【SSH】2年生ラボツアー

8月1日(月)~2日(火)、東北大学にて、SSラボツアー東北大学研修を行いました。
大学の施設・設備を使わせていただき、研究室見学や特別講義・実験を受講しました。

【1日目】
午前は理学研究科物理学専攻および化学専攻の研究室を見学しました。
物理学専攻ではレーザーを用いた超高速分光の研究室を訪問し、実際の装置を見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 


化学専攻ではソフトを用いて最適な分子構造を計算する操作を体験したり、放射化学研究室では霧箱を見せていただきました。粒子の飛跡を実際に目にして生徒からは歓声があがっていました。
 

 

 

 


午後には工学研究科量子エネルギー工学専攻でエネルギーに関する講義を受講しました。

 

 

 

 

 

 

 

 


次に、高速中性子実験室に移動し、加速器を見学した後、実際に加速器を稼働して中性子ビームを用いた実験体験を行いました。生徒は施設の大きさと精密さに驚き、そして緊張しながら実験に参加していました。
 

 

 

 

 

【2日目】
川内キャンパスの学生実験棟を利用させていただき、種々の実験を行いました。
午前中は東北大学1年生が実際に行っている、「波の回折による物体の構造の解析」という実験を体験しました。高校ではまだ未習の分野でしたが、先生の分かりやすいご指導のもと、レーザー光を用いて細長い物体の直径を測定する実験に取り組みました。
 

 

 

 

 

午後は放射線に関する実験を行いました。半減期に関する実験や、距離の逆二乗則についての実験を行い、結果のグラフ化や、数式に当てはめての考察などに積極的に取り組みました。
 

 

 

 

 

2日間の研修で、大学の施設・設備を見学、体験することにより、生徒は最先端の研究や科学的思考、大学での学びについて理解を深めることができました。
東北大学工学研究科量子エネルギー工学専攻の藤原充啓先生をはじめとした先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。