【ソフトテニス部】関東大会県予選会結果

 令和7年度関東高等学校体育大会ソフトテニス競技県予選会は、5月4日熊谷さくら運動公園において個人戦が、5日彩の国くまがやドームにおいて団体戦が行われました。
 個人戦は、吉田①横井①ペア、早川②福島②ペア、松尾①内田①ペアの3ペアが出場。吉田横井ペアがベスト64に入り、インハイ予選の出場権を獲得しました。
 団体戦は、校内戦で選ばれた吉田①渡邉②ペア、早川②福島②ペア、長谷川③齋藤③ペア、菊池②江田②ペアがベンチ入り。初戦大宮武蔵野高校と対戦し、3-0で勝ち、インハイ予選の出場権を得ました。
16本決めは第3シードの昌平高校と対戦。1-2で敗退しました。
個人戦も団体戦も、今までやってきたことを出し切れるよう、声を出し、ボールに集中して、常にチャレンジャーの気持でツーバウンズするまで諦めない試合を展開しました。
 特筆すべきは、団体戦の昌平戦2番に出た吉田渡邉ペアがファイナルゲームのデュースを制し、勝利したこと。仲間はもちろん観客も手に汗握り、感動を与える試合でした。
 そして、応援も声と気持ちが揃っていて、チーム一女が一丸となって戦うことができた大会でした。
今後の試合に向けて、日々の練習を大切に、しっかり技術と精神力を鍛えていきます。

***出場選手の声***

ー個人戦の部ー

吉田 零

初戦は、レシーブミスやバックアウトが目立ちましたが、ペアと声を掛け合いながら無事勝つことができました。
2回戦目は、平行陣同士の戦いで、自分たちから攻める展開にすることが出来なかったことが敗因だと思います。サービスゲームの時に自分の強みであるカットサービスが入らず、相手にいいように攻められてしまい、守りに入ることが多かったです。
インターハイ予選への出場権を獲得することが出来たので、インターハイ予選に向けて、ファーストサービスの確率を上げること、バック側に来たボールの自分の手数を増やすことができるように練習頑張ります。


横井 温音

今回の大会は、2回戦敗退という結果となりました。県大会という初めての舞台でもちろん緊張しましたが、初戦の熊谷女子との対戦では自分から攻めのボールも打つことができ、県大会までの練習の成果が発揮できたと感じています。一方で、2回戦目では相手が自分たちと同じダブル後衛のペアで、自分の方にボールが集まる場面が多くありました。そういった状況でのポイントの取り方がわからず、ただ返すだけになってしまい相手にとってやりやすい展開になってしまいました。敗因としてバックが安定しないことが挙げられるので、次のインハイ予選に向けて少しでも多く勝てるよう、練習を積んでいきたいです。


早川 巴葉

今回の個人戦県大会では、初戦が昌平高校でした。この試合では、相手は雁行陣でラリーが長く続く展開が多かったように思います。ペアが頑張って繋いだボールがスマッシュやボレーされた時など、フォローでミスってしまったり、前に走らされてとったボールをアウトしてしまったりなど、細かいミスが多かったと思います。また、最後の得点でダブルフォルトをしてしまったのは本当に後悔しかありません。日ごろから緊張感を持ってサービスの練習をする、またファーストの確率を上げるとともに威力をもっと上げられると良いのかなと思います。そんなに実力差のある試合ではありませんでしたが、相手の方がミスの量が少なく、粘り強さを感じました。私たちと違うのはそこなのかなと思います。これからの新人戦に向け、サービスの威力を上げること、ミスの量を減らすことを目標にしたいです。


