4/9 入学式・式辞
桜花爛漫の中、期待を胸に新入生17名が入学しました。
入学にあたり式辞を送りました。
式辞
新しい命が芽吹き、若葉が萌える春がめぐってまいりました。
この春の佳き日に、
PTA会長 山本 紀恵(やまもと のりえ)様
麗風会会長 栗原 美恵子(くりはらみえこ)様をはじめとした、ご来賓の皆様の御臨席を賜り、また保護者の皆様ご出席のもと、
令和八年度 埼玉県立浦和第一女子高等学校定時制の課程 入学式を挙行できますことは本校関係者一同にとりまして大きな喜びです。
保護者の皆様方におかれましては、お子様の御入学、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。
さて、ただ今、入学を許可いたしました新入生の皆さん、入学 おめでとうございます。在校生、教職員一同、皆さんを心から歓迎 いたします。
本校は、明治三十三年に創立された県内で最も古い女子校です。定時制課程も昭和二十三年に開設されて以来長い歴史を持っています。
今日から皆さんは、この伝統ある浦和一女定時制の生徒です。一人一人が自覚をもって、これからの四年間、前向きに学校生活を送ってください。
今日からのスタートにあたり、皆さんに心がけてほしい二つのことについて、お話しいたします。
一つ目は、「授業がいのち」ということです。学校生活で一番多くの時間を過ごすのが、授業です。授業は、四五分で、それを一日四時間です。一時間、一時間真剣に取り組みましょう。集中していると、あっというまに終わってしまいます。
そして、勉強は、続けることが大事。自分の勉強のペースでゆっくりでいいから、あわてず、あきらめず、続けていきましょう。皆さん、「継続は力なり」です。
私は、この「継続は力なり」、本当にそうだな、と思うのです。
毎日のことだと、あまりやりたくない、ということもあるかもしれない。また、結構頑張ったのに、うまくできないので、やってもだめだなぁ、と思うこともあるかもしれない。こういうことは、誰にでもあるものです。
そんなとき、まぁしょうがないなぁ、もう少しやってみるかとか、もうちょっと頑張ってみるかとか、あきらめないでやってみる、その積み重ねが皆さんの力として身につくものです。
ここで、もう一つ大事なことは、皆さんが一人で頑張るのではないということです。
一緒に頑張る友達がいますね。大変なときは、きっと自分だけではなく友達も大変でしょう。その気持ちを共有して、お互い助け合いましょう。一緒にがんばるきっかけになります。
また、先生方は、皆さんの一番の応援団です。皆さんがわからないところを丁寧にわかるまで教えてくれます。就職にしても進学にしても、各自の進路実現に向けて寄り添っていきます。皆さんも、何度も何度も聞いてください。一人一人に応じて、きめ細かい指導を行えることが定時制の良さです。
二つめは、「常に安心、安全を心がけてほしい」ということです。交通事故や怪我などに十分注意し、インフルエンザなどの感染症にも気をつけて、様々な危険を回避する術を身に付けてください。
いじめの被害を防ぐことも大切です。一人一人が自分自身の命を大切にすること、そして他者の命を大切にすることを心に留めてほしいと思います。優しい気持ち、思いやりの気持ちをお互いに持つと、それはやがて自分自身にかえってくるものです。
また、悩んだときや苦しいときは、一人で抱え込まず、友達や先生方にも相談してください。先生方も親身になって相談相手になってくれます。そのような友だちや先生方との交流が、皆さんの人生の宝になります。
登下校に関しましては、夕方から登校し、夜遅くに帰宅することになります。交通事故やケガなどに十分注意してください。
結びに、新入生の輝かしい成長を心からお祈り申し上げ、式辞といたします。
令和八年四月九日
埼玉県立浦和第一女子高等学校長 山﨑 正義