【吹奏楽部】さいたまアンサンブルフェスタ2024 結果
12/27(金)、RaiBoC Hallレイボック 小ホール(市民会館おおみや)にて開催されたさいたまアンサンブルフェスタ2024に
本校から「サクソフォーン四重奏」と「木管五重奏」が参加しました。
出演順2番だったサクソフォーン四重奏は、1番目の団体が辞退だったため、実質1番の出番!
曲は、坂井貴祐:アリオーソとトッカータ でした。
1年生4人で構成されたこの四重奏でしたが、なんと
金賞、奨励賞を受賞することができました。
よく頑張りました!!
そして、もう1つの木管五重奏は、
広瀬勇人:コッツウォルズの風景(フレキシブル版) を演奏しました。
通常の木管五重奏とは違いオーボエとファゴットが本校にはいないため、アルトサックスとバスクラを入れての演奏でした。
こちらの結果は銀賞。
変わった楽器編成でバランスをとるのが非常に難しかったのですが、なかなか健闘したと思います。
次の行事は、1/29(水)南部地区高校音楽祭 です。
今度は全員合奏での参加なので、また練習頑張ります。
応援よろしくお願いいたします。
【部員のコメント】(サクソフォーン四重奏)
・長い練習期間が終わり、今は嬉しいような、寂しいような、不思議な気持ちです。最初は一年生だけの編成で不安が大きかったです。しかし、みんなで一緒に考えて、練習して、試行錯誤しながら改善していく日々は、とても楽しかったです。本番直前に体調を崩してしまったのは悔しかったのですが、そんな中でも頑張れたのは、頑張り屋さんで優しい三人の支えがあったからです。本当に感謝しています。今後、より上達していくためには、やはり基礎力が重要だと思います。そのために、特にブレス、ロングトーン、タンギング、ビブラート、耳を鍛えること(音感、いい音楽を聴く等)を重点課題として取り組んでいきたいです。アンサンブルでは周りの音をよく聴くこと、ブレスを合わせたり動きをよく見ること、自分が今の場面でどんな役割を果たしているのかということなどにも集中していたので、その意識を大人数の合奏にも活かそうと思います。
・私自身中学生の頃から吹奏楽をやってきて、一度も金賞を頂いたことが無かったので、今日初めて金賞を頂くことができて嬉しい気持ちでいっぱいです。私達の出演順は2番でしたが、1番の高校が辞退となり、私達がトップバッターでした。少し緊張しましたが、胸を張って堂々と舞台に立ちました。本番は、音色を最後まで崩さずに保てたことと、アイコンタクトをしながら演奏をできたこと、外しがちだった高音を綺麗に当てることができたことが良かった点です。今回のアンサンブルで、自分の課題が浮き彫りになりました。自分に厳しく改善に努めます。改めてアンサンブルの楽しさを実感し、充実した約4カ月間でした。
・今日の演奏は、自分たちが出せる実力を10段階で表すと9は発揮できたと思った。緊張によって(暗譜演奏だったため)演奏箇所が分からなくなってしまったり、縦が練習よりも思い切りズレてしまうことはなかった。では残りの1は何なのかというと、講評用紙にあった通り「音程が課題である」ことだった。音程の部分が課題であると感じていた審査員が多くいらっしゃった。音程は基本的な事なので指摘されるのはとても悔しい。今日の本番に向けて、何をしてきたのかと振り返った時に、一番印象に残っているのがパート練だ。メンバーは全員1年生であるからこそ、自分たちの演奏に本音を言えることもあったし、逆に同い年だからこそ本音を言うのが怖くてためらってしまうこともあった。しかし、メンバーが私をたくさん支えてくれて、すごく励みになった。4人全員が同じ方向に向かって本気で向き合えたことは、賞に関係なく一生の思い出になるし、4人の技術も向上できた。アンサンブルで学んだことを後輩や同級生に伝えていきたい。
・8月に曲決めをしてから約4ヶ月、このメンバーで練習してきたことは私にとって本当に大切な経験になりました。この曲の難易度は私たち4人にとってはとても高く、決定して先生に楽譜をお願いするにはとても勇気が必要でした。サックスパートは入部してからずっと1年生のみでやってきて、このサックス四重奏はその成果を発揮するときだと皆で意気込んでスタートしましたが、練習するにも何から始めたら良いのか分からなかったし、連符練習には終わりが見えなかったし、合わせてみても全く揃わないし…と心が折れた瞬間は何度もありました。しかし今回、金賞という評価をいただけたことは驚きましたがとても嬉しかったし、全員1年生という中で良い結果になって、頑張って良かったと心から思いました。
