2023年6月の記事一覧

【探究学習】 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの皆様来校される

 6月20日(火)総合探究の時間。1年生はモデル研究、2年生は探究グループによる活動を進めました。7時間目には三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下MURC)の研究員5名、広報スタッフ1名が来校され探究学習のサポートをしてくださいました。7時間目は図書館で探究活動の進め方やテーマの絞り方について個別にご指導を受けました。最初はなかなか相談にいけなかったようですが、途中からは次々と相談をお願いするグループが出てきました。テーマ設定については「なぜ、そのテーマを選ぶのか」「本当に関心のあることをテーマにしているか」「そのテーマのどこに問題を感じているのか」など探究の基本についてご指摘をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 続いて放課後にはMURC主席研究員の矢島洋子先生による特別講義「探究学習の方法」を実施し、希望者が参加しました。講義では探究学習について「本当に自分の関心があることをテーマにする」「活動の目的を明確にする」「協働の良さを理解すること」「探究的な学びは一生続く」ということを説明していただきました。やらされるのではなく自分が楽しめることを探究し、探究を通して社会課題を解決することも大切なことですが、例えばパワポが使えるようになるとか英語のプレゼン力を磨くとか自分にとってプラスになることも目的化する。また、協働については他者とのコミュニケーションは自分では気づかないことを教えてくれるということです。

 最後に研究員の方はどうして今の職に就こうとしたのかの問いには、皆さん共通して高校生の時の探究活動、海外体験、大学生になってからの旅行を通して自分自身が疑問に思ったり、関心をもったことが今につながっているということでした。

 一女生も是非、探究活動を通して自分の興味関心の持てるものをみつけ、将来の生き方に良い影響が出ることを期待したいです。

 

【探究学習】探究活動始まりました!

本日、7時間目から2023年度の探究活動が本格的に始まりました。1年生はモデル研究、2年生はグループによる探究活動になります。1年生は9月の発表に向けて自分のロールモデルとなるような女性を選び、まとめていきます。2年生は興味関心により組まれたグループによる探究活動をおこないます。2年生はグループの中で、まずテーマをどうするかから相談していきます。グループ活動は個人の活動に比べると効率が悪い面もありますが、お互いに自分の考えだけでなく他の人の考えや情報から学ぶことも目的のひとつです。今年はどのような成果が得られるのか楽しみです。

まら、この時間は卒業生も来校してお手伝いしてくれています。また、来校できなくても資料提供や質問を受けてくれたり協力してくれています。

1年生

 

 

 

 

 

 

 

 

     2年生グループによる探究活動          1年生図書館でモデル研究調べ

 

 

 

 

 

 

 

      

          

 

 

 

コンポスト製肥料譲渡会

 探究的活動の一環として2年生の有志グループ「給食 救SHOCK」の西村美乃李さん、渡邉琴音さん、町田彩奈さん、松本栞里さんの四人が自家製コンポストによる肥料の製造に取り組んできました。定時制の給食製造過程で発生する野菜くずを有効活用して製造された肥料を本日放課後、校内で希望者に配布しました。本日は1年生、2年生の保護者会ということもあり、用意した約90袋分の肥料は、生徒だけでなく多くの保護者の方にあっという間に配布することができました。

 メンバーからのメッセージ

こんにちは。有志団体「給食救SHOCK」です。
私達は、去年の夏から給食から出た野菜の切れ端を使って、コンポスト(堆肥)を作ってきました。
本日は、コンポストを広めたいという気持ちをこめて、出来上がった堆肥と、作り方を載せたチラシを一女生や保護者の方々に配布しました。配布に向けて 、事前に広告を掲示したり、全校放送をしたり、本日も朝から配布する肥料を設置したりしましたが、興味を持ってくれる人が本当にいるのか不安でした。しかし、授業が終わって見に行ってみると、設置てあった肥料のほとんどがなくなっており、とても嬉しかったです。
保護者会と重なったこともあり、そんな不安も必要ないほど多くの人の手に渡る形となり、あっという間に全ての肥料(約90袋)がなくなりました。中には、実際にご家庭でコンポストを実践している方もいらっしゃって、様々な人と食品ロス削減について意見共有でき、私たちにとっても学びの多いものとなりました。今回を機に、実際に家で肥料を活用したり、コンポストを作ってくださる方が増えると嬉しいな、と思います。もらって下さった方々や、この活動を広めてくださった全ての皆様に感謝しています。今後の私達の活動にも協力していただけると幸いです。
そして一緒に食品ロスを減らしましょう。