探究プログラム ~第3回~ 

三菱みらい育成財団の助成による「探究学習プログラム」の第3回が3月13日(日)に開催されました。

今回は留学生を招き、世界の課題について英語によるディスカッションを中心におこないました。

まずはシリア、エチオピア、カンボジア、ノルウェーからの留学生とそれぞれのグループに分かれ、途中からローテーションにより情報共有をしました。

内戦、児童労働、貧困、格差、難民問題などそれぞれの国が抱えている社会問題をテーマについてディスカッションしていきました。参加した1年生は英語によるコミュニケーションに苦労もしましたが、上級生のサポートも受けながら進め、本格的な英語での会話が初めてだった生徒には良い経験になり、これからの学習意欲が増したようです。

そしてただ、受け身で話を聞くだけでは会話が進まず、気まずい時間になることも体験しました。留学生の話に、問いたて議論を深めていくことの大切さも実感したことでしょう。例えば、「ノルウェーでは難民の受け入れに消極的である」という話題について「社会保障が充実していることが有名で、豊かである国なのになぜ難民の受け入れに消極的なのか」という疑問をもち、なぜそうなるのか?同じ難民の受け入れに消極的な国である日本との比較を考えられたか?ということです。こういうことの積み重ねが探究学習なのです。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

参加生徒の感想

・英語でのコミュニケーションは難しかったが楽しかった。机上で勉強しているのとはまったく違うことがわかった。自分の課題がみつかった。(1年生)

・第1回で自分が本当にやりたいことをするには覚悟と勇気が必要なことがわかった。第2回で海外支援活動をするNPOの話を聞いて、将来の選択肢に海外進学や働くイメージはなかったが、新しい可能性を感じた。第3回では海外の留学生が自分の国の課題を解決するために日本に留学していることを知った。自分も、日本のことをもっと知らないと課題もみつけられないと思った。(1年生)

・SDGsについて何度も学習してきて知っているつもりだったが、問題に直面している国の人の話を直接聞くことでより問題意識が高まった。また、英語でのコミュニケーションは難しかったが英語を学ぶことの意義を強く感じることができた。(2年生)

・探究活動は答えのない問いに対して考え、深掘りする力を鍛えるためのものでこれからの社会に大切なものだと思った。第2回の時に「5回のWhy?」を繰り返すことによって何かが明らかになってくるということを習ったが、その必要性を今回留学生とディスカッションをして実感した。(3年生)