【探究学習】 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの皆様来校される

 6月20日(火)総合探究の時間。1年生はモデル研究、2年生は探究グループによる活動を進めました。7時間目には三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下MURC)の研究員5名、広報スタッフ1名が来校され探究学習のサポートをしてくださいました。7時間目は図書館で探究活動の進め方やテーマの絞り方について個別にご指導を受けました。最初はなかなか相談にいけなかったようですが、途中からは次々と相談をお願いするグループが出てきました。テーマ設定については「なぜ、そのテーマを選ぶのか」「本当に関心のあることをテーマにしているか」「そのテーマのどこに問題を感じているのか」など探究の基本についてご指摘をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 続いて放課後にはMURC主席研究員の矢島洋子先生による特別講義「探究学習の方法」を実施し、希望者が参加しました。講義では探究学習について「本当に自分の関心があることをテーマにする」「活動の目的を明確にする」「協働の良さを理解すること」「探究的な学びは一生続く」ということを説明していただきました。やらされるのではなく自分が楽しめることを探究し、探究を通して社会課題を解決することも大切なことですが、例えばパワポが使えるようになるとか英語のプレゼン力を磨くとか自分にとってプラスになることも目的化する。また、協働については他者とのコミュニケーションは自分では気づかないことを教えてくれるということです。

 最後に研究員の方はどうして今の職に就こうとしたのかの問いには、皆さん共通して高校生の時の探究活動、海外体験、大学生になってからの旅行を通して自分自身が疑問に思ったり、関心をもったことが今につながっているということでした。

 一女生も是非、探究活動を通して自分の興味関心の持てるものをみつけ、将来の生き方に良い影響が出ることを期待したいです。