エンジョイ・ベースボール
今年の夏、甲子園で優勝した慶應義塾高校野球部。「エンジョイ・ベースボール」という言葉が大変注目されました。
この言葉を慶應野球部に定着させた上田誠・前監督の著書『エンジョイ・ベースボール』(2006年)を読んでみたいと思って書店に行ってみましたが、今は手に入りません。そこで本校図書館の司書さんに相談したところ、なんと学校間のネットワークを活用して他校から取り寄せていただきました。さすが本校図書館のネットワークは強い!
思っていた通り、興味深いエピソードが盛りだくさんの内容です。いつか校長講話などでもお話したいと思いますが、今日ここで少しご紹介したいのは、「本を読んで、もっといい選手になる」という見出しのところです。
学校の勉強もして、部活動の練習も人一倍こなして、平日も土日も自由になる時間なんかない、と思うかもしれない。しかし、「そんな中でも本を読まないと、人間として痩せてしまうと思うのです。」と、上田さんはお書きになっています。「読書とは最初から最後まで読まなくても読書。読んだところが身になればOKです。」とのこと。
「日本一忙しい女子高生」と言われる我が一女生の皆さん、これから秋らしい気候になってくれば、読書もはかどりますよ。1年生は英語科の多読プログラムも始まりましたね。教科書や参考書とともに1冊のお気に入りの本を携帯しませんか。好きな本を見つけて、読書を楽しんで、「もっといい一女生に」なってほしいです。