2026年4月の記事一覧

4/13 学校案内(校長挨拶)

正門の桜が緑美しくなりました。
青空と新緑のコントラストが素敵キラキラ

さて、今年度版の中学生向け「学校案内」を制作中です。
小学生の皆さんも是非ご覧ください。
学校案内の校長挨拶をお伝えします。

 

 中学生の皆さんへ
 世界は今、かつてないスピードで動いています。グローバル化が加速し、AIが社会を塗り替えていく時代に求められるのは、「変化を恐れず、自ら未来を切り拓く力」ではないでしょうか。
 浦和一女が目指すのは、知性と教養、そして逞しさを兼ね備え、世界を舞台に社会へ貢献できるリーダーの育成です。
 本校の学びは、教室の中だけにとどまりません。生徒同士が本気でぶつかり合う白熱した授業、心とからだを磨き生涯の友情を育む部活動、全力で仲間と一つのゴールへ向かう学校行事——こうした日々の積み重ねが、皆さんの可能性を最大限に引き出します。
 また、SSH、SGHで積み上げた実績を礎に、全校で「探究学習」にも取り組んでいます。自分の問いを深め、答えを出す力は、どんな時代にも通用する本物の学力です。
 英国・台湾の姉妹校との交流をはじめ、多彩な国際交流の機会も皆さんを待っています。世界へ視野を広げ、多様な価値観に触れることで、「自分にしかできないこと」が見えてくるはずです。
 浦和一女での3年間は、きっと生涯の宝物になります。
 ここで、あなたの物語を始めましょう!

4/8 対面式

生徒会の皆さん、本日の対面式の開催ありがとうございました。
心のこもったハート素敵な「あひるバッチ」と「手引き書」です!
緊張していた1年生が、先輩と話をする中で笑顔になっていましたね音楽

対面式にあたり、ひとこと...

 

2,3年生の皆さん、1年生を歓迎する側、対面式は歓迎式です。
先輩の皆さんには、是非、1年生を育ててほしい。
育てるといっても、手取り足取りで、指導しろというわけではなく、頑張っている先輩の姿、背中を後輩の1年生に見せてほしい。
1年生は、その先輩の姿をみて学び、成長します。

また、1年生の皆さん、入学おめでとう! 入学式から3日目。
新しい環境でつかれていませんか? 今日、先輩と顔を合わせて、今日からが高校生活のスタートですね。

さて、本校は、120年を超える伝統校です。
皆さんが生まれる前から、先輩が引き継いだものがあるからこそ、ここで学ぶことができます。その伝統に感謝。

ところで、伝統とは。

伝統は、老舗の鰻屋さんが大事にする「たれ」に例えられます。「たれ」は使った分だけ新しく注ぎ足し、それはやがて馴染んでその店の味となります。
学校も3年生が卒業して、新入生が入ってきます。新入生は、この「手引き書」で一女のお作法を学び、その都度、一女を形作ります。

ここで、大事なのは、伝統といわれるものは、常に新しい存在が求められるということです。

そして生徒会はいい塩梅に様々な学校行事を企画・運営して、一女の伝統を支える存在です。

2、3年生は、1年生が入ってきたからこそ、いままで以上に、学校を面白くできるし、あとを託せる。
1年生は、早く一女生になれ。

4/81学期始業式・校長講話「共生社会」

桜花爛漫、桜の花びら舞う佳き日キラキラ
令和8年度 着任式・1学期始業式グループを迎えることができました!
高い志をもった魅力あるリーダーに成長して欲しい生徒の皆さんには、自分たちが生きていく「共生社会」のことを知って欲しい虫眼鏡
校長講話は、「共生社会」について

 

1. 新たな出会いを「必然」に変える
皆さん、改めましておはようございます。先ほど着任式を終え、一女(いちじょ)に新しい風が吹き込みました。
一方で、慣れ親しんだ先生方との別れに寂しさを感じている人もいるでしょう。しかし、そう思えること自体が、皆さんがその先生と「最高の出会い」を経験した証拠でもあります。

高校時代の出会いは、時に人生の航路を大きく変える力を持っています。私自身の経験を振り返っても、高校で出会った友人や恩師の「自分とは全く違う面白い考え方」に触れた刺激が、後々(のちのち)の自分を形作っています。

この一女に集まった皆さんは、偶然の集まりではありません。「ここで学びたい」という強い意志と目的を共有して集まった仲間です。この「偶然の出会い」を、切磋琢磨し合う「必然の出会い」へと高めていってください。周りの仲間の興味関心に触れ、自分の世界をどんどん広げてほしいと思います。

2. 「合理的配慮」の先にある「共生社会」
さて、今日は社会の動きについて二つお話しします。一つ目は、2年前の4月から義務化された「合理的配慮」についてです。

この合理的配慮は、障害の有無や年齢、性別に関わらず、誰もが尊厳を持って生き生きと暮らせる「共生社会」を目指し、不当な差別を禁じ、必要な助けを届けようという仕組みです。車いすの方の入店を断らない、必要な情報の受け取り方を工夫するといったことは、今や社会の「義務」であり、皆さんが社会に出る頃には「当たり前のマナー」になっているべきものです。最近は身近に見たり、聴いたりするようになりました。皆さんの身近なことでは、入試における合理的配慮がありますね。

しかし、私は皆さんに一歩先を考えてほしいのです。誰かが困っているときに手を差し伸べる。それは本来、法律で決められる前から、私たちが人として大切にしてきた温かな「配慮」そのものではないか、ということです。

