校長から

ごあいさつ

校長 山﨑 正義  

 
 浦和第一女子高等学校定時制課程のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 本校は、明治三十三年に創立された県内で最も古い女子校です。定時制課程も昭和二十三年に開設されて以来、長い歴史を持っています。

 女子生徒だけの落ち着いた環境で、一人一人が自覚をもって前向きに学校生活を送っています。
 さて、本校が大切にしていることが2つあります。

一つ目は、「授業がいのち」ということです。
 学校生活の中心は、毎日の授業です。

  中学校までの学習につまずいてしまった人に対しても、大学等への進学を希望している人に対しても、一人一人の学習状況に応じてきめ細かく指導を行っています。


 二つめは、「社会人としての基礎を身につけよう」ということです。
 高校は、卒業後、社会人として生きていくための基礎をしっかりと身につける場です。高校生のうちに、他の人たちと協力して物事を進めていける協調性や礼儀、言葉づかいといった大人として当然身につけておかなければならない礼節ある態度を身につけなければなりません。
 
 

 一女では、授業はもちろん、球技大会、体育祭、文化祭などの学校行事や委員会活動、そして部活動などを通じて、社会人としての基礎が身につけられるよう指導しています。

  一女は、皆さんの成長をとことん応援します。本校への入学をお考えの皆さん、是非、一度学校見学においでください。お待ちしています。

 

校長室ブログ

校長室より

2学期始業式・校長講話

こんにちは。

 夏休みは楽しめましたか。
楽しかった? ではなく、楽しめたか!
お休みだけど、学校に来て頑張っている人もいました。それにしても、暑かったですね。今日も暑い。

折角の夏休み、いろいろやろうと思っていたけど、なかなかできなかったという人。
大丈夫です。今日から、また頑張っていきましょう。

 学校が始まるとなると、夏休みの生活とは変化がありますので、学校生活に戻す決意も必要です。今日の始業式、よく登校しました。まずは、そんな自分を褒めてあげましょう。


さて、今日は2つ話します。

➊一つ目。
 今日、9月1日は、防災の日。どうして今日が防災の日か?
大正12年の9月1日、今から103年前に関東大震災が発生した日です。
また、9月は台風シーズンでもあることから、災害への備えを怠らないようにとの思いを込めて定められています。

今日は、始業式のあと、シェイクアウト訓練を行います。シェイクアウトとは、一斉防災訓練のこと。
 シェイクアウト訓練には、2つの目的があります。
 ひとつは、地震による揺れ、災害から身を守る練習。もう一つは、災害に対して日ごろの心がけを見直す、注意喚起。災害は、いつ発生するかわからない。特に、ひとりでいるときは、自分で判断することになる。
 自分の身は自分で守るということを肝に銘じておきましょう。

 

❷二つ目。
皆さんには、ちゃんとやっていたつもりだったけど、あまりうまくやれていなかったなぁ、ということありませんでしたか?
 私は、この夏休みにありました。私は、8月に、歯の検診をしてもらうため、歯医者さんに行きました。以前、すごく痛い思いをしたので、定期的に通っています。といっても1年ぶりです。
そうしたら、虫歯がありました。それは治療をすればよいので、虫歯がみつかってよかったのです。

 そのときに、歯科の先生に、歯磨きについて怒られてしまいました。怒られたのは、2回目です。昨年も、歯磨きの方法を教えてもらいました。その通りにやっていたつもりだったのですが、うまく磨けていないところが、先生はすぐわかったようで、「ちゃんと磨いていない」と、真剣に怒られました。この歳で、大人から怒られて、結構へこみました。

 そして、具体的にどう磨くかを、再度教えてもらいました。あらためて、そういえば、そうだったなと思いました。

 その時に感じたのは、一度教えてもらったことも自分で勝手に解釈していると、やったつもりになって、やがていい加減になってしまうなぁ、ということ。

 みなさん、学校の勉強は、ちゃんとやれていますか?
4月にこうやって勉強するのだよとか、提出物はこうやって出すんだよとか、先生から話があったでしょう。
うまく対応できている人はよいですが、うまくできていると思い込んでいるだけで、できていない人はいませんか。

 勉強だけでなく、学校生活のことなど、先生からお話があったりしたら、修正するチャンスです。また、どうもうまくいかないなぁ、ということは先生に相談することも大事です。

