8月全校集会-校長講話から

 8月27日(火)の全校集会では2つのテーマでお話しました。

 1つは8月22日(木)に県教育委員会が県男女共同参画苦情処理委員に提出した「措置報告書」について

 もう1つは埼玉県議会が主催するシェイクアウト訓練についてです。

  〇埼玉県男女共同参画苦情処理委員による勧告についてについてはこちらから確認できます

  〇措置報告書はこちらから確認できます

  〇R6.8.27_(全)全校集会_スライド資料.pdf

 

 さて、「措置報告書」に関しまして、保護者・生徒の皆様にはアンケート調査等にご協力いただきました。改めて御礼申し上げます。 

 生徒の皆さん、本校の目指す学校像は「世界で活躍できる知性と教養、逞しさを備え、社会に貢献する高い志を持った魅力あるリーダーを育成する女子高校」です。男女共同参画社会を牽引し、世界の平和を実現する未来のグローバルリーダーを育てるのが本校の使命です。これからも、男女共同参画社会の実現に向けてしっかりと学んでまいりましょう。

 中学生・保護者の皆様、どうか安心して浦和一女を選んで受験してください。県教委のメッセージをよく読んでいただければ、現在の学校の状況が急に変わる、ということはないことがお分かりいただけます。また、皆様方がこの問題に巻き込まれて学校生活に支障をきたすという状況は、決して作りません。

 浦和一女は歴史と伝統、教育内容、実績において別格です。男女共同参画社会を牽引するのも、世界の平和を実現する未来のグローバルリーダーとなるのも、一女が育てた一女の卒業生です。それは今までも、これからも変わらない本校の使命です。文化祭、学校説明会等の機会をとらえて是非学校に足をお運びいただき、本校の教育活動の様子や生き生きと活動する生徒たちの様子をご覧ください。

  

 2つめのテーマ、シェイクアウト訓練では、埼玉県議会ホームページの資料と音源を使い、実際に身を守るための安全確保行動を一斉に行いました。訓練を通じ、関東大震災の教訓を再認識し、災害への備えと対応力を高めることができました。

  〇シェイクアウト訓練についてはこちらから確認できます 

 災害による被害をできるだけ少なくするためには、一人ひとりが自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」が重要だと言われています。その中でも基本となるのは「自助」、自らの命は自らが守る意識を持ち、一人ひとりが自分の身の安全を守ることです。

 平常時にこそ、ハザードマップを確認し自宅の災害リスクを認識するなど、自分の周りにどのような災害の危険が及ぶのか、外に出かけているときには何に注意しておくべきかを考え、必要な対策を講じておきましょう。