3. 「女性活躍」から「自分らしい生き方」へ
二つ目は、今の話に深く関わる「改正女性活躍推進法」についてです。
現在、社会では女性の職業生活における活躍を推進するため、企業に対して情報の公表や行動計画の策定が強く求められています。これは単に「女性の管理職を増やす」という数字だけの問題ではありません。

性別による固定観念を打ち破り、誰もが能力を最大限に発揮できる環境を整えること。

これもまた、先ほどお話しした「共生社会」の重要なひとつの項目です。

将来、リーダーとして社会を牽引していく皆さんにとって、この法律の変化は追い風です。しかし、制度があるから活躍するのではなく、皆さん自身が「どう生きたいか」を主体的に描き、道を切り拓いていくことが何より大切です。

4. 結びに:後輩たちの道標として
この後、対面式が行われます。新入生は、皆さんの背中を見て一女生活をスタートさせます。
目標に向かって真っすぐに突き進む先輩の姿は、何よりも雄弁なメッセージとなります。同時に、不安を感じている後輩にそっと声をかけるような「配慮」のできる先輩であってください。

その小さな行動の一つひとつが、この「一女」を、そして未来の日本を、より良い「共生社会」へと変えていく原動力になります。
それでは、令和8年度を始めましょう。
素晴らしい一年にしていきましょう!

4/6 入学式・式辞

 

桜花爛漫の中、期待を胸にお祝い新入生357名が入学しましたキラキラ

入学にあたり式辞を送りました。

 

寒さと暖かさが交互に行き交いながらも、命芽吹く春が巡ってまいりました。校庭の桜が、新たな門出を祝福するかのように、きらきらと光り舞う今日の佳き日。
 PTA副会長 長坂 兼一(ながさか けんいち)様
 後援会会長 田口 麻沙美(たぐち まさみ)様
 麗風会会長 栗原 美恵子(くりはら みえこ)様
 本校学校評議員 山口 善子(やまぐち よしこ)様
 公私共にご多忙の中、ご臨席を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。

ただ今、入学を許可いたしました三百五十七名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
難関を突破し、高い志を持ってこの「一女」の門をくぐった皆さんを、教職員・在校生一同、心から歓迎いたします。また、これまで慈しみ育ててこられた保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。

本校は明治三十三年の創立以来、百二十年を超える歴史を刻んできた、全国屈指の伝統を誇る女子高校です。社会が激しく変化する中にあっても、私たちは変わることなく、次代の日本、そして世界を担う「高い志を持った魅力あるリーダー」を育成することを使命としてまいりました。
各界で活躍する諸先輩方の足跡は本校の誇りですが、今日からは、皆さんがその新しい歴史を創り出す主役なのです。

これからの「一女での一〇〇〇日」が、皆さんの人生を決定づける豊かな時間となるよう、三つのお願いを伝えます。

一つ目は、「自ら考える力」グライダーから飛行機へ
外山滋比古さんの著書『思考の整理学』に、「グライダー人間」と「飛行機人間」の話があります。

グライダーは美しく空を舞いますが、自力で飛ぶことはできず、常に他者に引っ張ってもらう必要があります。一方、飛行機は自らのエンジンを回し、自分の意志で目的地へと飛び立ちます。

これまでの学びは、与えられた問題を解く「グライダー能力」が主だったかもしれません。しかし、正解のない問いに向き合うこれからの時代には、自ら課題を見つけ、エンジンを回して進む「飛行機能力」こそが不可欠です。この三年間で、生涯を支える「思考のエンジン」を鍛え上げてください。

二つめは、「将来の自分」との対話について
経済産業省による「未来人材ビジョン」では、日本の学生の多くが大学の後半になってから進路を考え始めるという結果が出ています。しかし、高校時代という多感な時期に、じっくりと「自分は何者か」「社会でどう生きたいか」を問い続けることは、学びの質を劇的に変ていきます。

一女での新たな友人、先生、そして学問との出会いは、皆さんの可能性を無限に広げるはずです。今持っている固定観念に縛られず、広い視野で「将来の自分」をデザインし始めてください。

三つめは「自律的な安全」と「対話の力」について
高校生活では行動範囲が大きく広がります。通学やSNSの利用、あるいは予期せぬ自然災害など、リスクを予測し、回避する判断力を養ってください。自分の身を守ることは、自律した大人の第一歩です。

同時に、一人で抱え込まないでください。悩みや不安が生じたときは、周りの友人や大人に言葉を尽くして相談してください。対話こそが、困難を乗り越えるときに大事となります。

保護者の皆様、学校教育は、学校・家庭・地域が手を取り合ってこそ、その真価を発揮いたします。私たち教職員は、大切なお子様を全力で導いてまいる所存です。どうぞ本校の教育方針へのご理解と、温かな励ましをお願い申し上げます。

結びに、本日ご臨席いただきました皆様に改めて感謝申し上げますとともに、新入生の皆さんが「一女」での日々を、たくましく、しなやかに、そして悔いなく駆け抜けることを心より祈念し、式辞といたします。 

令和八年四月六日
埼玉県立浦和第一女子高等学校長
山﨑正義

令和8年度スタート!

令和8年度がスタートします
校内の桜キラキラがとてもきれいです

4月6日(月)入学式お祝い
 ひと足早く新入生をお迎えします
4月8日(水)着任式、始業式、対面式グループ

今年度も引き続き、どうぞよろしくお願いします