 2学期からの取組を、今一度確認してから始めてください。


●おわりに
 今日は、2つ話しました。
一つは、防災の日。最近、茨城県南部の地震が多い。また、台風がこなくても、大雨がふって洪水の被害がおきている。日頃の備えを大切にすること。

二つ目は、一度教えてもらったことも思い込んでやっているうちに、うまくできていないことがある。
思い込みは、自分では振り返ることが難しいので、誰かに確認してもらう必要があるということ。


 それでは、2学期を始めましょう。

1学期終業式・校長講話

はじめに

・今日で1学期がおわります。
・1学期の生活をどう過ごしたか。
・自身のことを振り返ることは、これからどうしていくか考えるため大切なことです。
・この後、成績票をもらうよね。学校生活のことを振り返る指標にしてください。

今日は、夏休みの効能について話します。
・さて、明日から、夏休みです。
・夏休みのよい点を2つ。

一つ目。
・夏休み、何日あるか数えてみたか。44日ある。長いね。
・夏休みは、時間割が決まっていない自由な時間である。これが長くとれるところがいい。
・いつもとは違う日常をどうつかっていくか。夏休みだからこそ、集中して取り組めることがあると思います。
・例えば、日頃、読みたいと思っていた本を読む。家の手伝いをする。アルバイトをいつもよりシフトを多くいれて頑張る人もいるかもしれない。何か、ひとつ、全力で頑張って欲しい。
・高校生は精神的にも大人になる時期であり夏休みを過ぎると、みな成長している。
・中学までの夏休みとは、ちょっと違うね。
・また、長い休みの間には、自分のことを振り返る時間もできる。このことも、とてもよい。

二つ目。
・学校には、ルールや約束があります。
・ルールには、大きく分けて2種類ある。
・「姿勢のルール」と「行動のルール」です。
・「姿勢のルール」は「やればすぐできるもの」
・やればすぐできるものは、例えば、きまりを守ること 身だしなみを整えることは、その場ですぐにできるね。学校生活を送るうえで、大事なことは当たり前のことばかりです。素直さが求められる。

・そして、「行動のルール」は目標達成があるような「頑張らねばならないもの」。
・例えば、部活の大会で勝ち抜いて、大きな大会に出場することは、かなり頑張りが必要なもの。
・また、夏休みの宿題も中身の成果を求められるので、ひと頑張りする必要があります。
・夏休みは、この頑張る必要があるものに、いつもより時間をとって、全力で取り組むのによい時間です。
・時間がかかるものに、各自のペースで取り組めることがとてもよい。


おわりに
・自由な時間がとれる夏休みなので、3、4年生は進路について考えたり行動したりする時間が十分にとれる。1,2年生は部活や勉強にまとまった時間をとることができる。
・充実した夏休みにして、9月1日の2学期始業式で、元気に会えることを楽しみにしています。

新入生歓迎会開催!

生徒会主催の新入生歓迎会が開催されました!

心温まる歓迎会でした。
生徒会の皆さん、先生方ありがとうございました。


 【先生方からの「ハンドベル」と「歌」のプレゼント】


校長のお話です

・新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
 4月9日に入学してから、10日たちました。
 私も皆さんと同じ、今年度から浦和一女へ来ました。新しいところで色々あると、まだ10日というより、100日くらい経ったような気がします。

・そんな始まったばかりの高校生活は、いかがですか
・新しい環境で、中学校とは違うところがありますね!
 今日の新入生歓迎会では、学校の紹介があります
 先輩や先生方のステージも!
 焦らず、少しずつやっていきましょうね

・さて、今日の新入生歓迎会は、多くの皆さんが準備をしてきました
 この準備は、おもてなしの心です
 おもてなしの心は、先輩や先生方の優しさ

・歓迎会は、歓迎される方、歓迎する方、両方が温かい気持ちになる素敵な機会です
 私も楽しみにしてきました
 それでは、早速、新入生歓迎会を始めましょう!

 

令和7年度入学式 校長式辞

 

新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。
好天に恵まれました。
正門の桜の花びらが舞い、昇降口の桜が満開で新入生を待っていたかのようです。
皆さんの入学を祝福するまさに「ハレの日」となりました。
 とてもよい日です!

