2026年7月の記事一覧
7/23 1学期終業式・講話「当たり前のもの」
【終業式直前の校舎】
今日は二十四節気の「大暑」です。
「大暑」は、暑さが最も厳しくなる頃をいいますが、全国的に「大暑」にふさわしい、厳しい暑さが続いてます。
明日からの夏休みは、避暑につとめてください。
体調管理が大事
終業式に先立ち、バスケットボール部の表彰がありました
皆さん、1学期(4月から4か月)よく頑張りました
以下、私からの話は「当たり前のもの」。
皆さん、こんにちは(こんばんは)。今日で1学期が終わります。いま、バスケットボール部の表彰がありました。 勉強や行事・部活を両立させながらの、4月から4か月間、皆さんの努力に、心から敬意を表します。よく頑張りました。
今日は、暦の上では「大暑」。大きく暑いと書きます。本当に厳しい暑さです。皆さんの体調は大丈夫ですか。明日からの夏休み、体調管理を大事にしてください。
そんな夏休みを前に、一人の若者と一冊の本の話をさせてください。 本の名前は『戦艦大和の最期』。作者の吉田満(よしだ みつる)さんは、当時大学生でしたが、戦争によって巨大な船「大和」に乗ることになりました。
明日をも知れない激しい戦いの中で、彼は「自分たちは何のために、どう生きるべきか」を必死に考え続けました。吉田さんは奇跡的に助かりましたが、戦後は亡くなった仲間たちの思いを伝えるために、一生をかけて平和の大切さを書き続けました。
彼が命がけで守ろうとしたのは、今の皆さんが持っている「自由に学び、自分の未来を自分で決める権利」です。
今、私たちは平和な時代にいます。でも、この平和や自由は、当たり前にあるものではありません。一人ひとりが「どう生きるか」を考え続けることで守られるものです。
ここで、私は皆さんに、「グライダー」ではなく「飛行機」であれと伝えたい。グライダーは、エンジンがついてないので、誰かにひっぱってもらわないと飛び立てない。
一方、飛行機は自分のエンジンで行きたいところに自由に飛び立ちます。誰かに引っ張られるのではなく、自分で考える力、つまりエンジンを回して、行きたいところへ自由に飛んでいく。飛行機のように自分の行きたいところへ行ける、そんな考えるエンジンを身に付けてほしい。
夏休み、少し立ち止まって自分に問いかけてみてください。 「自分はこれから、どう生きたいか?」「自分で考えることのできるエンジンを回せているか?」。
皆さんは一女で、知識だけでなく、困難を乗り越える「人間力」を磨いています。たとえスランプやつらいことがあっても、「したたかに、しなやかに」、何度でも立ち上がってください。
それでは、事故や健康には十分に気をつけて、充実した夏休みを過ごしてください。2学期の始業式に、また皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。