始業式 校長講話から
3月末に本校から新しい学校へと旅立っていく先生方とそれぞれお別れのご挨拶をした際のことです。
まず驚いたのは、非常に短い期間しかないにもかかわらず、皆さんそれぞれ次の学校について、どんな特徴がある学校なのか、生徒さんの状況、地域の状況など迅速かつ的確に情報収集していらっしゃいました。次に驚いたのは、そこで自分はどのように力を発揮したら良いか、短い期間ではあるけれどもどのような準備をしていったら良いのか、ということについて具体的に考え、すでにアクションを起こしていらっしゃった点です。さらに、新任地ではこんな風にお仕事したい、こんなことをやってみたい、という抱負を述べてくださった内容が素晴らしくて、大変感動いたしました。
どの先生方も、皆さんご存じの通り、力があってご経験も豊かな先生方ばかりです。しかし、それにおごることなく、飽くなき探究心と向上心を持って異動されていきました。
私は、さすが一女で教鞭を執られていた先生方はやはり違う、一女で最高の授業を目指して頑張っていらっしゃった先生方は、他の学校でもまた一流の教員として御尽力されるのだろうな、と深い感銘を受けました。
お一人お一人の先生方が、新しい学校でどのように新学期を迎えていらっしゃるか、4月26日、離任式の時に皆さんもしっかりお話を伺ってみてください。
そして皆さんも、異動されて行かれた先生方の後ろ姿からたくさんのことを学んで、新たな年度のスタートを切ってください。