入学にあたり、式辞を送りました。

令和7年度 定時制入学式式辞

 

令和7年度1学期始業式・校長講話

着任式、始業式を開催しました。
着任式では、転出の皆様をお知らせしました。
ご指導いただきありがとうございました。
今年度、転入の皆様、どうぞよろしくお願いします。

以下、始業式での校長講話です。

●はじめに
 あらためまして、こんにちは。
いま、着任式をおえました。皆さんにとって、新たな出会いです。
一方で、本校を転出した先生方もいらっしゃいます。転出した先生の名前を聞いて、もう少し授業で教えてほしかったとか、寂しいと思っている人もいるでしょう。そう思えるのは、貴重なとてもよい出会いだったということ。
異動した先生への恩返しとして、教えてもらったことを大切にして、自分を更に成長させてください。

ところで、人との出会いは、ときとして、人生を変えてしまうほど影響のあるものです。私は、高校生のときが、様々な出会いの始まりだったと感じています。
それは、尊敬できる友人やクラス担任の先生に出会えたことで、肉体的にも精神的にも大きく成長する時期に、こんな面白いことを考えている人がいるのだ、という刺激を受けたことでした。

本校も同じです。それは、皆さんが何かを求めて、何かを希望して、ここに集まったということ。
ここで勉強したい という、同じ思いをもって集まった仲間ですね。
目的や興味・関心を 同じくして集まった仲間は、お互いによい刺激を受けます。
それは、偶然の出会いから、必然の出会いに変わっていきます。皆さんには、よい出会いを求めて、自分の興味関心をもとに仲間を拡げていって欲しいと思います。

それでは、二つ話します。
●一つ目。
「授業がいのち」ということです。学校生活で一番多くの時間を過ごすのが、授業です。授業は、集中していると、あっというまに終わってしまいますね。

そして、授業での勉強は、続けることが大事。自分の勉強のペースでゆっくりでいいから、あわてず、あきらめず、続けていきましょう。皆さん、「継続は力なり」です。

私は、この「継続は力なり」、本当にそうだな、と思うのです。
毎日のことだと、あまりやりたくない、というときもあるかもしれない。また、結構頑張ったのに、うまくできないので、やってもだめだなぁ、と思うこともあるかもしれない。こういうことは、誰にでもあるものです。

そんなとき、まぁしょうがないなぁ、もう少しやってみるかとか、もうちょっと頑張ってみるかとか、あきらめないでやってみるかということ。ここが、大事なところです。

一つのことを始めたら、しばらくはつきあってみる、学校なら卒業までやってみる。でも、その途中では、うまくいくこともあれば、なかなか思った通りにいかないこともある。そんな状況を受け入れて、どうにかやり抜くのが、「継続は力」として、皆さんの中に育つものです。

ここで、もう一つ大事なことは、皆さんが一人で頑張るのではないということです。
一緒に頑張る友達がいますね。大変なときは、きっと自分だけではなく友達も大変でしょう。その気持ちを共有して、お互い助け合い、仲間として乗り切りましょう。どうにかやり抜くことにつながります。

また、先生方は、皆さんの一番の応援団です。皆さんがわからないところを丁寧にわかるまで教えてくれます。何度も何度も聞いてください。

●二つ目は、「常に安心、安全を心がけてほしい」ということです。登下校は、夕方から登校し、夜遅くに帰宅することになります。交通事故や怪我などに十分注意してください。
いじめの被害を防ぐことも大切です。一人一人が自分自身の命を大切にすること、そして他者の命を大切にすることを心に留めてほしいと思います。「優しい気持ち」、「思いやりの気持ち」をお互いに持つと、それはやがて自分自身にかえってくるものです。
また、悩んだときや苦しいときは、一人で抱え込まず、友達や先生方に相談してください。先生方も親身になって相談相手になってくれます。そのような友だちや先生方との交流が、皆さんの人生の宝になります。


●今日は、「出会いの素晴らしさ」、「継続は力なり」、「安心、安全」、について、話しました。

明日は、入学式です。
新入生は、先輩をお手本にします。目標をもって頑張る先輩の姿を見せてください。一生懸命やる人は、信頼され、尊敬されます。後輩とよい出会いになるよう、意識して行動してください。