福島 菜歩

今回はほとんど私のミスで負けてしまいました。相手は雁行陣で私が狙われてしまいました。ミスを恐れて、シュートボールをあまり打てなかったので相手にとっては楽な相手になってしまったと思います。ラリーの中で先にミスをしないということを徹底できなかった、前衛にボールを上げすぎてしまったことが原因だと感じました。そのミスが攻めのミスではないからこそ、もっと何かできたのではないかという後悔が募りました。ですが、7割ほどの力で振り切ることをできるようにすることが先だと思います。ただ繋げるではなく、振り切る・自分から攻めるということを今後できるようにしていきたいです。自分が狙われても大丈夫だという自信を持てるくらい練習をして、次の新人戦を迎えたいです。私の最大の弱点は自分から攻められないということだと自覚しています。今回の大会で気持ちも技術もまだまだ県大会で勝ち抜けるほどのレベルに達していなかったと感じました。次の新人戦、来年の関東予選は県大会で勝ち上がれるペアになれるように今後練習していきます。


松尾 恭花

今回の大会は前回の大会に比べて1試合目から良い調子でのぞめたので良かったと思います。今回の大会で目標にしていた、自分からのミスを少なくするということが達成出来たので良かったです。しかし、相手のボールが強かったこともあり、自分から積極的に攻めていくことが出来ず、ロブが多くなってしまったので次の大会までに強いボールにも対応出来るようにしていきたいです。


内田 優月
 県大会では普段とは違う緊張感のある試合の中で、たくさんのことを学ぶことができました。
実際にプレーしてみて、自分たちに足りない部分や今後の課題が見えてきましたが、それと同時に、これまでの練習の積み重ねが少しずつ力になっていることも感じました。
今回の経験を今後の練習や試合に生かし、次の大会ではさらに良いプレーができるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

 

ー団体戦の部ー

吉田 零

団体戦は学校一丸となって戦うことが出来て、 とても楽しかったです。初戦は、ファーストサービスの確率がよく、 自分たちが攻めの展開から入ることができて、 勝つことが出来ました。
2回戦目は、自分が2番手として、試合に出場しました。 相手にリードされることが多く、 マッチを何度もにぎられましたが、ペアの先輩と声を掛け合い、 勝利して3番手に繋ぐ事が出来ました。 2日目に残ることが出来ず、 悔しい結果で終わってしまいましたが、 チーム一女としてみんなで戦い抜くことができてよかったです。

 

渡邊 百音

まずは、全国を相手に戦ってきた後衛とペアを組み、 貴重な経験をさせていただいたことをありがたく思います。 2試合を通して良かったことは、 自分の長い課題であったレシーブを確実に返せたことと、 昌平戦で何回か相手のマッチポイントになりましたが、 最後まで諦めずに気持ちを強く持ち、勝ち切れたことです。 一方反省点は、コートにいる4人の中で、 私だけがラリーのテンポに追いつけず、 あやふやなポジションに立ってペアを困惑させてしまったり、 速く前につくことができなかったり、 自分の方に回ってきたボールを止められなかったりと、 まだまだ沢山あります。 昌平戦で勝てたのは殆ど後衛のおかげであり、 何もできなかったことが本当に悔しいです。 現時点ではまだまだ前衛としての実力が足りていないと思いますが 、学校での1日1日を大切に、 2人で勝てたと自信を持って言えるように、 練習を積み重ねていきたいです。

 

早川 巴葉

まず、 団体戦メンバーとして戦うことができたことを嬉しく思います。 今回の対大宮武蔵野、 初戦では相手の後衛が粘り強く続けてくることに苦戦する場面もあ りましたが、 中ロブをうまく使ってデュースが続いた場面でゲームを取り切り、 勝つことができたのは良かったです。続く対昌平では、 三番勝負として私たちが対戦しました。 二番が頑張って繋げてくれた三番勝負で、 向かっていく気持ちはありましたが、 相手も平行陣でやはりミスの少なさでは個人戦同様、 少しあちらの方が上だったのかなと思います。 ドームという風が吹いていない環境の中で、 ボール一個分のアウトなどが多く、相手のミスもありましたが、 勝ち切る手段としての技術やミスの少なさで一歩相手に及びません でした。しかし、 ストローク力で圧倒的に負けているわけではなく、 もっと多くの球数を日ごろから打ってミスしにくいストロークを手 に入れられたらもっといい勝負ができるのではないかなと感じまし た。また、相手がカットサービスの時に、ボールが浮いてしまい、 相手の攻めボールからラリーが始まることが多くありました。 先に攻めることができなかったことも反省の一つです。 チャンスボールが来たらここに打つという場所をペアでその時その 時に決められたらいいかなと思います。 個人戦も団体戦もどちらも惜しいところで勝ち切ることができませ んでした。 どちらも絶対に勝てない相手というわけではなかったからこそ、 悔しい気持ちがとても大きいです。 もっともっとのびしろがあると考えて、 より一層練習に力をいれてペアの課題はペアで解決できるように頑 張っていきたいです。

