な対応が求められた一年となりました。
昨年の3月は臨時休業のため終業式を行うことができませんでしたが、今年はオンラインで各教室に配信する形で実施することができました。
制限がある中でもできることが少しずつ増えてきていることは嬉しく思います。
終業式後には桜の前で写真を撮っている生徒の様子がとても和やかでした。
新年度も感染防止に努めながら一女の教育を積極的に展開してまいります。
一女の歴史
今年度は本校にとって創立120周年の記念すべき年です。
残念ながら新型コロナウイルスの影響を受けて、記念式典をはじめとする多くの記念行事が中止となりました。
ただ、創立100周年以降の20年間の歩みをまとめた記念誌は、昨年の11月に刊行することができました。
創立100周年は2000年でしたが、その際には「百年誌ゆうかりとともに」が刊行され、今でも本校の歴史を知るうえで貴重な資料となっています。
その百年誌の1911年(ちょうど110年前)のページを見ますと、現在の場所に移転し校舎が新築されたことが記されています。
110年間の長きにわたって一女はこの地に根付いています。
当時の写真を見ますと校舎の前は一面の桑畑です。
時の流れを感じることができます。
年の暮れを迎えて
12月25日から冬季休業に入りました。
24日の全校集会でもお話をしましたが、今年は3月2日から臨時休業となり、そこからは年度をまたいで新型コロナウイルス対策に追われる1年でした。
その中でも、一昨年までとは異なる新しい取組が多く行われました。
ここにきて感染拡大が心配される状況ですが、基本的な防止対策をしっかり講じつつ、一女の教育を前進させたいと思います。
来年も一層の御理解と御支援を賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。
華道部の活動
今回の作品は、ピンポンマム、コンパクタ、シロサンゴとのことです。
緑系の素材だけを使っていますが、同じ緑色でもそれぞれ色合いが異なりますので変化が楽しめます。
やはり、かわいらしい球体に目が行きますが、ピンポンマムの「ピンポン」と「ピンポン球」の関係は容易に想像できます。
ただ、どうして「マム」?と思いましたが、「マム」とはキクのことだそうです。
確かに球体をよく見るとキクのようですし、葉もキクのようです。