第76回卒業証書授与式 校長式辞より

    九名の卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。

 皆さんは、一女に入学以来四年間、夕方の時間に登校し夜遅くまで勉強や学校行事、部活動などに一生懸命取り組んできました。特に冬の季節は、真っ暗な中を北風にさらされながら登下校していました。本当によくがんばりました。

 様々な困難を抱えながら夜間定時制高校を卒業するということは、想像以上に生徒一人一人の覚悟と地道な日々の努力が求められます。そのことはこの場にいる全員が、よく理解しています。

振り返ってみれば、卒業生のみなさんが過ごした高校生活の前半は、新型コロナウイルス感染症の拡大による、世界中の混乱と戦いの日々を抜きに語ることはできません。学校現場も例外ではなく、様々な行事や授業が中止や変更を余儀なくされた時もありました。そして教育環境は大きく変わりました。

 すべての教室にプロジェクターが設置され、毎日・毎時間のように授業で活用されております。生徒の皆さんに一人1台のタブレット端末が配付され、活用する授業もずいぶん増えました。Google Classroomを用いた提出物の回収、オンラインによる講演会、生徒生活体験発表会もありました。数年前まで誰も体験したことのない全く新しい取組が次々と行われました。

 しかし、本校の先生方が目指した教育は、単にツールを使いこなすだけが目的ではありませんでした。ICTを用いて、自分の頭で考えることができる人を育てる。生徒の皆さんが自発的に他者と協力しながら新しいものを発見したり、作り上げたりする。これが浦和一女の先生方が目指した授業であり、教育でありました。

 卒業生の皆さんはそんな教職員の思いをしっかりと受け止め、他者への思いやりを忘れず、相手の立場に立って考え、より良いものを求めて学校生活に取組んでくれました。限られた条件の中で知恵を出し合い、協力し合って最大限のパフォーマンスを発揮しました。

皆さんの高校生活の後半は、アフターコロナの世界を見据え、新入生歓迎会、体育祭、文化祭、予餞会といった大きな学校行事を一つ一つ入念に準備し、十分にコロナ対策をしたうえで、皆さんが安全に参加し、持てる力を大いに発揮することのできる行事として実施してきました。

 このような創意工夫する姿、そして困難にも立ち向かい、やり遂げる姿、それこそが、皆さんの今の姿であり、これからの財産になっていくものです。これからの人生で、苦しいときや辛いときは、母校浦和一女のことを思い出して頑張ってほしいと思います。

 さて、従来から、二十一世紀は知識・情報・技術をめぐる変化の早さが加速度的となり、情報技術の飛躍的な進化等を背景として、経済や文化など社会のあらゆる分野のつながりが、国境や地域を越えて複雑に影響し合う、予測が困難な時代だと言われてきました。

 過去のデータの蓄積と計算スピードに基づくAI技術は、未知の事態に対する時、必ずしも明確な答えを導いてくれるとはかぎらないのだ、ということを私たちは知っています。

 新たな価値を創造することはAIにはできない。それならばこのコロナ禍を乗り越えた私たちは、人間にしかできない新たな価値の創造をする力を鍛え、不断の努力をしていく必要があるでしょう。

皆さんが持つ人間ならではの感性があって初めて、情報技術は社会や人生、生活をより豊かなものにしたり、新しい未来の姿を実現したりすることが可能になるのだと思います。 

 皆さんは本日学校を巣立ち、やがて社会人となるわけですが、高校卒業後の人生は、決して平坦ではなく、いくつもの山や谷を越えてゆくことになるでしょう。卒業生のみなさん、変化の時代を恐れることなく、相手を思いやる心や互いに協力して困難に挑戦するチャレンジ精神など、本校で育んだ人間性をさらに磨き、しっかりと前を見据えて力強く歩んでください。 

 皆さんが、くじけることなく、自分の夢を追い求め実現し、「望みはわきてかぎりなく わが胸にあふる」の本校校歌そのままに、明るい社会を築いてくれることを、心から期待しています。

   結びに、卒業生の皆さんの前途に幸多からんことをお祈りして式辞といたします。 

 

