剣道部紹介

  

 

活動方針 

1 短時間集中

 日々の稽古の目的をはっきりとさせて、集中力を高めた稽古を実践する。授業や学習でも集中して取り組み、成果を得る。                  

2 工夫と継続で向上・躍進

 正しい構えや打ち込みができるよう、基礎練習に徹底して取り組む。そのうえで、体力向上のためのトレーニングや技の練習・試合稽古などを実践し、一段一段階段を上るように、着実に力を高めていく。

 

活動日

月     トレーニング 

火・水・金 放課後練習

土     午前練習

 

令和5年度部員数

1年 2名   2年 3名   3年 1名    顧問 相﨑 健一 (剣道七段)

 

剣道部は少人数ですが、その分、心を合わせて真剣に取り組んでいます。

練習試合のお誘いや、中学校との合同稽古のご依頼など大歓迎です。気軽に顧問まで連絡してください。

 

 

剣道部ブログ

【剣道部】インターハイ埼玉県予選会報告

 6月20日(金)、6月24日(火)両日にわたり、個人・団体のインターハイ埼玉県予選会が開催されました。

団体戦では、勝利することはできませんでしたが、個人戦では3年生2人が出場し、両名とも1回戦を突破しました。

これで3年生の2人は引退となります

3年部長 奥村真衣(写真右)

自分からやりたい、と思って始めたことをここまで長く続けてやり通すのは初めてでした。やりたいことを続けさせてもらえる環境があったことがとてもありがたいです。

3年間手放しで楽しかったとは言えませんが、悩んだり、苦しかったりした期間があったからこそより成長できたのではないかと思います。私は嫌なことがあったときはずっと言い訳をして逃げていましたが、部活をする中で自分の剣道と向き合い、自分自身を見つめ直すことでその傾向が薄れたのではないかと思っています。部長という立場で自分のことばかりは考えていられず、周りを見る余裕を持つ意識をするようにもなりました。

いつも素敵で憧れの先輩方、稽古に一生懸命な後輩たち、熱意をもって指導してくださった先生方、ずっと一緒に頑張ってきた同輩など周囲の人に恵まれ、支えられて、とても充実した3年間を過ごすことができました。

 

3年 白石凪(写真右)

剣道は中学校から初めて、なんとなく高校でも続けてみようと思って剣道部に入ったけれど、高校の剣道は想像以上に厳しく、思うようにいかないこともたくさんあり、やめたいと思ったことは何度もありました。しかし、毎日なんとか地道に稽古を続ける中で、はっきりと自分が上達していると感じられる瞬間があって嬉しかったし、3年間やりきったことで忍耐力が身につき、なにより自信がつきました。

2年生のときは先輩も後輩もいなくて寂しい稽古が続きましたが、それでも続けたことで素晴らしい後輩たちにも出会え、団体戦にも出場することができ、努力は必ずなにかの形で返ってくるのだと実感することもできました。

優しくて頼もしかった先輩、一緒に頑張ってきた同級生、真っ直ぐな気持ちで稽古に励んでくれた後輩、そして的確にアドバイスしてくださった先生など、沢山の人に感謝したいです。

 

 

 

 

 

【剣道部】昇段審査に合格しました。

1月5日に大宮武道館で行われた昇段審査で、2年生の白石凪が三段に昇段しました。

現在、剣道部は2年生2人で活動しています。なお、部長の奥村真衣は、昨年夏休みに三段を取得しています。

残念ながら、人数不足で団体戦には出られません。それでも4月に新入部員を迎えたときには、お手本になる剣道を身につけられるよう日々精進しています。

小人数ですが、一女剣道部の伝統を守り、引き継いでいけるよう頑張っています。

 

【剣道部】インターハイ埼玉県予選会(団体)報告

6月17日(月)埼玉県武道館で開催されました。 

1回戦 対草加南  3対1で勝利

2回戦 対熊谷商業 4対0で勝利

3回戦 対寄居城北 0対4で敗退

 県ベスト32で3年生にとって最後の大会を終えました。

 

増田 葉 (3年) 高校から剣道を始め、最後は大将を任されるまで上達した。 

 私は中学校でバスケ部に所属していたけど、そこで感じた弱さみたいなものを無くしたいと思って、半ば修行みたいな気持ちで剣道部を選んだ。剣道には以前から興味があったけど新しいことだし、最初はとても緊張した。練習試合に行っても全然負けてばかりだし一本すら入らないのですごく悔しかった。でも、入部当初から先輩や同級生がちょっと何かができるようになっただけでめっちゃ褒めてくれたおかげで頑張れたと思う。

 暑かったり寒かったり痛かったり辛いこともあったけど、そういう時でも頑張れる忍耐がついたかなあと思う。最後の大会では、大将をまかされて、勝つ喜びも味わえた。剣道部に入部して、自分がやると決めたことを最後までやり切ることができてよかったと思う。

 

田邊 めぐみ (3年副部長) 上段の構えで活躍

 私は、中学の頃に剣道を始め、その延長でなんとなく高校でもやろうかな、と考えて剣道部に入りました。特に、最初は中学と高校の剣道のギャップについて行けず、なかなか勝てない日が続きました。先生に勧められたのがきっかけで、上段をはじめました。上段は、構えが中段とまるで違う上に、パワーも必要なので、最初は自分には無理だろうな、と思ってました。しかし、上段をやってるうちに、剣道の面白さが普通の人の2倍わかるのではないかな、と思い始めました。女子で上段をとる人はほとんどいないし、パワーも必要だし、構えてるだけで疲れるけれど、上段でよかったなと思うことの方が多かったです。

