【バレーボール部】ピンチをチャンスに! バレーボール部課題研究
こんにちは。
浦和一女バレーボール部です。いつも応援ありがとうございます。
2月になりました。例年なら新人戦県大会に向けてチーム力に磨きをかける時期です。昨年の新人戦では目標の県大会1回戦突破を果たし、チームは波に乗っていました。
その一方で今年は緊急事態宣言を受け、活動自粛状態にあります。新人戦も中止となりました。
正直に言えば今も練習がしたくてたまらないです。でも、私たちは普段、社会に助けられ支えていただきながらバレーボールをしています。今、すべきことは自粛です。ぐっとこらえて我慢の日々を送っています。
しかし、一女バレーボール部として頑張れる期間は有限です。何もしないでこの大事な冬の時期を過ごすのはもったいない。
こんなときだからこそ、知恵を出し合い何かできないだろうか?忙しい時期にはできないことにじっくり取り組むチャンスなのではないだろうか?そこで、バレー部では以下の取り組みを実施しました。
「バレーボール部課題研究」
①チームの現状から課題を見付ける
【見つかった課題】
・知識がないため、ただがむしゃらにトレーニングをしている
・トレーニングの組み方が分からない
・普段の食事で時間、量、栄養バランスを意識できていない
・コロナ対策で2人組のストレッチを控えてから十分にストレッチできていない
・「ケガを防ぐため」のトレーニングは「筋力をつけるため」のトレーニングよりも意識されていない 等々
②課題を克服するためにグループに分かれて調査をする
A班 「テーピングと応急処置」
B班 「パフォーマンス力を高める睡眠と食事の方法」
C班 「筋肉とプレーの関係性」
D班 「足の負担を減らすためのストレッチ、トレーニング方法」
E班 「効率よく体力をつけよう」
③Google Classroomで調査内容を共有する
【提出されたレポート】
素晴らしい出来栄えでした!本校で常日頃取り組んでいる探究学習の成果です。
④共有された内容を参考に、各自が家でできることを実践する
・チームでの自分の役割を考え、優先順位をつけて各自のトレーニング計画を立てる
・心拍数計測等を行い、適切な運動強度でトレーニングする
・トレーニング効果を上げるために適切な休養も欠かさない
・良い睡眠習慣、食事習慣を確立させる
・トレーニングのあとは振り返りを忘れずに、自分に合った方法を見付けていく 等々
⑤ボール練習再開時に「強い体」「豊かな知識」を手に入れ、さらに強く自立したチームになっている!!
・練習時に摂取する飲料の工夫ができる
・試合前の食事内容、採り方について工夫ができる
・けがを防止するテーピングや、筋力をサポートするテーピングができる
・練習前、練習後に目的を意識した効果的なストレッチができる 等々
部活動以外にも勉強・行事に一生懸命な一女バレー部。普段は忙しすぎて、与えられたメニューを必死にこなすだけの毎日でした。今回、思いがけず自分たちの課題についてじっくり考え、準備・実践する時間ができたことは今後のチームにとって大きな財産となることと思います。
自粛期間がいつまで続くか分かりませんが、ピンチをチャンスに変えてどんどん成長していくチームでいます。
今後も浦和一女バレーボール部の応援をよろしくお願いいたします。
中学生の皆さんへ
一女バレー部で一緒にバレーボールをしましょう!
18人の仲間が待っています!