【部員のコメント】(木管五重奏)
・今回は普通の木管五重奏の編成ではなかったので音量のバランスを作るのに苦戦しましたが、違う楽器とのアンサンブルは初めてだったので新鮮な気持ちで練習できて楽しかったです。本番は客席の方を全然見られなくてずっと視線を仲間の方に向けていましたが、音を出したら自分の音がいつもより大きく聴こえすぎて一気に緊張してしまいました。全員で音を切るところやテンポを緩めるところの吹き方が甘くなってしまってみんなと上手く揃えられなかったり、体が硬くなってしまって体を動かしてみんなにテンポを出すことができなかったりと練習ではもっと気を遣えていたところができなくなってしまったのが反省点です。
・今回のアンサンブルは後悔の残る演奏となってしまいました。まず初めに、自分の技術力が全然足りていないなと感じました。普段は大勢で吹いていますが今回は1人だったので、いつも人数の多さに甘えていたんだなということを痛感しました。特に自分がメロディになった時に音色や発音の悪さが目立ってしまいました。美しい音色を出せるように基礎から見直したいと思いました。アンサンブルではみんなでタテを合わせることが基本だけれど本番でずれてしまったところがたくさんあって悔しかったです。目を使うことがあまりできていなかったと思います。本番前には譜面を見ないで吹けるくらいにはなっていたけれど本番になると緊張で余裕のない演奏になってしまいました。緊張していてもいつも通りの演奏ができるくらいの安定さを本番までに作り上げることが必要だなと感じました。
・銀賞という結果となってしまいとても悔しいです。今回は本番で今までで一番緊張してしまい、たくさんミスをしてしまいました。すごく悔しいです。アンサンブルは練習を他の曲と並行してする必要があり、また練習がかなり長期間だったため練習にあまり集中できず数日前に焦る状況になってしまいました。もう少し早く集中して練習できれば良かったなと思いました。これからは目の前の曲や本番だけに一生懸命になるのではなく、後にある大会にも目を向けて練習をしていきたいと思いました。また、アンサンブルは合奏と比べて一人の音がよく聞こえてしまい、一人の音の責任が多いので自分の技量不足をとても感じました。特にアンサンブルは指揮がないのでリズムを自分たちで作る必要があるが私がかなりテンポを崩してしまうことが多かったです。今回緊張したのは自分の演奏に自信がなかったからだと思います。自分の音が誰に聞かれても大丈夫なように他の曲でも完成度を高めていきたいです。自分自身アンサンブルの舞台に乗るのが中1の時ぶりだったので慣れないことが多かったけれど楽しかったです。とてもいい経験になったと思います。来年にこの経験を活かしていきたいです。
・結果は銀賞ととても悔しいもので、部のみんなに良い結果を伝えることができず申し訳なく思います。練習している時にも、やはり編成上のむずかしさを大きく感じました。少しでも良い結果を残せるよう懸命に練習してきましたが、今思い返してみると、もう少し上手く時間をやりくりしていれば、より多くの練習時間を確保できていたのではないかと感じます。チームの現状の把握し、先を見据えた計画を立てることの重要性はこれまでの部の活動においても身に染みて感じてきたことなので、改めてその意識を持っていきたいと思います。最後に、アンコンに出るのは中学以来で、久しぶりにこのような経験をすることができありがたく思います。指揮者なしで演奏者たち自身が音楽をつくり、合わせるこのアンサンブルならではの経験は今後にも生かせると感じます。この経験を踏み台にして今後も頑張っていきたいです。
・今回の演奏は今までの本番で一番たくさんミスしてしまいました。本当に悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。アンサンブルになると普段の演奏人数に比べてとても少なく、体が震えているのがわかるくらい緊張してしまいました。緊張の原因は自信のなさにあると思います。人数が少なく、自分の音がいつも以上に聞こえて、自分のミスがいつも以上に目立っているように感じました。今後の課題として一番は自分の音や演奏に自信を持って吹けるまで練習することです。今回のアンフェスは自分の中で納得のいく演奏には全くなりませんでしたが、得られたものは大きいと感じています。今回の経験で得た課題を大人数のバンドの時にも活かせるように、また、来年のアンサンブルの練習にも活かしていきたいです。1日でも早く自分の音と演奏に自信を持って吹けるようにもっと基礎力を上げて納得のいく演奏ができるようにしたいです。