SSH(1年生)新潟フィールドワーク 同行記 2日め

本日も快晴です。海に近いせいか、心地よい風が一日中吹いていて、あまり湿度を感じません。しかし、水分補給については、教員が頻繁に声をかけています。

2日めの行程です。

まずは弁天岩ジオサイトにバスで移動し、海岸地形の観察を行い、弁天岩の頂上まで登りました。次に白山神社にて、土地の歴史や大変珍しい動植物の生態について説明を受けました。能生(のう)ヒメハルゼミの大合唱が聞けるのは、7月下旬の今の時期だけということです。貴重な体験でした。糸魚川ジオパークの弁天岩エリアについてはこちら

白山神社

再びバスに乗り込み、親不知(おやしらず)ジオサイトに移動します。北アルプスが日本海に落ち込む断崖絶壁に道が切り開かれたのは、1883(明治16)年のことだそうです。こちらでも高いところから海岸地形や地層を観察しました。実は、約1億年前の陸上の火山からの噴出物でできている地層に、ある宝石が見つかるのです。小さな小さな結晶ですが、肉眼でも確認できます。糸魚川ジオパークの親不知エリアについてはこちら

トンネルを通ってバスに戻ったのですが、写真を撮り忘れました。ひんやりとして大変涼しかったです。

最後に海岸でヒスイ探しをしました。気象条件が良いと海の向こうに能登半島を望むことができるという能生(のう)海岸は、海水の透明度が高く波も大層穏やかで、波打ち際で水遊びを楽しむこともできました。

ヒスイを拾うことのできたラッキーガールはいたでしょうか。

私は最終的には自宅のメダカ鉢に入れたらきれいだろうなという小石をたくさん持ち帰りました。石の種類が大変多いこともこの海岸の特徴だそうです。生徒の皆さんはチャートを見たり学芸員さんに聞いたりしながら、一つ一つ石の種類を確認し、持参したケースに収納して持ち帰りました。

最後に本日の朝食の写真です。

昼食の現地特産のカニづくし定食の写真は撮り忘れました。とてもおいしかったことはお伝えしておきます。

 

今後生徒の皆さんからの研修成果報告を楽しみにしています。今回の研修旅行での体験が、生徒の皆さんにとっての大きな糧になることを祈ります。