2021年6月の記事一覧

SSH日々の風景(その1:SS物理)

時間割に組み込まれたSSHの授業をお伝えいたします。

第2学年では、「多様な視点から科学技術を活用・支援する方法を考える」ことに主眼を置き、「SS探究Ⅱ」という学校設定科目を設置しています。「SS探究Ⅱ」は複数教科にまたがって探究活動が実施され、課題発見・課題解決の力を培います。今回は、6月4日(金)6限に行われた「SS物理基礎」の授業風景です。

授業のテーマは「指数関数的におきる現象を、直感的にわかりやすい形に表示すること」です。

生徒は、まず、150個のサイコロを使用し、広く散らばるように振り落とします。そして、「1」の目が出たサイコロを拾い集めて取り除く作業を繰り返し、その数を記録します。残りの数が15個未満になるまでを続け、この実験を2回実施します。その結果を普通の方眼紙を用いた場合と片対数方眼紙を用いた場合で比較検討し、考えを深めていきます。

普通の方眼紙ではこの結果は曲線で示すことになりますが、片対数方眼紙では直線のグラフになります。残ったサイコロの数と振った回数との関係が直線化することで、より関係性が明確になります。生徒は実験を通してこのことを体感します。

SSH特別講義(埼玉大学)

5月29日(土)、本校2年SSH選択生徒15名が、埼玉大学大学院 理工学研究科生命科学部門 理学部生体制御学科の研究室にて、「DNAの抽出とPCR法を用いたアルデヒド脱水素酵素の検討」についての特別講義を受けてきました。

大学院理工学研究科助教の竹見先生やラボの先生方のご指導の下、実験を通じて、DNAの構造、複製の方法について学びました。同時にPCR法の実際を体験し、科学がどのように応用されているのか、理解を深めてきました。

実験では、生徒の好奇心や探求心がいたるところに垣間見え、これからの成長がとても楽しみに思われました。