【剣道部】インターハイ埼玉県予選会報告

 6月20日(金)、6月24日(火)両日にわたり、個人・団体のインターハイ埼玉県予選会が開催されました。

団体戦では、勝利することはできませんでしたが、個人戦では3年生2人が出場し、両名とも1回戦を突破しました。

これで3年生の2人は引退となります

3年部長 奥村真衣(写真右)

自分からやりたい、と思って始めたことをここまで長く続けてやり通すのは初めてでした。やりたいことを続けさせてもらえる環境があったことがとてもありがたいです。

3年間手放しで楽しかったとは言えませんが、悩んだり、苦しかったりした期間があったからこそより成長できたのではないかと思います。私は嫌なことがあったときはずっと言い訳をして逃げていましたが、部活をする中で自分の剣道と向き合い、自分自身を見つめ直すことでその傾向が薄れたのではないかと思っています。部長という立場で自分のことばかりは考えていられず、周りを見る余裕を持つ意識をするようにもなりました。

いつも素敵で憧れの先輩方、稽古に一生懸命な後輩たち、熱意をもって指導してくださった先生方、ずっと一緒に頑張ってきた同輩など周囲の人に恵まれ、支えられて、とても充実した3年間を過ごすことができました。

 

3年 白石凪(写真右)

剣道は中学校から初めて、なんとなく高校でも続けてみようと思って剣道部に入ったけれど、高校の剣道は想像以上に厳しく、思うようにいかないこともたくさんあり、やめたいと思ったことは何度もありました。しかし、毎日なんとか地道に稽古を続ける中で、はっきりと自分が上達していると感じられる瞬間があって嬉しかったし、3年間やりきったことで忍耐力が身につき、なにより自信がつきました。

2年生のときは先輩も後輩もいなくて寂しい稽古が続きましたが、それでも続けたことで素晴らしい後輩たちにも出会え、団体戦にも出場することができ、努力は必ずなにかの形で返ってくるのだと実感することもできました。

優しくて頼もしかった先輩、一緒に頑張ってきた同級生、真っ直ぐな気持ちで稽古に励んでくれた後輩、そして的確にアドバイスしてくださった先生など、沢山の人に感謝したいです。