             令和7年3月14日

            埼玉県立浦和第一女子高等学校長 佐藤 成美

入学式 式辞より「授業がいのち」

今日からのスタートにあたり、皆さんに心がけてほしいことについて、お話しいたします。

一つ目は、「授業がいのち」ということです。言うまでもなく、学校生活の中心は、毎日の授業です。是非、一時間一時間の授業に真剣に取り組んでください。

今、漠然とした不安を覚える人もいるかもしれませんね。四年間、毎日、というのは長い期間のように思えるかもしれません。でも、大丈夫です。学校というところは、長い期間のように思えても、生活の中に節目節目があります。節目ごとにゴールテープを切るような気持ちで学校生活をとらえ直してみましょう。

まずは、一時間一時間をしっかり取り組むこと。そして一日一日を重ねて一週間やりきること。週末が来たらしっかり休んで体調を整え、次の一週間をやりきること。一週間を四回から五回重ねると定期テストがあって、学力がどの程度ついたか確認できます。テストでできなかったところは、もう一度復習してください。

そして一つの学期が終わると、長期のお休みがありますから、生活のリズムを整えながら自分の取組を振り返ってみましょう。授業ばかりでなく、学期ごとにいろいろな行事もあります。行事は思い切り楽しむことです。そのうちに一年、二年と年を重ねて皆さんの学校生活は充実していくでしょう。

本校の先生方は、皆さんがわからないところを丁寧にわかるまで教えてくれます。就職にしても進学にしても、各自の進路実現に向けてしっかり応援してくれます。皆さんも、何度も何度も聞いてください。失敗や間違いを怖がらなくていいのです。恥ずかしいと思うこともありません。一人一人の学習状況に応じて、きめ細かい指導を行えることが定時制の良さと言えます。本校の強みはここにあります。

「授業がいのち」という言葉を胸に刻んで高校生活を過ごしてください。

1学期始業式 校長講話より

年度当初にあたってお話したことの中から三つ、抜粋して掲載します。

〇春は出会いの季節でもあります。新しい先生、職員の方との出会いもあるでしょう。明日には入学式があり、皆さんの後輩たちも入学してきます。人は、多くの人と知り合い、いろいろな人と触れ合うことによって大きく成長します。新しい人間関係を築くためには、コミュニケーションが大切です。コミュニケーションの第一歩は笑顔とあいさつです。皆さんには自分から先にあいさつができるようになってほしいと思います。期待しています。

〇「授業がいのち」という言葉を今日また確認しておきましょう。言うまでもなく、学校生活の中心は、毎日の授業です。是非、一時間一時間の授業に真剣に取り組んでください。本校の先生方は、皆さんがわからないところを丁寧にわかるまで教えてくれます。就職にしても進学にしても、各自の進路実現に向けてしっかり応援してくれます。一人一人の学習状況に応じて、きめ細やかに皆さんに必要な情報提供ができることが定時制の良さと言えます。「授業がいのち」という言葉を胸に刻んで高校生活を過ごしてください。

〇「常に安心、安全を心がけてほしい」ということをお願いしておきます。交通事故や怪我などに十分注意し、感染防止対策の徹底も含めて、体調管理には十分注意をしてください。自然災害についても注意が必要です。様々な危険を回避する術を身に付けてください。また、いじめに当たるような行為は絶対にしてはならないことを肝に銘ずるべきです。一人一人が自他の命を大切にしてほしいと思います。自分のことだけではなく、常に他者を思いやる気持ちを忘れないようにしてください。安心、安全な生活を送るためには、皆さん一人一人の自覚が必要です。皆さんが心身共に健やかに、笑顔で学校生活を送れるように、私たち職員一同、皆さんをサポートしていきます。一緒に頑張っていきましょう。

令和6年度のスタートです

いよいよ今日から令和6年度が始まります。

昇降口前の桜の花もきれいに咲いて、皆さんの登校を待っています。

 

着任のご挨拶

皆様、はじめまして。

4月1日付着任いたしました、佐藤成美と申します。

本校定時制の課程は昭和23年に開設されて以来、70年以上の歴史の中で、

多様な学びの要望に応えてまいりました。

私たち教職員は、生徒の皆さん一人一人と丁寧に向き合い、

きめ細かくサポートしていきます。

合言葉は「授業がいのち」です。

女子生徒だけの落ち着いた環境で、前向きに粘り強く、

目標に向かって学び続けることができる学校です。

安心して学びの扉を開けてみてください。

きっと、そこには新しい世界が広がっているはずです。