2023年11月の記事一覧
2年生総合探究「中間発表会」&探究ミニ講座(MURC)「探究する」とは何だろう?
探究活動「中間発表会」
11月21日(火)2年生の総合探究の時間は、継続しておこなわれている探究活動の中間発表会(前半)を実施しました。17テーマごとに99グループが10教室に分かれて、それぞれの発表をおこないました。各教室で自ら発表するとともに他のグループの発表を聞いて質問、評価記入という流れでおこないました。
これまではグループ内で「問い」「仮設」を設定し、「情報収集」「まとめ」、「解決策の検討、提示」をおこなってきましたが、中間発表では他の生徒に向けてプレゼンをして、意見を聞くこととなります。機材のセッティングからプレゼンの仕方、内容についての質問を受けてみて、色々修正点や補足しなければならないことがみつかったグループも多かったと思います。
また、この日は三菱UFJリサーチ&コンサルティングの研究員・スタッフの方が6人来校され、それぞれの教室でご指導していただきました。中間発表の経験を活かして2月3日(土)の全校成果発表会に向けてさらに探究を深めていけるのではないでしょうか。
探究ミニ講座「探究する」とは何だろう?
~探究学習に取り組む皆さんへ、探究を仕事にする私たちから伝えたいこと~
放課後はMURCの兼澤真吾先生、境翔悟先生による講義を開講し、42人の生徒が参加しました。
探究とは何か?なぜこの活動をおこなうのか?何に約立つのか?など日頃、一女生が抱いている疑問についてわかりやすく解説していただきました。「社会で求められる」のは「問いを立て」「情報を収集し」「その情報を整理・分析」する力であり、まさに「探究活動」で身につけて欲しい力だとわかりました。MURCの先生方が今までに取り組んできた商品開発や街興しの取り組みを例に探究活動が社会でも実践されている例も教えてくださいました。そして探究活動の難しい所は「自分の興味・関心」「知りたい」という想いが持てて活動できているかにあるとのことでした。一女生は学校でおこなっている探究活動にその想いが持てているでしょうか?おそらくそれが持てずに活動している人は「なんでこのような活動をするのか」とか「探究をやらされている」という気持ちになるのだと思います。一女の探究活動では自由にテーマを設定できるのですが、意外と興味関心のあるテーマをみつけられずに活動している人が多いのかも知れません。興味・関心=「知りたい」を追求し、問い・仮説を立て、調査し、分析し結論を出すことにより得られる満足感こそが探究を面白いと思えるサイクルなのです。
まずは一女生全員が色々なことに触れ、学び「知りたい」「もっと知りたい」というものに出会えることを期待したいと思います。