 

福島 菜歩

まずは団体戦のメンバーとして大会に出場することができて嬉しく 思います。 対大宮武蔵野戦では私のミスで何度もデュースが続いてしまったこ とが反省点です。 しかし2番オーダーとしてストレートで勝てたことは良かったと思 います。 次の対昌平戦では3番勝負で負けてしまい本当に申し訳ないです。 2番の吉田・ 渡邉ペアがファイナルゲームのデュースで勝ってくれ、 私たちに回ってきました。最初は相手の緊張もあってか、 1ゲーム取ることができました。 しかし相手がだんだんと調子を上げてきて、 私の方が主に狙われてしまい、 ラリーの中での基本的なミスを多くしてしまいました。 最近シュートボールを打てなくなってしまい、 受け身のテニスになっていることが課題です。 どんな時でも7割程度のシュートボールを打てるように本番を意識 した練習をしていく必要があると感じました。 そして今回人生ではじめて3番勝負を経験しました。 この経験を決して無駄にしないよう、 来年こそは県大会で勝ち抜けるほどの実力をつけて戻ってきたいと 思います。 そして2日間熊谷まで応援に来てくれたチームのみんなに感謝した いです。

 

長谷川 雅
まずは団体戦メンバーとしてプレーできたことを嬉しく思います。 対大宮武蔵野戦では、 相手のバックを狙って前衛オーバーをしたり、 前に来たチャンスボールをしっかり攻めたり次の試合に繋げられる ようなプレーができました。対昌平戦では、 1ゲームを簡単に取られてしまいました。 段々ラリーが続くようになったときに相手の打ちやすいところに返 してしまい自分からあまり攻められずに苦しい展開にしてしまいま した。 1番目のオーダーとなって追い上げるゲームもあった中でゲームを 取りきれずに後の2ペアに託す形となりもっと粘れたかもしれない と思うととても悔しいし申し訳ないです。ですが、 それ以上に2ペアが攻めて粘るテニスで頑張ってくれて前回の市大会引き続き色々な思いを感じることができました。又、 今回の試合では全体的にファーストサービスの確率がとても良く、 昌平との乱打の速いテンポの中で打って構えてを速くする意識ができました。 そして今まで毎試合課題としていたバックが今回は思い切って振り 切ることができ、 あまり前衛に引っ掛からなかったのは良かったところです。 引退まであと少しなので日々の練習1日1日を大切にし、 最後にやり切ったと思えるように技術だけでなく精神も鍛えていき たいです。応援ありがとうござました。


齋藤 美月

私はこの大会を最後に引退すると決めていたので、 最後の大会で団体戦のメンバーとしてプレー出来たことを嬉しく思 います。初戦の対大宮武蔵野戦では、 最初の2ゲームくらいは緊張から足が思うように動かず、 やりたいプレーができなかったですが、 その後立て直して相手のバックや前衛サービスの時にミドルを狙うなど自分たちのやりたいプレーができたと思います。対昌平戦では、 格上の相手に対して向かっていく気持ちを忘れずにプレーしました 。 相手のリズムについて行くのが精一杯で思うようなプレーはできませんでしたが、気持ちは保ち続けられたので良かったです。また、 応援の声も試合の中ですごく力になりました。 最後の大会で自分の力を出し切ることができたので悔いはないです 。応援ありがとうございました。

 

 卒業生も応援に来てくれました!ありがとうございます