対面式 校長の話

対面式は、生徒会が主体となって準備、運営、司会をしてくれました。
とてもよくできていました。

1年生は、2,3年生から、手作りの「アヒルバッチ」・直筆入りの「2025手引き書」を手渡しでいただきました。
心のこもったプレゼントです。
これは、うれしい!

■対面式で、お話しした内容です
1年生も来ましたね。3学年が揃いました。
みなさん、おはようございます。

生徒会の皆さん、本日の対面式の開催ありがとうございます。

2,3年生の皆さん、1年生を歓迎する側、対面式は歓迎式です。
先輩の皆さんには、是非、1年生を育ててほしい。育てるといっても、手取り足取りで、指導しろというわけではなく、頑張っている先輩の姿、背中を後輩の1年生に見せてほしい。1年生は、その先輩の姿をみて学び、成長します。

また、1年生の皆さん、入学おめでとう! 入学式から4日経ちました。
新しい環境でつかれていませんか? 今日、先輩と顔を合わせて、今日からが高校生活のスタートですね。

さて、本校は、120を超える伝統校です。
皆さんが生まれる前から、先輩が引き継いだものがあるからこそ、ここで学ぶことができます。その伝統に感謝。

ところで、伝統とは。

伝統は、老舗の鰻屋さんが大事にする「たれ」に例えられます。「たれ」は使った分だけ新しく注ぎ足し、それはやがて馴染んでその店の味となります。
学校も3年生が卒業して、新入生が入ってきます。新入生は、この「手引き書」で一女のお作法を学び、その都度、一女を形作ります。

ここで、大事なのは、伝統といわれるものは、常に新しい存在が求められるということです。

そして生徒会はいい塩梅に様々な学校行事を企画・運営して、一女の伝統を支える存在です。

2、3年生は、1年生が入ってきたからこそ、いままで以上に、学校を面白くできるし、あとを託せる。
1年生は、早く一女生になれ。
 
では、大事な対面式を始めましょう。