 私は、剣道を通じて、継続することの大切さを学びました。剣道は、毎日ほぼ同じような練習で、1日1日を見ても何も変わってないように思えるけど、長いスパンでみると、ちょっとずつ成長できているのではないかな、と思います。特に、高校でも剣道を続けたことで、それがよくわかりました。また、私は、辛いこととかが苦手で、すぐ放り出してしまう性格でしたが、剣道によって少しは辛いことがあっても、乗り越えていこうという気持ちができたのではないかなと思います。

 

 

尾後 光咲 (3年部長)

 3年間を振り返って、基本の大切さや相手の思考を読んで試合の流れを作ることなどを学びました。中学校の頃と比べて、中心をしっかりとって腰から出て、まっすぐ打つことを軸とした試合をすることができ、出鼻面で一本を取れるようになったので嬉しいです。また、3年生の終わりの方では今まであまり意識しなかった引き技で一本取れるようになったので良かったです。団体戦では初めて大将をする機会もあり、流れを見て、自分がどんな試合をすれば良いかを計算することができました。

 先輩が引退して、部長という重要な役職を任されて、上手くできるか不安だったけど、他の3年生が支えてくれたおかげで辛い時期も乗り越えることができました。部をまとめることの大変さがわかり、良い経験になりました。練習試合や大会で先を見越して行動することができるようになったので良かったです。暑い夏や寒い冬でも仲間と共に頑張ることができ、きついところでも諦めずやり抜く力が身についたと思います。

 

【剣道部】インターハイ埼玉県予選会(個人)報告

5月31日(金)所沢市民体育館で開催されました。3年田邊、尾後の2名が参加しました。

トーナメント戦で田邊は1勝、尾後は3勝し県ベスト32になりました。 

 

田邊めぐみ

1回戦目は、とにかく、焦らないことを意識して試合をした。一本目取れたところは、相手が小手をくるところを面で捉えられた。タイミング的には良いところで打てたと思う。二本目は、相手の手元が上がったところに小手を打てた。2回戦目敗退となってしまったが、割と自分が練習してきたところの技が出せたと思う。残りあと3週間ほどだが、今回の試合で見つけた課題を改善して、インハイ予選団体に向けて練習していきたい。

 

 

 

 尾後光咲

1回戦目は、緊張してしまい、なかなかいつも通りに動くことができませんでしたが。足から攻めて、相手が打ってくるところをすり上げて面を打ちました。相手が打ってきた時に足を動かすことができたので良かったです。2回戦目は、リラックスして、肩に力が入らないように意識しました。間合いが近くならず面を打てたので良かったです。3回戦目は、相手が背が高く、面が速かったので、合わせられないように、攻めを意識しました。得意技のすり上げ面で、3勝出来ました。他の技でも取れるようにバリエーションを増やしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

【剣道部】関東大会県予選会報告

5月13日 埼玉県立武道館で剣道関東大会埼玉県予選会が開催されました。 

1回戦 対秋草学園  4対1で勝利

2回戦 対越ケ谷高校 5対0で勝利

3回戦 対久喜高校  1対4で敗退 

 結果は県ベスト32でした。支部大会では、あまり良い結果が出せなかったため、打つ前の攻めを徹底して練習し、オーダー変更などの工夫も行いながら臨んだ大会でした。3回戦で負けてしまいましたが、良いところを作り出す場面もあり、一本を取るところが増えていきました。

 次はインターハイ予選になります。3年生にとっては総まとめの大会になります。悔いのない結果が出せるように残された日々を大切に稽古に励んでいきます。

 

先鋒 尾後 面で一本 (対久喜高校)           

 

 次鋒 田邊 面で一本(対越ケ谷高校)

 

中堅 白石 面で一本 (対久喜高校)

 

副将 今村 面で一本(対秋草学園)

大将 増田 面で一本(対越ケ谷高校)

 

【剣道部】秋季大会結果報告

11月  4日 南部支部新人大会(団体戦)

     支部ベスト8

11月18日   埼玉県剣道大会(個人戦)

     田邊めぐみ ベスト32、尾後光咲 ベスト64

                      

  

1年生中心の昨年秋の大会では、緊張してしまい、委縮して1勝もできませんでした。

試合にも慣れ、今年は思い切った技が、大分出せるようになりました。

これからもっと良い結果が出せるよう、精進してまいります。

 

 

【剣道部】中学生との合同練習を行いました。

7月8日(土)午後、埼玉大学教育学部付属中学剣道部との合同稽古を行いました。

中学校の1年生の女子生徒は全員初心者で、基本の素振り、打ち込みや切り返しを行いました。

部員たちがアドバイスしながらの練習でした。

自分の言葉で説明しながらの練習は、部員たちにとっても、自分の剣道を見直すきっかけになり、良い練習になっています。                       

【剣道部】インターハイ県個人予選会

6月13日(火)所沢市民体育館で、全国高等学校総合体育大会埼玉県予選会の個人戦が行われました。

 小山、田邊の2名が出場しました。2人とも2回戦までは勝利し、3回戦で敗退しました。次の団体戦に向けて、良い成果が出せるよう練習していきます。

 

 

 

 

田邊(2年生 上段)

勝てた試合では、相手が打った後、足が止まっているので、そこを追いかけて打てました。また、相手が打ってくるところに、自分のタイミングで面を打ちにいけました。負けた試合では、相手に合わせてしまっていたので、自分から攻めることをしっかりできるようにしたいです。 

小山(3年生)

最初は緊張していたけど、段々足を動かして、肩の力が抜けて試合ができるようになった。負けた試合でも惜しい打ちはあったので団体戦では、後悔しないように残心を大事にしたい。